先ほどマンションの管理事務所へ行き、抽選を・・・
その結果は・・・
過日マンションの機械式駐車場の上段(地上部)の1カ所が
空いたということが掲示板で通知され、希望者は本日抽選を
することになっていたのだ。
地上に駐車できるのは車高170cm以下、地下の部分は
車高が155cmという規定があり、マンションへ入居当時は
大きな乗用車だったが170cm以下だったので問題はなかったが
定年退職後にはじめた運送業ではトラックは勿論、仕事用の
ワンボックスカーも停めることはできず、乗用車はそのまま
利用していたが、仕事用の車は近くの駐車場を借りていたのだ。
その頃は大型バイク(ヤマハ・ビラーゴ1100cc)も駐車場を
借りていたが仕事が忙しくなってきた頃から乗用車をやめて
ワンボックスカーを仕事と乗用、両方に使い、車の買い換え時も
同じワンボックスカーを選んでいたのでマンションの駐車場は
10年以上も使う事ができなかったのだ。
利益は少なくても、仕事が忙しくなるとバイクに乗る機会も
減り、無駄を省く・・という意味も含め乗用車に次いでバイクも
手放すことに・・・
そしてワンボックスのみの生活が続いたのだが、昨年、
車の買い換え時にマンション内に駐車可能なサイズの車を
選んだのだが残念ながらマンション内で空いているのはA棟、
B棟ともに地下の部分のみ・・・
(地下は不人気?で10台分以上空いている・・)
そして今回、上の場所(地上部)1カ所が空き、今日の抽選
によって決まることになったのだが・・・
掲示板に通知されたときには・・・
マンション内に停めたくてもやむなく、すぐ近くの駐車場を
利用している人は私以外にも何人もいるようなので厳しい
抽選になるのかと思ったが2日前に発表された結果はなんと、
2名での抽選という嬉しい報せ・・・
確立50%だから確実にあたる・・・と無理にでも思いたいのだが
『勝負(?)は時の運』ということもある。
この2日間、ふとした瞬間に12日(今日)午前10時の抽選の
ことが頭に浮かんでいた。
管理事務所の前で二人が顔を合わせた時に、くじを引く順番は
どうなるのだろう。
もう一人の希望者は顔見知りで、よく話す相手かもしれない・・
或いは全く知らない人かも?・・・
最初に引く権利(?)を譲るべきか否か・・・
相手が同じように考え、『どうぞ先に引いてください』と言われ
たらどうしようか・・・
やはり私のほうが人生の先輩として相手に譲るべきか・・・
おそらく私よりも高齢で車に乗る人はこのマンションでは見かけないので。
最初に引くことができれば2分の1を自分で選ぶのだから
当たっても当たらなくてもまさに運命で納得もできるし、
後悔めいたものもないはずだが・・・などと考えて・・・
そして今日(先ほど)、抽選の場に臨む5分前、自由に選べるの
なら相手に先手、後手を選んでもらうことにしよう・・・
残り物に福があると考えるのも良いだろう・・・と考えたのだが。
結果は見事に外れ。
そう、何も思い迷うことなど全くなかったのだ。
抽選はあみだくじ方式で2本の線を選ぶのをじゃんけんで
決めるというものだった。
じゃんけんの結果、相手が勝ち、二本の線の左側を選択したので
私は自動的に右側となり・・続いて線を加えるかどうかの選択・・
相手の方は一本の線を追加記入・・私は線の追加は必要なしと
いうことで・・・その結果、外れとなったのだ。
私ももう一本追加しておけば私が当選だったのに・・・という
ことなのだがあとのまつり・・・というより、自分できめたこと
だから後悔などは全く無用・・・
相手(40代)の方も申し訳なさそうに挨拶をされ、私も
『残り物に福がなかったのです・・』と笑顔で話し、笑い合って、
何故か爽やかな気持で自宅へ戻ることができた。
退出時の管理さんの『B棟で近々1台分空くと思うので次も申し込んで
ください』という言葉に私の頭の中には『捲土重来』の文字が
浮かんだ。(本来の意味とは違うが諦めずにもう一度・・・と)。
見事に外れたことを妻に話すと『いいじゃない、今の駐車場で・・』
と軽やかな返事が返ってきた。
これも妻千恵子選手らしい言葉である。