『いつも、いつでも元気炸裂!』

どんな環境やどんな状況でも、どんな人とでも明るく元気な笑顔で交流するよう心がければ自他ともに更に元気な心が増幅します。

思い出の不思議な石

2024-01-24 15:26:19 | 喜怒哀楽をポジティブに
柑橘類や椿以外の木の葉が落ち、芝生がすっかり枯れた我が家の
狭い庭は空間が広がり、広くなったように見える。

今朝起きるとリビングは16℃・・・これは今年我が家の室内最低温度・・・
マンションのメリットでもある保温効果のおかげでこの時期でも
通常18℃ぐらいはあり14℃以下になったこともないがこの程度で
寒いなどとは言ってはいられない。

今日は北日本の広い地域、東日本から西日本の日本海側では
大雪になるという予報だが、能登地震後のインフラ復旧もままならない
地域では過酷な状況になることを思うと胸が痛くなり、ただ只管温かい
格好で身を守っていいただきたいと願うばかりである。

硝子越しにも寒そうに見える庭に出てみた。
太陽は光り輝いているがやはり寒く、ブルッと肩や胸のあたりが
震えそうだった。
室内では25℃を示している温度計を室外の植木鉢の傍に置いて
一旦室内に戻り、5分後に行ってみると4.5℃だった。
20℃以上もの差があれば寒さを感じるのも当然だ・・と自分自身
納得して最強寒波の襲来する被災地への切ない気持が再び動く。

土だけとなった植木鉢の傍に見覚えのある数々の石が箱に入れて
置いてあった。
先日来、憑りつかれたように片付け始めた千恵子選手が出したようだ。

これらは私が拾ってきたものの一部
穴の直径は7~15㎜程度のもの

この石は20年位前だっただろうか、私が定年退職後に運送の仕事を
始めてしばらく経ったころに三浦半島の森戸海岸近くの森戸神社の
すぐそばの海岸で見つけたものなのだがそれは偶然ではなく、いつか
行く機会があったら是非探してみようと思っていた不思議な石を探して
巡り合うチャンス(?)がすぐにやってきたのだ。

ことの発端は千恵子選手が加盟している日本絵手紙協会が発行している
「月刊絵手紙」に「穴のあいた石」ということで白洲正子さんの「花日記」に
掲載された写真が紹介されていて不思議に思った私達はいつか本物を
見てみたいと思っていたことなのである。

そしてその後すぐにその機会が訪れ運送の帰りに森戸海岸へ・・
という流れで見つけて拾ってきたもの。
その当時はこれでもか・・という程たくさん拾ってきたのだが大きなものや
形の良いものは絵手紙の仲間たちや教室で配ったりして残ったいくつかが
ここに掲載した物。
深い穴のあいた少し大きな石は小さな花を挿したりして飾ると一層
可愛く見えたり風情を感じたりもするということで提供者の私が
一躍人気者に・・という懐かしい思い出と繋がっている。

この2枚はネットから借用



この不思議な穴は穿孔貝と言われる「酸を分泌して石灰岩、サンゴなどを
穿孔し、一生をその中で過ごす貝」の仲間のイシマテガイやカモメガイに
因るものだという。
石を溶かしてその穴に住む貝とは誠に不思議!


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10 コメント

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いのちを学ぶ (のびた)
2024-01-25 18:46:50
甌穴など見る機会が多いけれど 貝などのいのちが 石に穴を開けてしまうなんて 不思議な生態ですね
奥様も このいのちに触れて 絵手紙などに活かしたのでしょう
昔 若い頃 海水浴の為 森戸海岸近くの民宿に泊まったことがありますが これについては知りませんでした
返信する
Unknown (leelin)
2024-01-25 19:08:40
こんばんわ。

一気に寒くなりましたね。
中部地方にも大雪に警戒というニュースガァって心配でしたが多治見は大丈夫でした。
午前中吹雪いてましたかを午後からは太陽でできました。

能登で被災された方たち、私もfumiel-shimaさんと同じことを願っています。
1日も早く普通の暮らしが戻ることを強く願います。

この石みてびっくりです😲
実は家にもあるんですよ
サイズはもっとおおきいですが、ドリルで開けたようなきれいな円がたくさんあいてます。
父が知り合いからもらった石なんですが、これは宇宙から来た奇跡の石だ、と言ってました。
まさか…と半信半疑で聞いてましたが😅😅
これ絶対人間がなにか使ってあけたんだ、とその石
を見るたびに思ってましたが、この穴は、貝のお家だったんですね。
長年の謎がやっと解けました👍👍
ありがとうございます。

