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ひまわり博士のウンチク

読書・映画・沖縄・脱原発・その他世の中のこと

沖縄ツアー帰還報告ライブ?

2007年02月01日 | 音楽
 今年はじめての「CHAD」です。
 アットホームな感じのこじんまりしたライブハウスで、僕はここが一番好きですね。
 ここでトーベンさんがやる時は必ず行っています。安いし。

Futari2

 沖縄帰りだというのに、二人とも焼けてない。聞けば天気があまりよくなかったとか。
 「ホテルで暖房つけてたよ」
 沖縄で暖房? 沖縄にも暖房があったことにカルチャーショック!
 しかし、異常気象だなあ。地球が怒ってる。

Gen1

 沖縄ツアーの流れで、「恍惚のパーカッション」永原元ちゃんがパートナー。
 なんだか、今日は音の響きがとてもよかった。
 最初にトーベンさんと出会った時がやっぱり元ちゃんとのDUOで、とても楽しかったことを記憶しています。
 その時はたしか高円寺だったかな。

 元ちゃん、わずかな晴れ間に、走りながらパンツいっちょになって、波照間の海に突撃したそうです。

 Tohben1

 「まるで野人だね、で、どうしたんだっけ」
 「波照間にパンツ忘れました」

Futari1

 パーカッションでカンバセーション。
 「ツーといえばカーじゃなくちゃ。長い付き合いなんだから」
 「はい、修業します」

Tohoben2

 「嫁にやるならバンドマン~~~」
 好きだなあこの歌。

 2月21日、「ハナ」「うた」新編集版が発売されます。
 「ハナ」
 1 フォークロック/2 もっと/3 夕暮れのうた/4 しよーもない僕 しよーもない君/5 僕はカラス/6 太陽の光/7 ハナ
 そして、ボーナストラック/8 どこまで行こう/9 ミュージック

 「うた」
 1 風小僧/2 天使の月/3 星空/4 坂道/5 ドライヴ/6 サーカス/7 手紙/8 島影
 そしてこれも、ボーナストラック/9 天使の月(エレキバージョン)/10 ぼんやり

 ジャケットも紙ジャケになって、写真がオリジナルバージョンになっているとか。

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AKI絵本原画展

2007年01月13日 | 音楽
Akiinfo

 1月5日のNHKでもアナウンスのあった「AKI成人式〈AKI絵本原画展〉」に行ってきました。
 展示されたAKI君の不思議な世界を堪能して、ついイラスト入りの帽子を買ってしまいました。

 なんだかものすごくハイテンションの。中野督夫さんとトーベンさんのおなじみ「とくべん」は、曲も楽しかったけれど、「ももかん」といい勝負ができるくらいの“しゃべくり”が時間を忘れさせてくれました。
 
 やっぱりこれで始まった。
  「僕の名前はトクオ、僕の名前はトーベン。ふたりあわせてとくべんだ、君と僕とでとくべんだ。大きな音から小さな音まで、……あとなんだっけ(トーベンさんフォローおねがい)

 この原曲はヤンマーディーゼルのコマーシャルです。
 「僕の名前はヤン坊、僕の名前はマー坊。二人合わせてヤンマーだ、君と僕とでヤンマーだ。小さなものから大きなものまで動かす力だヤンマーディーゼル」
 この歌は「ヤン坊マー坊天気予報」の主題歌。知ってる人は年がばれます。

 「とくべん」のまえの第一部は、美形の国吉亜耶子さんとイケメンの西川真吾君のDUOで、国吉さんの癒し系の歌声に、すっかりいいきもちになりました。どうも、居眠りしてたのが国吉さんにばれたみたいでした。

 もちろん、バンマスのAKI君も出演(ダイカツヤク)。

 詳細はこれから写真などを整理して、明日アップしますのでお楽しみに。

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NEW Yer's Eve-Eve とーべん祭

2006年12月31日 | 音楽
年忘れ とーべん祭

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 前売りの状況がよくないとかで心配していましたが、なんのその! 立ち見がいっぱい出ました。
 あいかわらずの大人気で、この分だとあと半世紀ぐらいは続けられるのではないかと。

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 これが前座だってさ。今日だけ結成の「マンモスズ」。リーダーはAKI(中)で、ボーカルと笛。ギター湯川トーベン(左)、パーカッション永原元(右)。
 AKIちゃんのアドリブ(?)は、すごかった。それについていくトーベンさんも元ちゃんもスゴイ。

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 はじめてお目とお耳にかかりました、「tico moon」のお二人。がんばってくださいね!

