monologue
夜明けに向けて
 



ユーカリの葉そよぐ美しき里 北の女王の国との不仲を
 隠しきれるか
「光の黙示録」より




 24日実施されたオーストラリア総選挙で、ラッド(Kevin Rudd) 党首(50)率いる労働党が勝利し11年ぶりに政権を奪回した。米大統領の盟友、英国のブレア、日本の小泉首相もすでに去り「最後の盟友」となったハワード時代がついに終わった。豪州のイラク駐留部隊撤退や地球温暖化対策も転換を迫られる。1人あたりの温室効果ガス排出量で米国と1、2を争う豪州も米国と同じく京都議定書の批准を拒否していたが労働党はハワード政権の対米追随路線の転換を掲げ批准を公約していたので豪州を襲った記録的な干ばつ被害で国民の環境問題への意識が高まったため支持された。オーストラリアも宗主国イギリスや米国べったりの政策から脱却して地球規模で進む時がきた。
fumio



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