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ひまわり博士のウンチク

読書・映画・沖縄・脱原発・その他世の中のこと

FolkRocks+Jesse+Shione

2008年01月19日 | 音楽
*著作権および肖像権保護のため、掲載画像の転送・転載はご遠慮ください。

 1月18日、下北沢の「CaveBe」で行われた、フォークロックス(中野督夫vo,g/永井ルイvo,g,key/向山テツdr/湯川トーベンvo,b)のライブ写真アルバムです。

 地下の「CaveBe」に下りる階段に足をかけたところ、1階にあるガラス張りの喫茶店の中から誰かが手を振っている。
 「あ、トーベンさんだ」
 となりに湯川潮音ちゃんが。
 「そうか、今日の秘密のゲストって、しおねちゃんだよ」
 お父さんをうらやましがらせて、昨年の富士ロックにも出演した今売り出しの若手だから、もし事前に告知していたら店がパンクします。
 
 ぼくは、もう一人のゲストのJesse(Vo/G)は初めて。どうもお客さんがいつもと違うと思ったら、この人のファンがたくさん来ていたらしい。

Folkrock01

 みんな風邪を引いてて鼻声。フォークロックスが今日はコールドロックス。しかし、曲が始まれば年の初めにふさわしく絶好調で弾きまくり歌いまくりはさすが。

Toben01
Toben02

 我らがリーダー湯川トーベン。中野督夫の引っ掻き回しにも乱されず、メンバーをリードしていきます。

Tokuo01
Tokuo02

 「あ、名古屋にもいたね!」「CD買ってないの?」マイペースの楽天家トクさんは、得意の客いじり。初めての人は困っちゃうだろうなあ。

Rui01
Rui02jpg

 キーボードのルイさん今日はいろんな楽器を演りました。あのちっちゃなバイオリン、欲しいなあ。弦がついてないのに音が出る。曲を記憶する。どうなってんの?

Tetsu01
Tetsu02

 ドラムのテツさんはいつも後ろの方で気の毒。でも楽器がでかいからしかたがありません。
 今日はボーカルもしっかり聞けて、それがまたよかったです。

Jesse01
Jesse02

 一人目のゲストJesseはなかなかのイケメン。登場したとたん、女性ファンの目の色が変わった(ような気がした)。
 若く見えるけど、三十路に突入して久しいとか。それでも、フォークロックスのおじさんたちよりはずっと若い。

Shione01
Shione02

 秘密の“あっこちゃん”じゃなかった、秘密のゲスト湯川潮音。
 以前はトーベンさんのコンサートで時々会うことがありましたが、有名になってからはほとんどお見限りでした。
 久しぶりに聞くしおねちゃんの声は、とっても進化していて、透き通るようです。
 なんとなく、貫禄もついてきたようす。
 「もう1曲歌ってもいいですか、お父さん」
 許可を得ていましたが、時間のことだけでなく、きっと事務所に管理されているんでしょうね。

Encore01

 アンコールはJesseも加わって。
 しおねちゃんも加わるかと思ったら、ダメみたい。
 有名になるといろいろ大変だ。

 そうそう、会場には江口洋介が来てたみたいです。ぼくは気がつかなかったんだけど、Y子さんが気づいて騒いでました。
 トーベンさんのブログによると、「バンドマンブルース」が好きなんだそうです。

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BON JOVI「LOST HIGHWAYツアー」

2008年01月14日 | 音楽
Bon_jovi2

  1月13日、東京ドームで行われたBON JOVI「LOST HIGHWAYツアー」に行ってきました。

 東京ドームで行われるコンサートは、広すぎて出演者は豆粒くらいにしか見えないし、音響も決していいとは言えない場合が多いので、「その場に居合わせる」という体験を重視しての観覧、のつもりでした。

 ところが、いきなりオープニングから火をつけられました。
 さすがというか、2時間あまりの間ノンストップで行われたコンサートは、最後まで緊張感を保ったまま。

 また、音響もずいぶん進化したのか、以前のように周囲に反射した音が割れることがなく、大音響が心地よく感じられました。

Bon_jovi1

 アリーナ席が取れず、中央よりやや左寄りの後方の席からの観覧でしたが、かえってその場所がよかったのかも。
 広い会場で平均的に音を調整するのは技術的に不可能なので、場所によってずいぶん音が違います。そして、必ずしも前の方の席がベストとも限りません。
 まあ、最高の席は、PA(音響技師)のいる席の近くです。そこで調整しているのですから。(これ、ポイント)

 演奏した曲は20曲以上、最近の新しい曲が中心だったので、最新のCDを買っていないぼくにはほとんどが知らない曲でしたが、それでもスゴイ!

