机の上

我、机の上に散らかった日々雑多な趣味(イラスト・劇画・CG・模型・HP・生活)の更新記録です。

夏目漱石

2009-04-29 21:20:00 | 本の読味
本日、久し振りに友人のお店にお茶を飲みに行きました。会話の中で是非とも漱石の「三四郎」を劇画化して欲しいとの運びになり、帰りに本屋に寄るも夏目漱石の本が無いのだ。なんと言う事か、明日違う店に寄ろう。変わりに違う本を衝動買いした。「零戦の秘密」

グラントリノは灯台もと暗しであった。フォードのグラントリノ。あの名作の刑事ドラマ「スタハチ」の赤い稲妻の事で友人のお店にミニカーがずっと飾られていた。

グラントリノは今封切の映画の題名であり劇中に登場する車の事なのだ。その題名が映画の中でどういう伏線になるのか。是非とも見たい映画である。


マンガ50年

2009-04-29 10:11:00 | 楽描き
 新聞にマンガ50年と題されたコラムの二度目の連載が始まった。サブタイトルに「がきデカ」苦悩の執筆とある。

 前回はサンデー、マガジンの創刊時の事が中心だったが、今回は少年チャンピオンの創刊時の裏話が記載されている。1969年の創刊とあり当時の事を思い出してみるが、余り記憶が無い。少年マンガから離れていた頃で年令的に青年コミックに傾倒していたからだと思う。
 
 それでも「がきデカ」はよく憶えている。知る人ぞ知る、山上たつひこ氏の作品である。作品は一世を風靡しチャンピオンの発行部数を急激に伸ばしたと記載されている。74年から80年の連載時は社会的にも大きく変化する中「がきデカ」のハチャメチャ振りは必要だったのでしょう。それでも作者は苦悩していると記載されている。(以下、記事を抜粋)

「大衆向けの作品にするほど、ギャグの毒が読み手に伝わりにくくなる。毒が僕の中に逆流して、自家中毒を起こしてしまった」いっそ「サザエさん」のような国民マンガにしようと思ったこともあった。「でも、絵を描くのが苦手なんであきらめた。絵がうまければ、『こちら葛飾区亀有前派出所』みたいに、何十年も長期連載できたんだろうけど」

 7年間の連載が終わるとチャンピオンの発行部数は急落し、山上は「がきデカ」を超えるヒットを飛ばせなかった。とあるが「がきデカ」より素晴らしい作品が氏にはある。

「喜劇新思想大系」である。単行本を所有している。随分昔の事なので記憶が断片的で単行本も今手元にないので充分なコメントができないのが残念であるが、「がきデカ」の前身であるこの作品が一番だと思う。もちろん「人類戦記」も忘れてはいない。

 いつもながら記憶だけで書き込みをして不備な点が多い事にお詫びします。この頃はケータイからの書き込みが殆どなのですが本日はパソコンからの書き込みです。やはりキーボードからの入力は楽ですな。

 追伸、劇画描きます(笑)