monologue
夜明けに向けて
 



 「二見興玉神社」に関する記述を再録する。
神社本庁昭和37年発行の神社名鑑「二見興玉神社」の項
********************
二見興玉神社 旧村社
度会郡二見町江 参宮線 二見浦駅より一キロ
祭神 御食津神 猿田彦大神
例祭 七月 十五日
本殿 神明造 一坪半
由緒沿革 往昔水荒神、三狐神社とも称され、
興玉と三宮社を合祀しもの。
天平年中僧行基が此の地に勧請すと云う。
古来参宮の前にこの浜で沐潮し、これを浜参宮と称す。
明治四十一年二見興玉神社と単称した。
***********************

元々は僧行基が天平年間に創建した大江寺(たいこうじ)の鎮守社として、興玉社(祭神:猿田彦命)が創設され、後に現在の二見が浦へと遷座、明治42年に旧三宮社(祭神:宇迦御霊之神)が合祀され二見興玉神社と改称して現在に至る。そしてこの二見興玉神社境内に宇迦御魂大神(うかのみたまのおおかみ)を祀った三宮神社の遺跡として天の岩屋(あまのいわや)という岩窟がある。
****************************
 こうしてみると三狐神社の祭神、御食津神が天の岩屋(あまのいわや)という岩窟の旧三宮社(祭神:宇迦御霊之神)であるとわかる。宇迦御魂大神(うかのみたまのおおかみ)とは難しい神名だが普通お稲荷さんと呼んでいる。この宇迦御魂大神という名前も音霊逆転法を修得したわたしたちにはなじみ深い名前に思えてくる。かれは「千と千尋の神隠し」で大活躍していた。といえば驚かれるだろうか。そう、かれニギハヤヒはあの映画では「ハク」と呼ばれていた。
もうおわかりだろうがハク(HAKU)を逆転すれば宇迦(UKAH)なのだ。宇迦御魂大神は蛇神で龍。
ハク(HAKU)すなわち饒速水琥珀主は川の神で白龍であった。かれはまだ天の岩屋(あまのいわや)に囚われている。わたしたちが天岩戸を開きお出ましいただかねば…。
これまで色々と調査して掲載してきた資料を読み解けばそろそろ夫婦岩の謎も解けそうである。次回明後日には正解かどうかは別にしてなんとかこの難問に対する答えを出してみたい。そろそろ卒業試験終了のチャイムが鳴りそうだ。
fumio

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



« 音霊逆転法実習 レイダーズ »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。