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 まってました! 「ももかん」はいつもながら素晴らしい演奏です。どうしてギターであんな音が出せるのか不思議です。彼らの2枚目のアルバム『MomoKan2』をつい衝動買いしてしまいました。
 石井完二(左)と丸山ももたろう(右)、二人合わせて「ももかん」。

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 ところがどっこい! 演奏が終わると「エンタの神様」。
 「上手に出来た。まるでプロみたいやな」
 「プロだろうが」
 「いよいよ最後の演奏で…」
 「まだ1曲しかやっとらん」
 ぼけはKanちゃん、つっこみはMomoちゃん。ちなみにネタ帳はないそうです。
 名演奏とお笑い、このギャップのすごさに客席はおお受け。

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 「パンチも出るし…」とトーベンさんに誘われて、それに触発されたわけではないけれど、やっぱり楽しい三人娘、「パンチのきいたブルース」
 かわいしのぶ君(左ベース)、なんとなくスマートになったような気がするのは、やっぱ贔屓目か。(ダイエットした?)
 グレース(中)の楽器をぶっ壊しそうなドラムはいつもながらエーゾエーゾ。長見順(右ギター)のこの日はなんだか色っぽい。
 しかし、この三人の演奏はわけがわからないけど、楽しい。この「ヘン」さはクセになります。

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 「中川五郎」といえば、高石ともやが歌った『受験生ブルース』の作詞。全共闘世代のよいこにはおなじみの「フォークシンガー」、大御所です。しかし、年令がそうさせたのか、まるくなりました。もう一度ビシバシいってほしいなあ。中川五郎(V.G)、湯川トーベン(B)、上原“ユカリ”裕(Pr)。
 ドラムを足掛かりにした、おもいっきりジャンプで、天井にしたたか頭をぶつけたけれど、大丈夫だった? 本日の珍プレー大賞。

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 エアギターはとーべん祭ではおそらくはじめてではないかと。会場を盛り上げたのは「宮城マリオ」。紅白歌合戦に出演するというので、地震情報以外めったに見ないNHKにチャンネルを合わせました。
 お、いたぞいたぞ、昨日と同じ衣装だ。しかし、赤い帽子とヒゲがなければ、そして言われていなければわからなかった、絶対。

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 そして大トリは「鈴木茂」さん。チューニングでちらりとカミソリを聞かせてくれたので期待しましたが、本番はおとなし目。しかしさすが貫禄で、ライブをビシッとしめてくれました。
 鈴木茂さんといえば、知ってる人は知っている(知らない人はぜんぜん知らない)若き日の吉田拓郎が憧れていた「はっぴいえんど」のギターがこの人。当時の若者の多くが、この人のようなギターを弾きたがっていたのです。
 左から、湯川トーベン(B)、上原“ユカリ”裕(D)、鈴木茂(V.G)。

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 アンコールの1回目は、左から、湯川トーベン(B)、中川五郎(V.G)、鈴木茂(V.G)という、ものすごいメンバー。全員五十代だ!

