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よみがえる正倉院宝物 ―再現模造にみる天平の技―

2022-05-21 22:30:47 | アート・文化

リニューアルのために暫く閉館していた松本市美術館のオープン記念で、正倉院宝物の模造品を展示する催しが行われている。
模造品と言っても、1300年前の宝物は経年劣化しているため、技術伝承のために本物と同じ素材、手法で作られたもので、実質美術品や文化財などの修復作業と変わらないレベルの物だ。

山梨のお袋が見に来るというので、ついでに近くで1泊して近所を案内することにした。

写真撮影可能エリアに展示されているレプリカの琵琶。
これ自体は先ほど述べた模造品より簡単なレベルの複製だろうが、良く出来ている。
本物、じゃなくて明治時代に匠が作ったという模造品は、中でガラスケースに入れられて厳重に管理されていた。
他にも琴や笛などの楽器、衣類や日用品、文具など様々。
書物などは以前から国策で複写、いわゆる写本や写経が行われていて、展示物の中にはそれらを行う書記たちの休暇願なんてものも含まれていた。

正倉院宝物を見た後は、常設展示の草間彌生展へ。
このカボチャは撮影可能だった。
これ、リニューアル前は中庭にあった奴かな。

見終わって外へ。
正面広場にも、草間彌生の作品が展示されている。
まあこれ自体はリニューアル前と変わっていないように見えるな。

今日は天気も悪いので、早めに宿に移動。
宿泊先は美ケ原温泉のホテルニューことぶき。
温泉に浸かった後は食事。
美味い。

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