 5万人以上は入ると思われる会場はほぼ満席で、ステージと客席が一体になって曲の盛り上がりに合わせて沸き上がる歓声は、大海の波音のようです。
 ぼくの印象では、もっと盛り上がるかな? とも思ったのですが、「熱狂」とまでは行かなかったようですね。

Bon_jovi3

 BON JOVIは1984年の結成から20年以上も活動を続けているので、ファン層が幅広く、客席には年配のファン(ぼくも含めて)もちらほら。したがって、そうはむちゃくちゃに騒がないのかも。

 しかし、オープニングから客席はすべて立ち上がってしまい、ひざの悪いぼくとしてはいささかきつかった。

 演奏中、メンバー4人の他に、おそろしく美形の女性バイオリニストが参加していました。
 電気的に音質を変えているのか、シュールというか不思議な音が聞こえてきて、それがまたとっても効果的。
 パンフレットにも紹介されていなかったのでネットで調べたら、以下のような記事が載っていました。

          ◆

Bon_jovi5■LORENZA PONCE
 ニューヨーク出身。? Lorenza Ponceの原点は古典的なバイオリンで、大学時代は古典音楽を研究。卒業後、古典的な歴史のあるバイオリン演奏を止め、電子バイオリンを購入。ポップやロックなどの共演するセッションバイオリニストとなる。Lorenza Ponceを有名にしたのがシェリル・クロウのバンドメンバーになった頃で、2002年同時多発テロ事件の救済活動資金を呼びかけ、アメリカ4大ネットワークでも同時中継された「Tribute to Heroes」に出演したJon Bon JoviとRichie Samboraと共に出演して Livin' On A Prayerを演奏した。記憶が新しい所では2007年7月に行われたイベント「LIVE ERATH」にもBON JOVI8として出演している。1995年日本のシンセサイザー奏者「喜多郎」のアメリカツアーでのバックバンドとしても参加している。
 ソロとしては「IMAGO」「Mystic Fiddler」「The Instrumentals」「Song of Songs」をリリース。
 BON JOVIとは特に最近同じステージに立つことも多くなり注目の存在。LOST HIGHWAYツアーで来日。

          ◆

 また、名古屋公演他、BON JOVIの各種映像がYou Tubeで見ることができます。

 久々の外タレコンサートでしたが、さすがに大物、十分満足させてもらいました。

 次はまた、2年後くらいかな。
 同伴のY子さん、「今度の時までに歌を覚えて一緒に歌うんだ!」
 はいはい、頑張ってね。

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TRIPLE DIAMOND ライブアルバム

2007年12月26日 | 音楽
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 クリスマスの12月25日、西荻窪「TERRA」に「トリプル・ダイアモンド」を聞きにいってきました。
 開演の午後8時。なんとなく、お客さんが少ないような。
 「今日はおやじデーだなあ」
 いつもなら女性客の方が多いのに、今日は男性客が前の方の席を占めていました。

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 店長定番の前説。

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 今回は後ろの方の席に。前回は真ん中のあたりの席で、爆音に耳が痛めつけられました。
 ところがこの後方の席、思いのほか音協バランスがよくて聞きやすいところです。
 学びました。「TERRA」は後方の席。

 「TRIPLE DIAMOND」
 高橋誠(guitar & vo) 嶋田吉隆(drums & vo) 湯川トーベン(bass & vo)

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 腹に響く低音と巧みなベースワークはいつも通り。

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 場所を後方に移して聴いたせいか、ドラムの迫力がすばらしい。

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 大人好みのつややかで隙のない演奏はさすが。
 前半の締めは、おなじみのベンチャーズメドレー。デケデケデケデケ……
 気づけば、いつの間にやら満席。

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 後半はいよいよ爆音スタート。ああ、後ろの席で良かった。
 前回は店を出てからも耳ががんがんしていました。

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 嶋田吉隆サンのものすごいドラムソロ。

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 そこに、トーベンサンのパーカッションが加わります。乗りさえ良ければ多少狂ったって!

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 キュイ~~~~~ン! ギャギャギャギャーン! 高橋誠サンの手が切れそうなカミソリギター。もう、どうにでもなれ!

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 アレ? アンコールは一人?

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 そんなわけはありません。全員揃ったところで、「で、なにやる?」
 曲が決まっていませんでした。
 それでも、お客さんを満足させてお開きは11時。完全にストレスを発散しました。

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 この日はクリスマスとあって、“女性だけ”にケーキが出ました。Y子さんに分けてもらいました。

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訃報 オスカー・ピーターソン

2007年12月26日 | 音楽
Oscarpeterson

 ジャズの巨匠オスカー・ピーターソンが亡くなりました。82歳だそうです。

 5歳より父からピアノとトランペットを習い始める。しかし7歳の時結核にかかり、ピアノに専念するようになる。アート・テイタムやナット・キング・コール等の影響を受ける。
 1949年に、ノーマン・グランツの手により、ニューヨーク市のカーネギー・ホールにてアメリカに進出する。レイ・ブラウン、ルイ・アームストロング、エラ・フィッツジェラルド、ジョー・パス、カウント・ベイシーやスタン・ゲッツ等の著名なアーティストと共演をする。1959年にグランツが創設したヴァーヴ・レコードに籍を置き、彼は重要なキャリアを築く。1973年にはグランツはパブロ・レコードを創設し、このレーベルにおいても幾つかの名盤を残している。
 1993年に脳梗塞で倒れるが、リハビリを重ね、再びピアノを弾けるようになる。
2005年8月15日に80歳の誕生日を迎え、トロントのHMVにおいて祝賀会を開かれた。
 2007年12月23日夜、腎不全にてトロント郊外のミササガ市の自宅で死去。
             (以上「wikipedia」より)