 2回めのアンコールは全員集合。ところがところがです。
 「ももかん」の石井完二さんから、「ねえねえ、これでちょっとビシバシ撮ってくれる?」といってデジカメを渡されました。ふと気づけば、自分の分が撮れてな~い!
 だからここには載せられません。
 Kanちゃん、何枚か添付で送ってちょうだい。

 中味の濃い、楽しいとーべん祭でした。年2回、大変でしょうけれど続けて欲しいです。満員のお客さんが待ってますから。

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よく眠れました

2006年12月19日 | 音楽
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 出版の仕事をしていると、実にさまざまな人との出会いがあります。
 今日は、やわやま まこと さんという不思議な人のクォーツ・クリスタルボウルのコンサートに招待されました。
 もともとは、テニスのインストラクターなのですが、カウンセラー、ヒーラー、そして、UFO写真家でもあります。
 著作権があるのでここに紹介は出来ませんが、正体不明の写真をたくさん撮っています。
 UFOだそうです。
 UFOとは“unidentified flying object”(アンアイデンティフィ-ド フライング オブジェクト)の略で、日本語では「未確認飛行物体」。つまり空を飛んでいる「正体不明の物体」はすべてUFOなわけですから間違いではありません。
 そういう物体なら、僕もウチの子どもたちも時々見かけています。ただ、写真をとったことはありません。

 UFOはプレアデスから飛んで来るのだそうですが、そんなのウソに決まっていると決めつけるより、もし、宇宙人が地球に来ていたら…と想像する方が夢があると思うのです。
 「この星の八代亜紀は泣ける」なんてね。

 で、1時間半にわたるクリスタルボウルのゆる~いコンサートは、寝るなと言う方が無理。開演前にやわやまさんから「寝てもかまいません、寝た方が波動がよく伝わります」と言われたので、遠慮なくぐっすり。
 ともに招待されたアシのYは、必死に眠気をこらえようとしたらしいのですが、完璧に寝てました。
 「はい、ゆっくり深呼吸してください」というやわやまさんの声に、波動が伝わったのかどうかはよくわかりませんでしたが、気分よく目覚めました。

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ポール・マッカートニー!

2006年12月17日 | 音楽
 こんなものが出てきました!

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 引越しの片づけをやっていると、いろいろなものが発見できます。
 僕はコンサートに行ってもパンフレットを買うことはめったにありませんから、よほど感動したのでしょう。

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 1990年の東京ドームですから、今から16年以上前ですね。当時はS席でも7,000円でした。

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 なにげにまだ若々しいポール。ギターの弦はやっぱり逆に張ってあります。

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 リンダもこの頃は元気にコンサートに参加。
 しかし、1995年に乳癌が発覚。一時回復しましたが、1997年に再発して全身に転移。1998年にカリフォルニアで亡くなります。まだ56歳でした。

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 当時としては珍しい、携帯電話の広告が。当時はまだNTTで、DoCoMOではありません。しかし、ごつい携帯電話ですね、最近のチョ-薄形を見ると隔世の感があります。
 この頃僕はまだ携帯電話ではなくて、日本移動通信(現在のAU)の自動車電話。コンサートから2年後に、古手川裕子がコマーシャルをしてたミニモに換えました。
 当時はものすごく高価なもので、加入に6万円くらいかかって、月々2万5,000円くらい払ってました。しかもすぐ圏外になります。
 まあ、営業用の見栄ですね。こんなの持ってると、いかにも仕事が出来そうに見えた時代でした。実用的にはバカみたいなしろものです。


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湯川トーベン&AKIライブペイント

2006年12月14日 | 音楽
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 12月13日、西荻窪の「Terra」でのライブレポートです。このお店は今年9月にオープンしたばかりだそうで、インテリアも音響設備もしっかりしています。

 この日、トーベンさんはアルバム『そら』の曲を全曲制覇すると宣言、外は雨でしたが、空一色でスタート。
 トーベンさんは過去のアルバムのうち『ハナ』と『うた』が品薄になってきたことをきっかけに、来年2月にリニューアル盤を2枚同時発売だそうです。この中には、未発表というか、今までのアルバムから抜けていた曲も何曲か含めているそうで、しかもジャケットもリニューアル、期待が持てそうです。

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 今回のライブには、NHKの取材が入っていました。
 最初のステージは、トーベンさんのソロのみで、2回目からAKIクンが登場。トーベンさんの演奏をバックにステージ上のキャンバスに絵を描いていきます。
 その状況をNHKのカメラが追い掛けます。

