『いつも、いつでも元気炸裂!』

どんな環境やどんな状況でも、どんな人とでも明るく元気な笑顔で交流するよう心がければ自他ともに更に元気な心が増幅します。

意志薄弱で暗中模索の政府に国民の怒りの感情が・・・

2021-05-24 11:15:16 | 喜怒哀楽をポジティブに
 開催理由や実施する場合の具体的な説明がないまま今、日本は
オリンピック開催に向けひたすら突っ走ろうとしている。

並々ならぬ努力をしているアスリート達への複雑な思いは国民の
誰もが持っていると思うので、オリンピック、パラリンピックの
延期や中止を残念に思うのが当然ながら現状では多くの国民が
『開催は無謀』と考えるのは当然のことだと思う。

今回のIOCバッハ会長やコーツ副会長の発言には違和感どころか
強い非難の声が殺到しているという。

そして日本は・・というと・・・
安全な対策は徐々にできている・・だとか、さらに検討を進める
などと「開催ありき」の発言が先行し、立ち止まって真剣に現状を
分析し、冷静に考える姿勢は皆無のようだ。
ここでもアクセルとブレーキの踏み間違えで今や危険な暴走車と
なっているようだ。

大会組織委員会の橋本会長も「3徹」と言う言葉で
『来日人数削減の徹底、行動管理の徹底、医療体制見直しの徹底を
実行することにより真にみんなのオリンピック、パラリンピックを
実感していただけるよう引き続き準備を進めていく』と発表。

そして依然として決まっていない観客数については『感染状況によると
思う。安心安全最優先なので、国民、アスリートをはじめとする全ての
関係者が安心安全を実感できない限り、非常に難しいと思っている』と発言。

更に『感染状況、医療体制に支障を来さないことにならなければ
難しいと思っている』と無観客の開催もあり得るとの見解を示した。
無観客開催で済む問題ではないはず・・・

菅首相は先日の記者会見で『日本と世界にとって、開催のメリットと
デメリットは何か?』という質問に対し、『オリンピック・
パラリンピックは、世界最大の平和の祭典であり、国民の皆さんに
勇気と希望を与えるものであるというふうに認識している。』
『選手や大会関係者の感染対策をしっかり講じ、安心して参加することが
できるようにするとともに、国民の皆さんの命と健康を守る。
これが開催をするにあたっての基本的な政府の考えであります』と
“定番”の答えの繰り返しで質問をはぐらかすような始末。

『安心・安全な大会が開催できるよう、全力を尽くすのが政府の責任だ』
と言うだけでは国民の80%以上が開催に反対の意思を示している事への
説明にはならない。
何ごとにも納得のいく説明がないのが菅内閣の特徴ではあるが
それにしても国民の命や安全に関わる問題の軽視が甚だしいと思う。

選手を含む海外からの入国者の数を78000人に減らすと言い、
その対策もしっかりと行い、違反者には厳しい措置を・・などと
軽々しく言うが誰がどのように監視し、どう対処するのかについても
全く分からない状況。

あるコメンテーターの『日本人の命と健康を掛け金にして行うギャンブル』
であるという発言は「言い得て妙」だと思った。
日本人の大きな犠牲はなんらIOCの負担にはならないのである。

現状では安心安全な大会など望むべくもない。
菅首相は『開催の可否を判断するのはあくまでIOC』という
見解を示しているがIOCの判断や意見に左右されず、政府が
独立して判断すべきではないだろうか。

トランプのポチになったり、各国(特に大国)の間をコウモリとなって
飛び交った大嘘つきの安倍晋三よりは少しマシかな?と
思った菅首相だったが・・あの力ない目と発言に不信感を抱く国民の
愛想づかしは日に日に増えて今や怒りとなっているのだ。

信頼を得ようと思うならば一刻の首相として誇りのある
決断をして欲しいと思う。

コメント (7)
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