 オスカー・ピーターソンはかつて、日本に外国のミュージシャンがめったに来なかった時代、アート・ブレイキーとならんでもっとも多く来日したジャズの巨匠です。

The_trio_2 『酒とバラの日々』『A列車で行こう』はジャズファンならずともきっと聞き覚えのある名曲です。アート・ブレイキーほどアクが強くなく、BGMにもなりそうな雰囲気があって、当時の普通の音楽ファンに、ジャズというよりはインストゥルメンタルとして聞かれていた気がします。
 ぼくはどちらかというとアート・ブレイキー派で、あまりジャズっぽくない(というと語弊がありますが)オスカー・ピーターソンは積極的に聞こうとはせず、コンサートに行ったことは一度もありませんでした。
 しかし、電波に乗るのは圧倒的にオスカー・ピーターソンの方が多かったので、知らず知らずのうちに『酒とバラの日々』を口ずさんでいました。けっして嫌いだというわけではなかったのです。面白くなかったのかな。
 オスカー・ピーターソンは、ジャズといえば進駐軍のダンス音楽、グレン・ミラー、ベニー・グッドマン、デューク・エリントンなどのスイングジャズが主流だった時代に、モダンジャズを日本人に広めた功労者の一人です。
 それからは、ジャズ専門誌『スイング・ジャーナル』がもっとも輝いていた時代に突入します。ジャズを生で聴くことがめったにできなかった時代、『スイング・ジャーナル』で仕入れた知識をもとにレコード店に走り、ジャズ喫茶に集いました。銀座の山野楽器で年に何回か行われるジャズレコードの廃盤セールには、開店前からたくさんのジャズファンが押し寄せ、珍品を手に入れた逃したといっては一喜一憂した時代でもありました。
 マイルス・デイビス、ジョン・コルトレーン、ソニー・ロリンズなどは入門編。ディープなファンは、ソニー・クラーク、ファッツ・ナヴァロ、ユタ・ヒップなどの名盤をコレクションしました。
 そのモダンジャズもクラシックと並んですっかり影が薄くなって久しくなりました。
 ぼくが当時コレクションしたレコードは約2000枚。それもおおかた処分して、今では500枚程度が手元に残っています。しかしこの500枚は、コレクションのエッセンスとも言えるもので、ぼくが生きているかぎり手放すつもりはありません。

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懐かしくて新しい

2007年11月13日 | 音楽
Venturescd 湯川トーベンさんのコンサートでは最近ベンチャーズがよく演奏されます。
 「パイプライン」「ダイアモンドヘッド」「キャラバン」etc.
 トリプルダイアモンドの高橋マコトさんの演奏は、ベンチャーズのリードギター(当時)、ノーキー・エドワーズに引けを取りませんね(言い過ぎか)。
 しかし、ベンチャーズがもっとも活躍したのは1960年代なので、リアルタイムで知っているのは50歳以上でしょう。
 しかも当時は、学校で習う音楽以外は親に隠れて聞かなければならなかった坊ちゃん嬢ちゃんがけっこういましたから、曲名まで知っている人は50代後半から60代。
 まじめな子供はクラシックと童謡だったのです。
 我が家では、子供はまじめだったけど、親、特に父親は、当時でいう「まじめ」ではなかったので、ジャズもロックも大通り。
 ジャズは元々は黒人の労働歌だし、ロックは反体制のシンボルとされていたからです。
 ただ、歌謡曲は軟弱で反動的だといい顔をしませんでした。

 ベンチャーズといえばテケテケテケテケ(「クロマティック・ラン」奏法)で、ギターといえばエレキ。もてたい若者は猫もしゃくしもベンチャーズの曲を練習していました。

 先日チャドで、トーベンさんから「ライブ・イン・ジャパンがすごくいいよ。ロックしてて」と聞きました。「廃盤になってるけど」とも。
 これはおそらく、ぼくが昔友達と「労音」か「音協」かで産経ホールに聴きにいったライブで、そのあとFM東京でオンエアしたのをオープンリールテープで持っていた奴ではないかと。(このCDはその前日の厚生年金ホール)
 しかしそのオープンリールテープは、何回か転居しているうちに紛失してしまいました。当時、エアチェックに凝っていて、というのは、レコードは高くてそうそう買えませんでしたから、ジャズやロックを片端から録音して楽しんでいました。
 いま思えばかなり貴重なものもあったはずです。

 そのCDを、たまたまブックオフで発見。「ラッキー!」とばかりに買いましたが、何のことはない、廃盤と再発を繰り返していて、今でも容易に入手できるようです。

 たしかに、改めて聞くと「スンバラシイ」(日本語の下手な外国人司会者がそう言ってます)。特に、アンコールで演奏された「キャラバン」は圧巻です。これ1曲を目当てに買っても高くありません。

 若い人には新しい、50歳以上の人には懐かしい。真ん中の人には両方。

 全曲は以下のとおり。「キャラバン」の他に特におすすめは、ベタかもしれませんが、「ウォーク・ドント・ラン」「ワイプ・アウト」「パイプライン」「ダイアモンドヘッド」。
 ベンチャーズに限らずジャズやロックはみんなそうですが、同じ曲でも演奏した時期や周囲の環境で全然違います。特に、アドリブ演奏が入る場合はまったく違う曲と言ってもいいほどです。したがって、このCDにも中には「な~んだ」という感じの演奏もなくはありません。
 1枚のアルバムすべてが名演奏ということはまずないので、いろいろ聞き比べてみるのがいいでしょう。

