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tontonのお弁当日記

tontonが作るお弁当。娘も息子も社会人となり家を離れ、夫と猫のはーちゃんの3人暮らし。登山とウォーキングが大好き!

かじき鮪のスイートチリ炒めと、読書「高熱隧道」

2014-07-11 06:57:23 | お弁当
おはようございます

台風一過の朝。青空が輝いています…暑くなりそうだなぁ

今日のお弁当

・かじき鮪のスイートチリ炒め
・くじらカツ (市販品)
・アスパラベーコン巻
・列
・ナス煮
・のりたまごはん

今日も私だけのお弁当…。
昨晩、デパ地下の長崎ご当地店で買った、くじらカツ。
夫が先に到着していて、ちゃんと味見済み。

いいお値段でしたが、2人だけだしまぁたまにはいいか、と購入。
秘伝の味が浸み込んでて美味しい~


体調の方は良くなって、もう大丈夫。ご心配おかけしました。
ちょっと疲れがたまった様子。年ですわ…。

さて、ゴロゴロしている間に読書読書…。
こんなの読みました。

高熱隧道:吉村昭著



夏休みに、実は立山アルペンルートに行くことになっておりまして。

アルペンルートと言えば、黒四ダム。
で、黒部ダム情報をぐぐっていたら、なんとっ!
関西電力が毎年開催している、黒部ルート見学会があるということが判明。
宇奈月の先、欅平~黒部ダムの工事運搬ルートです。

何気にドボ女(土木系女子)のtonton。これは見たいー!と思ったのですが、日程的に無理があり。
しかも、人気の見学会のようで、はがきで応募、抽せんなんだって。
なので今回は諦め。

ところが、見学ルートつながりでこの本が引っ掛かり。
読んでみたのです。

映画で有名な「黒部の太陽」は黒部第四発電所開通工事のお話ですが。
こちらはその前に作った黒部第三発電所の取水口・資材運搬ルート開通工事の話です。

これがまぁ…過酷…と言う言葉を通り越えた労働条件の中で人足達が働いていたのです。

昭和11年から工事は始まったのですが。
高熱の岩盤の掘削のために、高温多湿の坑内、20分が作業の限度という劣悪な環境ですから…。
その他に自然の脅威や不運も重なり、300人以上という膨大な数の人足が亡くなっています。

自然への挑戦…と言えば聞こえはいいのですが…あまりにも犠牲が多い…。
もはや、男のロマン…なんて言葉は通用しませんね。
極限まで追い込まれた人間の心理…興味深かったです。

言語に絶する苦難の末開通したルート。
今では気軽に見学できるというのですから、申し訳ないような。
でもますます行ってみたくなりました。
ただし、この本を読んだ後だと観光気分からは冷めてしまいますね。

亡くなった方たちに手を合わせながら、偲びながら、いつか見学に行きたいなと思います。

コメント (4)
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