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梅の木遺跡

2018-05-05 15:51:51 | アート・文化

実家のベランダのペンキ塗りも、午前中には無事終了。
今日は、実家の近所に新しく整備されたという、縄文時代の史跡、梅の木遺跡を見に行ってみる。
場所は、茅ヶ岳の麓、北杜市明野町の浅尾地区。
ハイジの村やキャンプ場、夏にはひまわり畑などの観光施設がある一帯だ。

広域農道からキャンプ場へと上る坂の途中に、遺跡入り口がある。
真新しく整備された駐車場と、案内所。
奥にはコーヒーの移動販売ワゴンが停まっていた。

駐車場の下が遺跡らしいのだが、丸い盛り土位しか無いなあ。

案内によると、あの盛り土が復元した住居だろうか。

反対から見たところ。
一応住居内にも入れるようになっていて、内部は板葺きで外側に土を被せてある。
天井は明かり取りの穴が開いているが、実際はなかったんだろうな。
説明によると、土を被せているのは冬の寒さや積雪対策で、これから土をどけて板葺きに戻すとの事。
青森の三内丸山遺跡には、板葺き、藁葺き、土壁などの住居が再現してあったが、実際どの形式が主流かは不明だと聞いたけど。

周りは雑草が伸び放題。
住居跡などの窪みも幾つかあるが、ちゃんと手入れしないとすぐに雑草海の底に沈みそうだな。
だがまあ、南アルプスが良く見えるので、景色は良い。

こちらは比較的綺麗に整備済み。
地図にあった建てかけの住宅というのがまだ見当たらないが、おそらくここに再現されるのだろう。
ここから下の方には、川沿いに降りる縄文の道があり、タイルの様に石を敷いた住居跡などもあった。
湿った土地で見られる珍しい様式だそうだが、あまり快適ではなさそうだな。

川沿いからは周遊道がないので、元来た道を戻るしかないのだが、まあ散歩にはなったかな。
案内所の中には、ちょっとしたスペースがあり、出土品の一部が展示してある。
出来たばかりで、整備はまだこれからといった状態だが、無料なんでキャンプやひまわり見物のついでに寄るのに良いかもね。

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