記憶の中の永島慎二２

　子供の頃、縁あっていろんなマンガ本を見ましたが、作者の名前まで憶えている事はありません。

描かれた方には申し訳ないのですがタイトルとイメージだけは断片的ですが憶えています。

前述の「愛の学校」に続いて「さんしょのぴりちゃん」も時代劇の捕物帳物で巡り会った記憶は今も鮮明に憶えています。

小学生五年生の夏の暑い日に知り合いのおばさんから借りました。勿論おばさんの所有物ではなく、その息子さんの物ですが、楽しく見ました。
落とし穴に落ち、水攻めにあうシーンは今もおぼろげですが、絵が記憶に残っています。

後年それらの作品が永島慎二氏の初期作品である事が分かった時はもう十五歳になっていました。