『ベンチャーズ・コンプリート・ライブ・イン・ジャパン ’65』
 1.イントロダクション
 2.クルーエル・シー
 3、ベネトレーション
 4.ブルドッグ
 5.アイ・フィール・ファイン
 6.メンバー紹介
 7.朝日のあたる家
 8.アウト・オブ・リミッツ
 9.10番街の殺人
10.ベサメ・ムーチョ・ツイスト
11.ラヴ・ポーション・No.9
12.ウォーク・ドント・ラン'64
13.ウォーク・イン・ザ・ルーム
14.ラップ・シティ
15.ワイプ・アウト
16.ウォーク・ドント・ラン~パーフィディア~木の葉の子守唄
17.悲しき闘牛
18.テルスター
19.ドライヴィング・ギター
20.夢のマリナー号
21.ピンク・パンサーのテーマ
22.イェロー・ジャケット
23.アパッチ
24.パイプライン
25.サーフライダー
26.星への旅路
27.バンブル・ビー・ツイスト
28.ダイアモンドヘッド
29.キャラヴァン

          ◆◆◆◆◆

Aozora1_2

 久しぶりの晴天。驚くほどの青空。

 昨日までの肌寒さに、さらに値上げされそうな灯油をあわてて買いにいきましたが、あまりにも高くてびっくり。
 リッター90円! で、18リッターだと1,620円!
 一時の倍近い値段です。
 石油缶を三つ持っていき、そのうち一つは20リットル入りなので、全部で56リットル。
 5,040円にもなりました。去年並に使えば、1か月1万円アップ。

 エアコンよりもリーズナブルと思って石油ストーブを使っていますが、これではそんなに差がないかもしれません。

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久々のChad

2007年11月10日 | 音楽
Tokuben

 トクベン(中野督夫+湯川トーベン)ということで、久しぶりに池尻大橋のChad(チャド)に行きました。
 なぜか看板には「ダリベン」。チャドのマスターが中野ダリ督夫と名付けたらしく、そういえばどことなくシュール画家のサルバドール・ダリに似ているかも。

 こじんまりしたこの店はとにかくアットホームで、ステージと客席の境界線が曖昧、というか、ない…。

 「鳥肌? さむイボっていわないの?」
 「東京は鳥肌」
 「名古屋じゃさむボロっていうんだよね」
 トクさんは名古屋人です。
 「イボのことをボロっていうの?」
 「イボはイボだけど」
 「イボの話はもういいよ」とトーベンさんがカット。

 曲はごしゃまぜMCは楽屋落ち。常連さんにとってはものすごく楽しいけれど、初めての人は「なんじゃこりゃ」と思うかもしれませんね。
 最近、ベンチャーズが多いです。この日も「キャラバン」「パイプライン」「ダイアモンドヘッド」で、デケデケスタート。

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 「ふたりで名前消して~~~」
 尾崎紀世彦で湯川トーベンさんのシャウト!
 「若者たち」「バラが咲いた」etc.……中高年には懐かしく、若者には新鮮な曲のオンパレード。
 突然、「アニマルズ行こうか」。
 「だ~れのせいでもありゃしない~~~、みんなおいらが悪いのか~」
 同伴のY子さんは懸案の「悲しき願い」を聞けて大喜び。
 以前食事中にBGMでかかったとき、曲名を思い出せず、わかるまでモヤモヤしていました。

Tokuonakano

 「ベッサメ~~、ベサメム~チョ~~~」
 トクさんは前半からこれを歌いたかったらしいけど、歌い出しで拒否。
 後半に入ってからのソロタイムで冗談かと思ったらフルコーラスを歌いきりました。

 トクさんは明日から名古屋だそうで、あわてて終わってあわてて撤収。最後までごちゃごちゃのライブでしたが面白かった。

Master_2

 マスターの本多さん。キャラクターの似顔絵そっくりのにこやかな人です。
 ここの料理は何でもおいしくて、特に焼うどん、ハヤシライスがおすすめ。
 ハヤシライスとカレーはミニサイズもあります。
 「じゃ、またね~」

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ひさびさの爆音ライブ

2007年10月26日 | 音楽
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 西荻窪の「Terra」に行ってきました。
 Y子さんが行くと言うので、じゃあぼくも、と。…近所だし。
 究極のパワーロック「TRIPLE DIAMOND」。
 メンバーは高橋マコト(G&V)、嶋田吉隆(D&V)、湯川トーベン(B&V)。
 みんな、人生半分以上過ぎたおじさんばかりのバンドですが、パワーもテクニックも半端じゃありません。

 西荻の駅から「Terra」に行く途中、自販機の前で飲み物を買っているトーベンさんとばったり。
 「今日は、お客さん少なそうなんだよね」
 「そう思って来たの」
 「ありがとう」
 「冗談冗談」

 トーベンさんは「Terra」の入り口で立ち止まると、「4人!」。
 「なに?」
 「お客さんの数」
 まさかと思ったら、本当でした。
 でも演奏がはじまるといつの間にかお客さんが増えて、ふと気がつくと満員。

 最前列に、いつもと違って若者のお客さんが。
 「Terra」でやってる、音楽教室の生徒さんらしく、勉強のために来たようです。
 まるで、正座をしているかのようにお行儀よく爆音ライブを聴いていました。…ソフトドリンクを飲みながら。

