monologue
夜明けに向けて
 



NHKBS1「オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史 」の最終回第10回は「テロの時代ブッシュからオバマへ」。ブッシュ政権からオバマ政権へと政権は移ったがその間に隔絶はないという。アフガン増派などにオバマは反対できなかった。羊の皮をかぶった狼だったという。権力を持ってしまうと変わるのか。オサマ・ビン・ラディンを見付けても裁判を受けさせることもなく銃殺したことを正義と誇る。無人機で標的とする敵を上空から抹殺する。自分の手は返り血で汚れなくともその作戦を遂行させたオバマ大統領は近くにいたために巻き添えになって死んだ無辜の民の見えない血を浴びる。かれは人殺しをゲームにしてしまった。オリバー・ストーン監督がこの番組を作って訴えることをどれほどの米国民が理解するのだろうか。
fumio

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