小石川植物園「春の花」を撮ってみました。4
「ザンセツシダレ(残雪枝垂)」と言う桃の大木が見事に満開でした。時期的にも、白い花と言うこともあり多くの人が「綺麗なサクラねぇ」と勘違いしていました。枝垂の内側から花を撮ってみました。
「ザンセツシダレ(残雪枝垂)」はバラ科サクラ属の中国北部原産の落葉低木。梅にも「ザンセツシダレ」と言う種類があるみたいです。色は白くても花はやっぱり桃の形をしていますね。
「ゲッケイジュ(月桂樹)」はクスノキ科ゲッケイジュ属の地中海沿岸原産の常緑高木。英語でローレル、フランス語でローリエなどと呼ばれ、葉は香辛料として用いられていれる。古代ギリシャ・ローマ時代から神聖視された樹木の一つで、葉のついた若枝を編んで「月桂冠」を作り勝利と栄光のシンボルとして勝者や優秀な者達の頭に被せていたらしい。
「コツクバネウツギ(小衝羽根空木)」はスイカズラ科ツクバネウツギ属の落葉低木で本州(長野県以西)、四国、九州に自生している。
「シバザクラ(芝桜)」はハナシノブ科フロックス属の北米原産の多年草。昔からよく民家の庭で見かける植物で密集して咲いているとかなりインパクトがありました。
これは「シバザクラ(芝桜)」の白花です。最近では白とピンクの混じった花もあるみたいです。
「ハハコグサ(母子草)」はキク科ハハコグサ属の日本全国に自生する越年草で、春の七草の一つ「御形(ゴギョウ)」でもあり、茎葉の若いものを食用にするそうです。