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 ギターとボーカルの高橋マコトさん。
 かつて「もんた&ブラザース」にいたことがあります。
 ときどきトーベンさんとアコースティックのデュオもやっていますが、この日は本業のエレキ。
 なんか、アレルギーが顔に出てしまったらしく、でっかい帽子を目深にかぶっています。
 「人間の顔じゃない……間違えた、人間は顔じゃない」
 口が開きにくいと言いながら、しっかりうたっていました。

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 ドラムとボーカルの嶋田吉隆さん。
 「Char」のバンドでやっています。
 繊細なシンバルのリズムと豪快なバスドラムが絶妙。
 一見寡黙な雰囲気のある人ですが、この人のボーカルは予想外の迫力。

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 おなじみ、湯川トーベン大先生。
 ソロもデュオもいいけれど、やっぱりベースがかっこいい。
 最前列の若者たちをイジるのも忘れません。
 「あれ、なんでこんな若い人がいるの? 間違って来ちゃったの?」
 「……若者を引きつけておかなくちゃね」

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 今日は、というかいつもだけれど、’60年代’70年代のロックを盛りだくさん。
 スタートがいきなりベンチャーズの「パイプ・ライン」「キャラバン」。
 あの、おなじみのデケデケデケデケをギターでもベースでもやります。
 そしてビートルズなどオールドファンには懐かしい曲を、爆音ロックで演奏してくれました。
 しかし、最前列の若者たち、ベンチャーズなんて聞いたことあるのかなあ。

 12月25日のクリスマスには、「パンチのきいたブルース」の長見順が加わって、デケデケデケデケの予定だそうです。
 「みんな60年代ファッションで来ようよ」とY子さん。
 「ツィッギ-! 超ミニ!」とトーベンさん。
 そうだ、第一次ミニスカート時代だ。ウエストに太いベルトのついたやつ。
 ヘアースタイルはロングの中分け。
 当時の日本女性で、タレントやモデル以外似合う子はあまりいなかったなあ。

 店を出ても、しばらくの間は耳がジーン。
 このところ疲れ気味なので、最初のうち「この爆音はきついなあ」と思っていましたが、開き直ったら全身マッサージされているようで気分が良くなってきました。
 終わったらスッキリ。ストレス解消にはもってこいです。

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AKI絵画展

2007年09月30日 | 音楽
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 29日(土曜日)、青山のHACギャラリーで行われている「AKI絵画展」のなかで、トーベンさんのコンサートがありました。

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 会場には色鮮やかなAKI君の作品がならび、絵本や手描きのTシャツも。
 AKI君の絵は、ますます洗練されてきているようです。

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 コンサートライブは、まずトーベンさんのソロ、フォーク系のカバーでスタート。
 しかし、ギャラリーなので、照明がうまく演奏者に当たりません。どうにも、顔が真っ黒け。

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 途中からパーカッションの元ちゃん(永原元)が加わり、AKI君がライブペイントをはじめました。

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 演奏をバックに黙々と書き続けるAKI君。何が描き上がるのかな。

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 AKI君も演奏に参加。三人のグループは「マンモスズ」と言います。
 左から「元象(永原元)」「べん象(湯川トーベン)」「アキ象(AKI)」
 元ちゃんが、特徴のある AKI君の喋りをまねすると、これがまたそっくり。暗闇なら区別がつかないでしょうね。

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 完成した絵がこちら。タイトルは「ヨハネの願い」、マリア様だそうです。
 トーベンさん曰く、「AKIは最近芸風(作風)が変わってきた」とか。

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 AKIパパにはいつも気を使っていただいて、いい席のいい椅子を用意していただき、感謝&恐縮です。
 元ちゃんのサイトにも愛情いっぱいのレポートがあります。
*掲載画像は著作権者のご好意で公開しています。転送・転載する場合は必ずご連絡ください。

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’07「秋のとーべん祭り」

2007年09月22日 | 音楽
 昨日、下北沢の「440」で行われた「秋のとーべん祭り」に行ってきました。
 一か月前の「440」での予約受付は、発売開始から20分で完売だったとか。
 ぼくは先行予約でいい席を確保できていました。
 アシのYが当日になってキャンセルがないか店に問い合わせると、キッパリ「ありません!」なぜこれほどの人気になったかというと、特別ゲストの、この人。
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 うじきつよし(元子供ばんど)。
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 大盛況の中で、始まる前から大盛り上がりで、最初はおなじみの「パンチのきいたブルース」(左から、かわいしのぶB、GRACE D、長見順G)。
 久しぶりに見た「パンチ…」はGRACEが「きれいになってる!」。かわいしのぶも「ほそ~い」。どうしちゃったんだろ。
 しっかし、相変わらず迫力いっぱいのサウンドで、身体はダイエットしてても音はパワーアップ! ホント好きだなあこの人たち。ちなみにこの日はGRACE の誕生日だそうで、それでおしゃれしてきたのかも。
 ♪ハッピバースデー トゥーGRACE ♪(かわいしのぶは9月10日なんだって。なんだか他にも乙女座がぞろぞろ。そういえばウチの下の子も乙女座だ)

