代々木公園で「春の花」を撮ってみました。8
代々木公園の花壇では一重咲の「キンセンカ(金盞花)」が春の陽をいっぱい浴び輝いてました。
「キンセンカ(金盞花)」はキク科の園芸植物で原産地は南ヨーロッパ。北アメリカ、中央アメリカ、南ヨーロッパに自生する春咲き一年草。日本では観賞用として花壇などに植えられるが、ヨーロッパでは原種はハーブの一つに数えられ「エディブルフラワー(食用花)」であるらしい。
「ネコヤナギ(猫柳)」はヤナギ科の樹木で北海道から九州までの河川において自生する柳の一種。銀白色の毛で目立つ花穂が特徴的でこれをネコの尾に見立てたことによる命名のようです。一枚の写真で開花の変化を撮る事が出来ました。
「ナノハナ(菜の花)」はアブラナ科の2年草。日本在来種と「セイヨウアブラナ(西洋油菜)」 があるようで、近年日本で栽培されているのは後者が多いことからこの花も多分セイヨウアブラナだと思われます。黄色で埋め尽くされた菜の花畑はとても好きな風景です。
「セリバヒエンソウ(芹葉飛燕草)」はキンポウゲ科の中国原産の帰化植物で、明治時代に渡来したらしい。命名は葉っぱが「セリ」に花が「ツバメ」に似ていることから来ているようです。
「ジャノメエリカ(蛇の目エリカ)」は ツツジ科の南アフリカ原産の常緑低木。命名は花の中心の黒い部分(葯)が蛇の目模様に見えることから来ているようです。
「ヤグルマギク(矢車菊)」はキク科のヨーロッパ原産の耐寒性一年生植物で日本に入ってきたの江戸時代末と言われている。4~5月に青やピンク、白の花を咲かせる。花の形が矢車に似ているところから「矢車菊」の名前が付いたそうです。それにしてもこの青の美しさは何とも言えません。
ピンクの「ヤグルマギク(矢車菊)」が咲いているところです。