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 「AKI、一曲やろうか」
 トーベンさんが呼び掛けると、筆を笛に持ち替えて、演奏に加わりました。こちらも最近はすっかり堂に入ったものです。そして歌も披露。
 客席にいたひまわり博士もずいぶんカメラを向けられました。でも、おそらく編集でカットでしょう。(もしかすると1秒ぐらいオンエアされるかも)
 このライブハウス「Terra」はゆったりした雰囲気で、とてもいい気分で演奏が楽しめます。

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 アンコールでは客席にいた国吉亜耶子さんと西川真吾さんが、呼ばれて飛び入り。ミュージシャン(あ、まちがえたバンドマンだった)が客席にいると、ぜったいにステージに呼ばれますね。客にとっては実にトクした気分にさせてもらえます。西川さんは、途中からちょこちょことトーベンさんの目配せで、何度か演奏に参加。(さすがトーベンさんです。サービス満点!)
 アンコールはお約束の「ひょっこりひょうたん島」。AKI君も含めて会場も盛り上がりました。

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 短時間で描き上げた絵ですが、なかなかの傑作。AKI君本人も大満足です。

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 絵のタイトルは、「赤いトナカイ」、クリスマスを意識した絵です。
 AKI君の絵は、見る度に完成度が高くなります。この絵などは自宅に飾っておきたいくらいですが、原物はNHKに贈呈で入手不能。
 印刷よりも、やっぱりナマが絶対いい絵です。

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 ライブの最後に、トーベンさんと二人並んでインタビューを受けていました。でも、その内容はいま一つ聞き取れませんでしたので、オンエアが楽しみです。
 うしろに「Terra」のステッカーがこれ見よがしに。これで、「Terra」もメジャーだ!
 このライブのもようは、NHK総合の来年1月5日の午後6時10分からの番組で放送される予定です。
 忘れずにエアチェックです。


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“ひまわり博士”をさがせ!

2006年11月06日 | 音楽
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 今日、事務所に行くと、資料でとっている共産党機関紙「赤旗」の5日付けが届いていました。3連休で3日間事務所に行かなかったので、たまった4日分を見ていると、どれも「赤旗まつり」の記事で満載です。

 5日日曜日付けの新聞を見ると、やはり、ソウルフラワーユニオンの記事が掲載されていて、観客の写真も。
 もしやとは思いましたが、なんと、“ひまわり博士”がしっかりと写っているではありませんか!(写真をクリックすると大きくなります)

 そこで、クイズです!
 「ひまわり博士はどこでしょう」

 画面のどのあたりにいるどんな人が“ひまわり博士”かお答え下さい。正解者先着10名様に、僕が編集したか書いた本を差し上げます。解答は、表題を「クイズの答」として「だいたいの位置と服装風貌」をお書きのうえ、galapyio@sepia.ocn.ne.jp宛、メールを送信してください。どんな本が届くかお楽しみに。

 僕のことを知っている人も知らない人も、ふるってご応募下さい。

 *ご注意:住所電話番号などはこちらから連絡があるまで記入しなくて結構です。本の希望があればできる限り沿うようにいたしますが、在庫の少ないものはさしあげられない場合もあります。(『霊界の書』は対象外です)

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SOUL FLOWER 参上!

2006年11月04日 | 音楽
 「赤旗まつり」の2日目、ソウル・フラワー・ユニオンが出演。
 12時45分スタートということで、いい席を確保するために10時30分に家を出ました。
 市ヶ谷で地下鉄有楽町線に乗り換えて桜田門まで来たとき、突然非常ベル。
 「人身事故のため、全線で運転を見合わせております」
 なに~~~! せめて有楽町まで行かんかい。
 目的地は夢の島、駅は新木場です。有楽町まで出られれば、なんとかなるのに、桜田門ではどうにもなりません。
 このまま待つか、乗り換えるか思案していると、再び放送がありました。
 「ただいま救出作業が終わりました。命には別状ないということで、間もなく発車致します」
 ヒヤッとしましたが、11分遅れで出発。とりあえず想定内です。

