ひまわり博士のウンチク

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沖縄6 5.15平和行進/平和とくらしを守る県民大会

2009年05月24日 | 旅行記
 1972年5月15日、沖縄は米軍基地を残し、施政権だけが日本に返還された。
 「核抜き本土並み」とはいうものの、返還後は日本がアメリカの軍事行動を支持することもあり得るという、事前協議が行われていた。
 基地なし返還でなければ意味がないとの沖縄住民の願いは、形だけの返還を急ぐ佐藤政権によって無視された形だ。
 それが、日本中の米軍基地の75%が沖縄に集中するいまの現実を作り出している。
 
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 返還から37年目の今年5月15日、米軍基地撤廃をもとめて、県内三カ所から平和行進が行われた。
 名護、本部(もとぶ)、那覇の3コースに分かれて出発した平和行進は、宮古、八重山を会わせると3日間で述べ7,181人が参加した。
 3日目の17日に開催された県民大会は、真夏を思わす炎天下、平和行進参加者に県内外の平和団体が加わり、平和行進のゴールでもある沖縄コンベンションセンターに3,500人以上が集まっておこなわれた。
 
 予定より1時間遅れの午後4時過ぎ。平和行進は3コースに分かれて灼熱の太陽と右翼の妨害にもめげずに、続々ゴールイン。
 
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 米軍基地撤退に向けて「ガンバロウ」のシュプレッヒコールで気勢を上げる3,500人の参加者。
 
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 安次富浩さん、伊佐信次さんらが壇上から反対闘争の現状を報告し、糸数慶子参議院議員をはじめ、県選出の国会議員が次々に壇上に上がって激励の挨拶を行った。
 
 沖縄の米軍基地は、日本が莫大な税金をかけて海兵隊をグアムに移転させるものの、実質は基地の縮小につながらず、それどころか、新たな基地の建設で一層県民の負担が大きくなることがわかっている。
 
 (沖縄報告はこれで一旦終了します)
 
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