 佐橋佳幸、柴田敏文のデュオに続いて登場の藤井康一はダンサーのmoccolyを引き連れて、ウクレレ漫談というかコミックソングというか、とにかく会場は沸きに沸きました。
 「大量破壊兵器をがいかんと言って戦争始めてさ、それを一番持ってるのはだれだ!」
 いい話を混ぜた漫談(?)でしたが、今日の客には意味不明だったようで、反応はささやかでした。もったいない。
Tohben02
 そして、今日のメイン、「子供ばんど」“ちょっとだけ”再結成。
 左から、湯川トーベン、うじきつよし、TANY。奥のドラムは、名人新井田耕造。
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 子供ばんど時代の曲を中心に、客席のオールドファンを喜ばせてくれました。
 うじきつよしは、ライブが久しぶりだと思うのですが、さすがにプロというかスターというか、常に笑顔を絶やさず、客を楽しませることが上手です。
 声もよく出ていて、まだ歌手としても十分やっていけるのでは。
 でも、役者で売れちゃったので、もうやらないかな…。
Tohben05
 フィナーレは毎度おなじみの全員集合。
 左端のサックスが藤井康一、そのとなりがうじきつよし、さらにその隣のmoccolyは、実に元気なダンスを見せてくれました。
Tohben06
 フィナーレでかわいしのぶクンが弾いているベースはトーベンさんのもの。いきなりトーベンさんから渡されたものの、ショルダーが長くて手が届かず大慌て。

 毎度のことですが、特に今年の「とーべん祭り」はすばらしかった。
 難しいのかもしれないけれど、これからは客に公表できるテーマを決めるといいのになあ。(一応、ウチウチでは決まってるようですが)それで新しいファンも獲得できるかもしれない。
 しかし、これで3,500円は安い。次が楽しみです。

★ホントは撮影禁止だったみたいで、ごめんなさい。転載転送はしないでくださいね。

 もっと見たい人はここの「風小僧通信」にアクセス。

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爆裂炸裂

2007年04月30日 | 音楽
Triple_diamand
 トリプル・ダイアモンド(左から高橋マコト、嶋田吉隆、湯川トーベン)。27日、西荻窪のTerraに久々の爆音ライブを聴きにいきました。
 客の出足が遅くて、演奏が始まった時点では数人。しかし、前半が終わって気づけば最前列をのぞいてほぼ満席。この最前列はちょっと勇気がいります。結局、終演時にはこの最前列も埋まってました。
 普段アコースティックで聞くトーベンさんの曲も、ハードロックにアレンジすると全く別もの、一瞬何の曲かわかりません。しばらく聞いてから、ああ「食パンとミルク」だ、なんて気づいたりして。
 ベンチャーズの「パイプライン」は完全に高橋マコト流で、完全に21世紀の「パイプライン」になってました。
 ただ、オールドファンとしては、おなじみの「ジャカジャカジャカジャカジャカジャカ」がないのが残念でしたが、ま、別物として。

 ところで、この前トリプル・ダイアモンドを聞きにいったのは高円寺のJIROKICHIで、たしか超満員でした。PAの音質はTerraのほうがはるかにいいですね。それにしても、あの音は近所迷惑だ。どのくらい漏れているのか中にいる我々にはわかりませんが、新宿ルイードのように閉店に追い込まれることのないように願いたいものです。

 ちなみに、ロック系のミュージシャンやPAさんには、大音響のせいで難聴の人が多いのです。ロックスターではないけれど、松崎しげるはかなり来てます。数年前くも膜下出血で亡くなった友人の名PA、T.S.は最初から「俺は難聴だから」とカミングアウトしていました。それでも彼のPAは実に見事なものでした。マイルス・デイヴィスやキース・ジャレットなど海外の一流ミュージシャンが、日本で公演するときは必ず彼を指名していましたから。

 トリプル・ダイアモンド、ストレスの解消にはぴったりの爆音ライブでした。

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WOODSTOCK

2007年04月16日 | 音楽
Woodstock_dvd いつどこで入手したのか忘れましたが、ディレクターズ・カット「WOODSTOCK」のDVDを持っていたのです。しかし、いままでこんな大長編映画(224分)をゆっくり見ている環境になかったので、ずっとホコリにまみれていました。
 この際、音質的に(映像はまだですが)良くなったことだし、環境ビデオのつもりでかけてみようと思い立ちました。

 ところがこれが、環境ビデオどころかつい見入り、聞き入ってしまうスゴモノです。ステージの設営からはじまって観客の動員、主催者(若者)のインタビューなど、本番がはじまる前からすごいことの連続。

 しかし、20万人の観客はすごい! 地平線の彼方まで人人人。

 かかった費用は1969年当時で200万ドル。日本ではカレーライスが130円、ストリップ劇場の入場料が350円の時代です。(どういう基準だ)

 「採算は? トントン位かい」
 「トントンならいいさ。はじめちまったことだから」

Jb 写真は若き日のジョーン・バエズ。ジョー・コッカーもジミ・ヘンドリックスも出てます。シャナナ、サンタナ、ジャニス・ジョプリンも。
 ものすごいメンバーだけれども、劇場でこの映画を見た当時は、ジミー・ヘンドリックス以外知らなかったような気がします。当時はモダンジャズ一辺倒、それもジョン・コルトレーンの大ファンで、ロックのことはまるで疎かった。(歌謡曲も好きでした。フランク永井や三浦洸一なんか。知らないだろうな…)
 なぜ、ジミー・ヘンドリックスを知っていたのかというと、ロック好きの友だちから無理矢理LPを貸されたから。
 それが、年令とともに音楽の幅が広がって、ロックも演歌もクラシックも聞くようになりました。

