離れて住む孫の誕生日がもうすぐだ。
プレゼント、なにがいい? と訊いたら
スニーカーが欲しいという。
小学4年生で、サイズは23.5とのこと。
大きいことはいいことだ、と褒めてやる。
なにより、値の張るものでなくほっとしたので、
四歳違いの下の子のサイズもついでに訊いた。
「え? 私だけじゃないの?」
余り機嫌がよくない。
その気持ちはわからぬでもない。
靴くらい親でも買ってくれるが、誕生祝というので喜んでいるのだ。
妹は誕生日でもないのに……と思うのは、
子供心というものかもしれない。
「あのね、それをね、お相伴って言うのよ」
ばあさんは電話のこっちで言って聞かせたが、
ふうんという返事は納得のいかない声だった。
「お相伴」はちょっと古かったかなあ。
プレゼント、なにがいい? と訊いたら
スニーカーが欲しいという。
小学4年生で、サイズは23.5とのこと。
大きいことはいいことだ、と褒めてやる。
なにより、値の張るものでなくほっとしたので、
四歳違いの下の子のサイズもついでに訊いた。
「え? 私だけじゃないの?」
余り機嫌がよくない。
その気持ちはわからぬでもない。
靴くらい親でも買ってくれるが、誕生祝というので喜んでいるのだ。
妹は誕生日でもないのに……と思うのは、
子供心というものかもしれない。
「あのね、それをね、お相伴って言うのよ」
ばあさんは電話のこっちで言って聞かせたが、
ふうんという返事は納得のいかない声だった。
「お相伴」はちょっと古かったかなあ。
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