 なんとか新木場に着いて、機動隊がものものしい警戒をする中、(今回は右翼の宣伝カーが来ていない)会場へと向かいます。
 かみさんと子どもたちを「子ども広場」で遊ばせておいて、一直線に中央ステージへ。
 すでにかなりの人数が陣取っていましたが、なんとか隙間に入り込んで、ステージから5メートルほどのまん中、特等席を確保。

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 後ろを振り返ってびっくり、「ローリングストーンズか!?」

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 ソウル・フラワー・ユニオンは「NO BASE HENOKO(辺野古基地反対)」とプリントされたTシャツを着て登場。
 沖縄風、ロシア風、中国風など、さまざまなメロディーがロックにアレンジされて、会場は大盛り上がり。
 アシのY推薦の「インターナショナル」はメッチャイイデス!
 いくぶん曲も歌詞もアレンジされていましたが、まぎれもなく「インターナショナル」です。
 たっぷり、休憩なしで1時間、ぎっちり聞かせてもらいました。また機会があったら聞きに行きたいですね。

03_2 アシのYから「インターナショナル」が入ったCDを買ってきてくれと頼まれていたので、終了してすぐにステージ脇の売店へ。目的のCDは残り3枚、ギリギリセーフでした。

 会場はものすごく広くて、絶対全部は周りきれません。もっとも、最初からそんなつもりはありませんでしたが。
 全国の物産や記念品を売る店などが、通路の両側をびっしりと埋めていて、それらにつかまってしまうとお金がいくらあっても足りませんから、一目散に書籍売り場に。

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 ありましたありました、新刊の『小林カツ代のいただきますごちそうさま』が平積みになっていました。

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 僕の本もポップ付きで陳列されていました。


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 下の子はスポーツコーナーのフリークライミング(壁のぼり)で最高点を出して周りをびっくりさせ、鼻高々でした。


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 僕は食べ物と飲み物以外買い物せず、あまりいいお客さんではなかったかも。(共産党さんごめんなさい)
 しかし、帰り際に越乃寒梅を発見。最近味が落ちているという噂はありますが、珍しかったので買って帰りました。




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久原大河個展ライブ

2006年10月16日 | 音楽
 昨日、15日は湯川トーベンさん出演の「久原大河個展ライブ」ということで、自宅から歩いて1分のところにある「ビストロ・サンジャック」に行きました。
 近所ということもあって、かみさん連れです。
 しかし、店の構造がライブができるようにはなっていませんから、聞く方も演奏する方も大変。
 店の広さが、もともとレストランとしてキャパ15人程度の店ですから、そこにバンド機材を入れて、二十数名の客が入ると窒息しそうです。
 演奏は店の入り口を背にして行うので、演奏が始まると出入りができなくなります。
 ミュージシャンの出番待ちは玄関前の路上。
 「ウーさぶっ」
 最初のドラムソロが終わって、店に入って来たトーベンさんはちぢこまって震えてました。

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 一部の新井田トリオ(新井田耕造dr、矢野晴子vl、湯川トーベンb) はバイオリンが入る不思議なテイストの音楽で、メロディーになんとなくインドネシアのガムランみたいな感じが。
 新井田さんが進行を務めていましたが、なんとまあ無口な方で必要最小限のことしか語らない。
 しゃべらなくてもいいようにか、「2曲続けていきます」と言ったときには、あわてて譜面を用意する出演者のあいだから「続けてやらなくても…」と言う声が。
 しかし、バイオリン入りの、BGMにしたいような、トロピカルドリンクが似合いそうな、ほのぼのとした雰囲気は、それはそれでまた聞いてみたくなりそう。


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 二部の三宅伸治トリオ(三宅伸治g,vo、湯川トーベンb、新井田耕造dr)はトーベンまつりでもおなじみの三宅ロックで終止。かみさんはこっちの方が気に入ったみたいです。ま、普通そうかも。
「ドラム、すごいね。両手両足が別々なんだね。まねしてみたけど、できない」
 あたりまえだ、そう簡単にドラム演奏ができてたまるか。