Hevens ビックリしたのは、初っ端に登場するリッチ-・ヘヴンス。ギターの弾き語りなんだけど、どう見てもコードをちゃんとおさえてるようには見えません。長い親指がギターネックの上を右に左に動くだけ。
 これってアリ? しかし、右手のテクニックはすごい。ものすごい早さでリズムをとります。こうなるとギターはほとんどパーカッション。

Jimihen 取りはやっぱり“ジミヘン”。
 しかし、ウッドストックの翌年9月に、“ジミヘン”は急死。
 死因はいまだに不明とか。
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頭の中をグルグル

2007年04月08日 | 音楽
 Jウエーブの「グルーブライン」という番組で、「頭の中でグルグル回ってしまう曲」をテーマに一般から募集した中に、「クワイ河マーチ」がありました。
 これがいけません。まる一日たった今でも頭の中を回り続けているんです。
 なぜかというと、替え歌の歌詞がついていて、見事にピッタリなんですね、これが。

 サル ゴリラ チンパンジー
 サル ゴリラ チンパンジー
 サル ゴリラ サル
 ゴリラ サル
 ゴリラ サル
    (くりかえし)

 伴奏はここで、「さあ! みんなでうたいましょう!」

River_kwa 「クワイ河(正しくはクウェー川)マーチ」は映画「戦場に架ける橋」のテ-マ曲で知られています。
 映画の舞台になった全長250mの橋は、1942年に日本軍がタイとビルマをつなぐために建設をはじめた「泰緬(たいめん)鉄道の一部で、橋の建設には連合軍捕虜や地元の労働者が日本軍によって強制的に駆り出され、過酷な環境の中で多数の命が奪われました。

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3月20日 terra「とくべん」

2007年03月24日 | 音楽
 いやあ、話題の多い1週間でした。選抜高校野球もはじまったし、プロ野球はパシフィックリーグが今日開幕です。
 そういえば、城山三郎さんが亡くなったんですね。実は僕、読んでないんです。昔、父親の書棚に『総会屋錦城』があったのを記憶していますが、読む機会がないまま散逸してしまいました。

1illumikanban そんなこんなで、20日の「とくべん」レポートが今日になってしまいました。
 よかったですよ~。期待を裏切りませんね。笑いっぱなしで、やっぱり抱腹絶倒です。
 こう書くと、知らない人はコミックバンドかと思うかもしれませんが、とんでもない、凄腕のベースマンとギタリストです。(客の中には、コミックバンドとして聞きにきている人もいるでしょうね、失礼な話ですが)

2tegakikanban しかし、この手書き看板、なんだろなあ。
 「3/20 本日のライブ『トクベン』センチメンタルシティロマンスの中野督夫と、元子供バンドの湯川トーベンがDuoで登場!詩の豊かさと味のある歌声は必見(それは“必聴”でしょう)! 予約なしで入れます!! ◎SPカクテル『ブラボートクベン』(ものすごく甘かった)」

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 「僕の名前はトクオ」「僕の名前はトーベン」「二人合わせて『とくべん』だ、君と僕とで『とくべん』だあ~」
 来た来た来た! 「詩の豊かさと味のある歌声」の、ヤンボーニンボーの曲でオープン。

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 すごかったのは、二人で3曲同時進行。ギター伴奏は「キャラバン」のメロディー。それに、トーベンさんが「若者たち」を唄い、督夫さんが「二人の世界」を唄う、ふつう二人のうちのどちらかか、手か口か、どれかが引きずられるでしょう。ウマイッ!

6dsc00018 この店はベースの響きがいいです。普通低音を聞かせると、建物の中に反響して音がこもるのですが、とてもクリアなベース音を聞くことができます。もともと、トーベンさんのベースの音はクリアなので、それが生かされていて、ぞくぞくするベース演奏が聞かれました。

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 途中から飛び入りで入った女性ドラマー、「にいくら・あい」(漢字わからず)さん、ものすごくいけてます。同じ女性ドラマーのグレースみたいに、バスドラがドスンドスンではないけれど、力強いドラムでした。
 しかし、毎度のことだけれど、飛び入りで入ってきたり、前座だと言われる人たちがみんなすごい。
 むかし、ジャズの世界でマイルス・デイヴィスのもとに集まる若手がみんなすごかった、といわれています。ジョン・コルトレーン、キャノンボール・アダレイ、ビル・エヴァンス。これは、マイルスが人を育てるのが上手なのか、もともと才能のある人がマイルスのもとを訪れるのかどっちなんだろう、とうわさされていましたが、きっと両方なんでしょう。
 トーベンさんは「いまマイルス」なのかもしれません。


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ハレタラマメニソラマイテ

2007年02月23日 | 音楽
Hm01 2月21日、湯川トーベン『うた』『はな』アルバム2枚同時発売記念コンサートが代官山の「晴れたら空に豆まいて」で開催されました。
 キャパ100はライブハウスとしては大きい方ですが、立錐の余地もないほどの超満員。しかも、いつもとなんとなく客層が違います。代官山族なのでしょうか。

