monologue
夜明けに向けて
 



昨夜の「神社百景~GRACE of JAPAN~」は東京の神社を採り上げていた。
その中でも有名な神田明神の祭神「大己貴(オオナムチ)」と「少彦名(スクナビコナ)」について権禰宜が大黒様と恵比須様と言っていた。「少彦名」は『古事記』では神皇産霊神(かみむすびのかみ)の子とされ、『日本書紀』では高皇産霊神(たかみむすびのかみ)の子とされ大国主の国造りに際し、波の彼方より天乃羅摩船(アメノカガミノフネ)に乗って来訪して国造りに参加したということになっている。この大国主とその補佐役をヒンドゥー教のシヴァ神の化身であるマハーカーラ(サンスクリット語:Mahaa-kaala、音写:摩訶迦羅など)である大黒天(だいこくてん)と七福神の一柱である恵比須に習合してしまうのはアバウトですごい。当の「大己貴(オオナムチ)」と「少彦名」の神霊はどう思っているのだろう。大国主の大国がダイコクと読めるからといって外国の神様である大黒と一緒にされても平気なのだろうか。わたしの場合は同じフミオだからといって宮下富実夫と一緒にされるのは困る。
fumio

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