monologue
夜明けに向けて
 




今回の「Song toSoul」は「ビー・マイ・ベイビー」を採り上げていた。
この曲はわたしの洋楽人生の出発点だったので思い出が溢れる。。ラジオのカウントダウン番組「9500万人のポピュラーリクエスト」を聴くクラスメイトたちが「愛しのラナ」の次に応援したのはロネッツの「ビー・マイ・ベイビー」だった。出だしのドラムから歌に入るところが好きだった。プロデユーサーのフィル・スペクターが突然キューをだしたのであわてたドラム奏者がドラムステックを取り落としそうになって生まれたのがあのイントロのタメの効いた迫力のあるドラムだったという。なにが幸いするかわからない。以来世界の多くのミュージシャンがそのドラム奏法をコピーして曲に使用するようになった。ところが天才プロデユーサー、フィル・スペクターが2000年代に入りフィルが女優ラナ・クラークソン射殺容疑で逮捕されたというニュースが流れた。現在はカリフォルニア州立刑務所の薬物中毒治療施設に収監されているという。天才の持つ光と影なのだろか。
fumio

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