でもほんとにきれいな円ですね。
お写真の石の中にハート型もあって素敵です。
最後の右側の石は猫の肉球みたいで可愛いですね。

面白い写真、楽しませてもらいました。


自然界にはほんとにびっくりするような事があって、
返信する
珍しいですよね。 (fumiel-shima)
2024-01-25 22:02:45
のびたさん、こんばんは。

そうですね、実際に見る機会は少なくても水流によっておこる甌穴は知られていますが貝が穴をあけてそこに住み着くためということは考えにくいですね。

仰るとおり絵手紙の仲間たちと絵を描いたり小さな「一輪挿し」として使ったりしていました。

伸びたさんの全国を廻られた貴重な体験にはいろんなエピソードがあるんでしょうね。
返信する
不思議が解明されて・・・ (fumiel-shima)
2024-01-25 22:12:48
leelinさん、こんばんは。

名神高速・関ヶ原付近の大雪に因る車の立ち往生のニュースがありましたが、遭遇した人たちは大変だったでしょうね。

多治見はそれほどでもなかったのですね。
leelinさんの家の「不思議な石」「奇跡の石」の謎の伝説(?)が解明されてよかったのかどうか・・

友人たちに配ったものの中には大きい穴のものもありましたよ。
自然界、そして生き物の生態には不思議なものがありますね。
返信する
コダマ! (桐花)
2024-01-26 11:23:28
こんにちは。
寒いですね。
写真を見た瞬間、「コダマだ~」って思いました。
ご存知でしょうか。ジブリのアニメ『もののけ姫』に出てくる深い森にいる「木の精」です。
ご存知なかったらぜひ画像を検索してみてください。
このカタチといい、目と口に見える穴といい…
そっくりすぎで、もうわたしにはコダマにしか見えません~^^;
返信する
本当にそう見えますね。 (fumiel-shima)
2024-01-26 11:54:33
桐花さん、こんにちは。

ジブリのアニメ『もののけ姫』のことは何となく知っていましたし、ジブリの曲はよく聴くのですが映画を観たことがありませんでしたので登場人物(?)たちのほんの一部しか知りませんでした。
「コダマ」のことも今初めて知りましたので早速たくさんん画像を見てみましたよ。

本当にそう見えますね。
千恵子選手の仲間や友人たちに配ったものを思いだすとまさにそのとおりでした。
嬉しい情報をありがとうございます。
返信する
おはようございます (夕庵)
2024-01-27 09:53:24
「もののけ姫」に出てくるあの森の精霊「コダマ」そっくりですね。
甌穴は何度となく見ますが、こんな面白い形の石が
河原に探せばあるのですね。

この石に絵の具を乗せてみると素敵な作品が出来るのでしょう。
返信する
やはり夕庵さんは鋭い感覚と感性で・・・ (fumiel-shima)
2024-01-27 11:00:27
夕庵さん、こんにちは。

一個の石に穴が無数にあいたものもありましたよ。

この石を見て夕庵さんや桐花さんのように咄嗟に「コダマ」に思いが飛ぶその感覚は凄いですね。
そして絵の具で別の作品にする発想も・・・

私はまさか貝が硬い石に穴をあけるとは思いもよらなかったのですがこれも自然界の不思議な力ですね。
「雨だれ石を穿つ」の生き物版に思えました。
返信する
Unknown (すず)
2024-01-28 07:22:43
珍しい石ですね…
河原で石を子供の頃に拾っていたことを思い出しました。
父の実家の近くには、やっかん川があったので。

その父が22日に永眠しました。
83歳でした。
しばらくお休みしますが、どうかご自愛くださいませ。
返信する
御冥福をお祈りします、 (fumiel-shima)
2024-01-28 16:19:00
すずさん、こんにちは。

そうでしたか・・・

謹んで御冥福をお祈り申し上げます。

更新のない日が長く続いていましたのですずさんご自身の忙しさによるものなのか、またそのための体調不良などが原因なのか・・と考えていましたが、連絡を取るのも躊躇っていました。

千恵子選手は泣き崩れています。
私よりも2歳先輩ということはまだまだこれからが楽しくなる筈でしたのに本当に残念です。

悲しみ、寂しさと共に大きな喪失感で胸がいっぱいだと思いますがお心落としの無いよう、そしてお母さんをしっかりと見守ってあげてください。
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