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 ホントのメインは、久原大河の個展。アーリーアメリカン調で、往年のミュージシャンの絵を描いたものがたくさんありましたが、気のきいたパロディーの楽しい絵です。絵をアレンジしたトートバッグもありました。

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 トーベンさんを描いたはがきはたちまち売り切れ。写真はいつもライブで出会うK子さんが入手したものを、写真にとらせてもらいました。



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マコベン・京極・アインシュタイン

2006年10月14日 | 音楽
 猛烈な忙しさも、土曜日一日がんばればめでたく打ち上げ。
 万一打ち上がらなかったら、ヒジョーにまずい。
 日本の人工衛星みたいに、打ち上げ失敗したからよその国のを拝借しておこう、などというわけには行かないのです。

 マコベン
 この忙しいさなかに、アシのYに仕事を押し付けてマコベンを聞きに、池尻大橋の「チャド」に行って参りました。
 小さい店で、十数人入ればいっぱいになってしまうのですが、その分アットホームな雰囲気が楽しめます。来ている人たちもほとんどが知った顔。

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 マコベンというのは高橋マコトさん(左)と湯川トーベンさん(右)のデュオ。これにドラムの嶋田吉隆さんが加わると、トリプルダイアモンドというロックバンドになります。
 この日はレトロな曲が多くて、僕にとってはうれしかったのですが、ビートルズあたりはともかく「若者たち」や「バラが咲いた」になったら、後ろの方から「金かえせ!」。
 そんなこと言わないでもっとやってもらいたかったなあ、六〇年代。

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 実はこの日、女友だちのY子さんが、友だちのミュージシャンを誘ってきました。
 小関純匡君(コンガをたたいている人)というドラマーでトーベンさんとも知り合いだとのこと。でもって、いきなりトーベンさんの目配せでコンガをたたいてくれました。さすがプロ、よくわからない曲でもちゃんとカッコをつけます。

 この日、先日アシのYが探し出してきた10年前のトーベンさんの写真を持参。Y子さんがわざとトーベンさんに見えるように目の前に立て掛けました。(アシのYとY子さんは別人ですよ。ややこしいけど)

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 「なんだか遺影みたいでいやだなあ」
 「イエー!」
 マコトさんの歌い上げと、不思議な会話、客席とのキャッチボールで大盛り上がりでした。ライブはハイテンションのまま終了。そのハイテンションが高じてか、大暴走しちゃった人が…、あこれは書かない約束だっけ。
 トーベンさん、マコトさん、お店のマスター、ごめんなさい。当人はふか~く反省しているそうですので(たぶん)。

 京極
 二日酔いの覚めやらぬ今日、どうにかこの日にやっておかなければならない仕事を終えて、帰りの電車の中。座席に座って『邪魅の雫』を読んでいたところ、四ッ谷駅で乗り込んできたサラリーマンふうの男性が、同じぐらいの厚さの新書判を読み始めました。こんな厚いのはたいてい……と思ってよく見ると、紀伊国屋書店のカバーの奥に、『邪魅の雫』を確認。
 してまた、新宿駅でドドドッと乗り込んできた中に、『邪魅の雫』を裸本で持っている人発見。同じようなサラリーマンふうでしたが、何と!僕の目の前に二人並んで『邪魅の雫』を読み始めた。
 僕も含めて三人! 京極夏彦が居合わせたら涙を流したろう。「大極宮」の一人、大沢在昌は書店で自分の本が買われているところに出くわすことはめったにないといいます。
 「手にとって、買わずに戻す人はいますけどね」
 たまたま、レジに持っていかれたときは、恥ずかしくて手にした本を書棚に戻してそそくさと書店を出てしまったとか。
 今の時代、10万部も売れたら大ベストセラーですが、人口1億2千万人の中に10万部だと1200人に一人が読んでいる計算になります。
 電車の車両1両が満員になると何人になるかはわかりませんが、1200人は乗れないのではないかと。だとするとこれはめったにない確率ということになります。
 しかも一隅に固まって、『邪邪邪魅魅魅ののの雫雫雫』状態。もし僕の本がそんなことになったら、狂喜乱舞しちゃうかも。

