monologue
夜明けに向けて
 



『籠神社海部家系図』
建稲種命  亦名須佐之男命
一云大御氣主命
 一云大己貴命
亦云天御蔭命  一云大足彦命

十一世孫 大直命 大御氣持命

小登與命

亦云小止與命  亦名豊秋津姫
亦云宮簀姫命
亦云建稲魂命

妹一云玉依姫命

日女命 亦名日神荒魂命
     亦名稚日女命
亦名小豊姫命  亦名御氣津姫命

亦名豊受姫命  一云活玉依姫

一云倭国香姫
一云倭姫命  一云向津姫

一云大海姫命
一云倉持魂命


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「残念ながら六さん、おまえさんは深入りすることになっていたのさ。だからこうして頭をひねっているのだよ。トヨは表面上はイチという名を受け継いではいないようだった。しかしモノローグで本名はイザナミのナミを継いでいると看破しているよね、数霊学ではナミは7+3=10で1+0=1で次の段階の新たなイチとなるのさ。それで台与は「臺與」(とよ・だい(ゐ)よ・たい(ゐ)よ=台与)と「壹與」(い(ゐ)よ=壱与)と二通り記されるのさ。」
「イチだらけで不思議だけどやっぱり日本の女王はイチの数を持っていなければいけなかったのか。イチってなんなんだろう。ご隠居さん、わかりますか」
「わたしもあやふやだけどイチとはイノチなのさ。台与がこの数をもっていなければあの争乱の邪馬台国は治まることがなかっただろうさ」
「ということはこれから時代が変わって女王が出てくることになればやはり名前にイチを継いだ女性ということになるのでしょうか。」
「そのことを報せたくてだれかがわたしたしたちにこのあたりのことを採りあげさせているのかもしれないよ。」
「そのだれかってだれですか。」
「さあね、わたしたちのイノチの大元かもしれないよ…」
fumio





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