間もなく16時30分になる。
今日は全国的に曇りがちでところどころで雨が降るところも
あるという予報だったが、ここ埼玉も朝から空は薄暗く、
今にも雨が降ってきそうな時間が続いていたが今、ようやく(?)
青空が顔を出し、太陽の光が遠慮がちに周りの木々を照らし
はじめた。
朝食後、こんな日は静かに読書を・・と思ってもそういう気には
なれず、かねてから録画中のテレビ番組を見続けていた。
何故?・・何故私は読書しようと思った気持をあっさり捨てて
録画の番組を見ることにしたのだろう?・・・
ただの思いつきではないはずだと・・・どうでもいいはずの自分の
行動を考えてみた。
どうでもいいはずの答えは・・・
本を読むには落ち着いた静かな雰囲気がいいと思う人も多いと
思うが、私はやはり静かな部屋や自室の灯りの下で読むことを
好まず、明るい場所、太陽の光が射し込むような場所での読書を
良しとするからなのだと分かった。
勿論、直射日光の強い日差しが本そのものに当たり目が眩んだり
痛くなるような場所のことではないが・・・
とにかく何をするにも明るい場所が好きだからだと思う。
春は暖かく柔らかい陽射し・・秋は穏やかな陽射し・・
冬はその暖かさを感じて包み込まれるような陽射し・・
そして私が一番好きな季節の夏はジリジリとするような強い
日差し・・
そんな思いが無意識のうちに曇天での読書を避けて今日は
読書には相応しくない日だとこれまた無意識のうちに
決めていたのだろう。
先日図書館で借りた本の返却日が21日・・・まだ2冊しか
読んでいないので明日からの天気が心配だが、我が儘(?)
ばかりは言っていられない。
天気や環境に左右されず、読書に没頭できるような人に
なりたいと思うが、私には努力してもかなり難しい。
しかし、何かを感じ、自分の考えや行動を少し変化させて
見たいと思う気持も無駄ではないと思うし、それが少しでも
できた時の喜びも考えるとやはり無理なくやってみようとも
思うのである。年齢に関係なく、あくまでも無理なく・・・