 アインシュタイン
 最後に、今日届いた本『アインシュタインは語る』(大月書店)から。

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 「第3次世界大戦がどのように戦われることになるのかは知らないが、第4次世界大戦がどのように戦われるのかは知っている。石っころで、だ」


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「AKI CHALLENGE II」に行って来ました

2006年09月18日 | 音楽
AKI君は1987年生まれの19歳です。
 一歳児検診で成長の遅れが見つかり、小学校、中学校は障害者学級に通いました。
中学を卒業後、都立養護学校に入ってから絵の才能が開花します。
 (AKI君についての詳しいことはこちら

01 「AKI CHALLENGE」はAKI君の創作活動を支援することと、より多くの人に作品を広めることを目的に、ベーシストの湯川トーべンさんの呼びかけでたくさんのミュージシャンが集まり、昨年から始まりました。
 湯川トーべンさんは、僕の本の出版記念パーティーに永原元さんとともに色を添えてくれたミュージシャンで、憲法九条を守ることや、非戦、平和についての意識レベルが高い人です。

 今年の「AKI CHALLENGE II」は9月16日と17日の2日にわたって行われ、場所は昨年と同じ北沢タウンホールです。
 僕が行ったのは17日の2日目です。
 この日の出演は以下。

 湯川トーベン・中野督夫・向山テツ・五島良子・高橋マコト・大谷レイブン・ロジャー高橋・永井ルイ・パンチのパンチの効いたブルース (長見順・かわいしのぶ・グレース)・永原元・MUE・国吉亜耶子and西川真吾Duo・コヤマタケシ・ゲスト斉藤哲夫
★写真はクリックすると大きくなります。

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 ロビーには AKI君の新刊絵本『ふしぎな星』やTシャツなどのグッズが売られています。ついでに出演ミュージシャンのTシャツやCDも。

04 ステージは、永原元のソロ(略してゲンソロ)でスタート。後ろの巨大キャンパスにAKI君が即興で絵を描いていきます。
 いきなり大きなバッテン。なにができるんだろう。
 ゲンちゃん(永原元)はノリノリで、制限時間をオーバーしちゃいました。自己紹介も忘れて陶酔。

05 2~3グループごとに15分程度の休憩を取りながら進行。第二部の最初は僕の大好きな女性バンド「パンチの効いたブルース」から始まりました。基本的にフォービートですが、何でもやります。オリジナルの曲はコミカルなのが多くて、かわいしのぶ(左)の「へそくりの歌」やグレース(中央)の「男に殴られた歌」は大受けでした。グレースは男性顔負けの物凄い迫力のドラムをたたきます。かわいしのぶは、可愛い顏して世界を股にかけるジャズベーシストです。ギターの長見順(右)はちょい悪姉ちゃん。
 このときAKI君はなぜか「地獄」のパートを描いてました。なんでなんで。

060 おじさんロッカー集合です。このメンバーはバリバリのハードロックをやります。左から、湯川トーベン・高橋マコト・コヤマタケシ(名古屋のミック・ジャガーと言われています)・大谷レイブン、隠れてますがドラムはロジャー高橋。
 終了後、耳がおかしくなりました。

061 なんでこのおじさんたちは元気なんだろう。トクベン(中野督夫・湯川トーベン)+斉藤哲夫(中央)で、三人の年令を足すと160歳以上!

07 絵が完成して、AKI君が絵の説明とご挨拶。
 ごめん、なんだか意味がわからなかった。



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 今日完成した絵はこれ。左に陸、右に海、上が天国で下が地獄と、勝手に解釈しました。




10_1 ちなみに一日目の作品はロビーに飾ってありました。何の絵でしょうか。キングギドラ? 奥が深いなあAKI君の絵は。





08 最後は「ひょっこりひょうたん島」の全員セッションで終了。全員が舞台に集合して「またね~」。フレームからきれてますが、上手側にまだたくさんいます。5時間に及ぶ大イベントでした。


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