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Hm04 前半後半の2部構成でスタートは「フォークロックス」湯川トーベン(中)、中野督夫(右の佐川急便スタイル)、永井ルイ(左)、向山テツ(後ろ、見えてない)。
 トーベンさんは会場がどこだろうと、客が誰であろうとマイペース。

Hm08 おなじみ、“抱腹絶倒”の「とくべん」。おかしくてどんな曲をやったのか覚えてません。

Hm10 胴が厚い、アコースティック・ベース。僕ははじめて見ました。最初、アコースティック・ベースと聞いたとき、ウッド・ベースのことかと思ったのですが、これだったのか。6弦ベースだの12弦ベースだの、いろんなベースがあるもんですね。ベースだけで楽団ができたりして。

Hm13 衣装も着替えて、後半はロックバージョン。立ち位置(?)は前半と同じ。右端は中野督夫に代わってウォーリー。いや、ウォーリーを探せみたいな衣装の中野督夫は、あいかわらずおもしろいけど、今日はなんとなく緊張ぎみ。飲みが足りないのかなあ。

Hm20 湯川トーベン!

Hm23 中野督夫!

Hm22 永井ルイ! どうしてだか、アカリからオフります。眩しいのか照れ屋なのか。

Hm21
 向山テツ! やっと見えた。後ろにいるものだからなかなか写真が撮れませんでした。

Hm30 今日はどうもありがとー!(左から、永井ルイ、湯川トーベン、向山テツ、中野督夫)
 ここでもやっぱりオフってる永井ルイ。

Reef 復刻版のジャケットは、それぞれ微妙に初発とデザインが違ってます。それを探すのも楽しみですが、教えちゃいます。ほかの個所を見つけたらお知らせ下さい。

Uta_2『うた』ジャケットに落款が押されています。



Hana『ハナ』左の道路の向こうに、初発にはなかった車がいます。











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マンモスズ in Terra

2007年02月08日 | 音楽
001 先週今週と連続でライブに行ってきました。
 隣の駅の西荻なので、かみさんも同伴です。アシのYとY子さんの4人。
 ブログで人気の奥さんとY子さんに言われて、「どんなこと書いてあるの」。
 かみさんは家でいつでも見られるようになっているのに、なぜか見ない。というか、見方を知らない、いや、見る方法を覚えられない。ブックマークをクリックすればいいのですが、説明されても理解できないようなのです。なんでだろ。
 「なに書いたの?」
 「自分で見てごらんよ」
 この会話はすでに100万回しています。

 で、今日の出演は国吉亜耶子&西川真吾Duo、マンモスズ(AKI、永原元、湯川トーベン)。

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 国吉亜耶子さん(左)と西川真吾さん。おなじみの「こんなに大きくなりました」も。
 今日は寝ませんでしたよ、亜耶子さん。

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 マンモスズはAKI、永原元、湯川トーベンの3人ですが、暗いところでAKI君のライブペイントが元ちゃん(右)のパーカッションをバックにはじまりました。
 時折ペイントの手を休めて、演奏に参加。さあ、なにができるかな。

004005006「恍惚のパーカッション」永原元は今日も絶好調。しっかし、いろんなものを持ってきます。元ちゃんのまわりは、まるで「ケニアに行ってお土産買ってきたよ」の雰囲気。なかには、どうにもリズムをとり難い楽器(らしきもの)もあって、「只今実験中」?
 AKI君が水道管状の物のなかに何かを突っ込んで音を出そうとしていますが、これは失敗作。
 「水道管みたいですけど貴重な名器です。マークはついてないけど、フェンダーです」
 「うそつけ、ヘンダーだろ」(客席にいた乱入準備中の中野督夫)

007008

 とかなんとか言っているうちに絵が完成。
 タイトルは「南の宝石」だそうです。僕にはカエルにしか見えませんが……。

009 小休止の後、マンモスズが3人そろいました。
 左からゲンゾー、アキゾー、ベンゾーだそうです。アキゾーは本日の2作品目を制作開始。
 演奏の手を休めて絵を描くのか、絵の合間に演奏するのか、どっちが主体かときに分からなくなりますが、AKI君腕を上げました(演奏の話です)。表現力が豊かになってリズムもずいぶん正確になってきました。
 作詞作曲もするそうで、いよいよシンガーソングライターとしてもデビューかな。
 でも、めんどう見てるトーベンさんが大変そう。
 「曲付け難いんだよね~。ほとんど語り」
 AKI君の作曲を“少し”アレンジしたそうです。“少し”だそうです。

010 絵が完成して、いったん最後の曲ということで、全員集合。
 客席にいた中野督夫さんも飛び入り。だいぶ酔っぱらってたけど大丈夫かなあ。
 左から、でっかい太鼓を持って顔がよく見えてない永原元、酔っ払いの中野督夫、西川真吾、国吉亜耶子、AKI、ご苦労さんだった湯川トーベン。

011_1 アンコールは、やっぱりお約束の「ひょっこりひょうたん島」。中野督夫さんは、ろれつが回らないほど酔っぱらってたけど、さすがミュージシャン。ちゃんとギターは弾ける。
 明日から暖冬の北海道だそうですが、遅刻しないように。

012
 今日の2作品目は仲良しの白い犬と黒い猫。足下に二つに割ったクッキーのようなものが。
 タイトルは「半分こ」。

 今回も十分楽しませてもらいました。

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