『いつも、いつでも元気炸裂!』

どんな環境やどんな状況でも、どんな人とでも明るく元気な笑顔で交流するよう心がければ自他ともに更に元気な心が増幅します。

鳥、鳥、鳥、その2.

2021-06-08 10:59:50 | 喜怒哀楽をポジティブに
昨日の記事のミナミジサイチョウに比べるとその大きさは比べものに
ならないほど小さいので本来は話題にもならないようなことだが、
最近、我が家にあの食欲旺盛で、行儀の悪いヒヨドリをはじめ
他の小鳥(野鳥)たちも顔を見せなくなった。
蜜を吸うための花も終わり、訪問する意味が無くなったからだろうか。

ただ、ムクドリとスズメだけは頻繁に芝生に降り立ち、嘴を芝の
中に忙しそうに突っ込んでいる。

ムクドリというとよく駅周辺や街の中へ大群で押し寄せ、鳴き声や
糞の害で住民達を困らせている光景が報道されたりしている。
それを追い払うための対策等でも行政は頭を悩ませる様子も・・・

我が家へ訪れるムクドリやスズメ達は公園や大きな木のある家で
見かけるような数羽以上の数での訪問ではなく、一羽から三羽で
やってきてしばらく芝生内を物色しているが餌となるものがないと
みるや、たちどころに飛び立ってしまうということを繰り返して
いるようだ。

ムクドリのあの尖った黄色い嘴と黄色い足の動きを見ていると
不思議に可愛くも見えるのである。

ミミズか地中に這う虫か、何か少し長い餌を嘴にくわえた時の
頭を揺するようにして咥えなおし、飲み込む姿には真剣な様子が
窺えるし、芝生の上を行ったり来たりしても気に入った餌が見つから
ないような表情に見える時は気のせいか首をうなだれてでもいるかの
ように見えるのもまた面白い。

先着のムクドリのところへスズメ達が降り立っても驚く様子もなく、
『ここへ来るなっ』と威嚇するような素振りも見せない。
小さいスズメたちもごく当たり前のように芝生やテラスを歩き回り、
お互いにその行動を『我関せず』とばかり・・全く気にしないようだ。

昨日は明るい日差しの中、久々に二羽のシジュウカラがやってきた。
細い枝の間をチョコチョコッと行ったり来たりしながら
葉の間をくぐり抜けるように少しずつ移動していた。
虫でも探していたのだろうか。

太陽の光が射し込んでいたからだろうか、す速い動きの中でも
黒と白の体が一段とくっきりと見えるようだった。
じっとしていないその動きを見続け、目を離したくなかったので
カメラに納めることもできず、仮にカメラを用意しても私には
たぶん綺麗には写せなかったと思う。

昨日はいつもより少し長い滞在だったが動きが速い上、正面から
見ることができず、あのネクタイ模様といわれる部分をはっきり
見る事はできなかったが、手前の枝に横向きで止ったときには
黒く小さい嘴と目の下の頬の部分のあの真っ白で鮮やかな模様が
はっきりと目に入った。

私の掌に二羽が同時に乗るくらいの小さな体は私の存在に気づいてか、
これ見よがしとも思える軽業師のような動きで上下左右に飛び回っていた。

コロナ禍の社会と人々の様子、そして理由なども説明されないまま
開催に突っ走ろうとしているオリンピック問題・・・
明るい話題が少ない中で大自然は緑を鮮やかに、花々は明るい笑顔を
惜しげも無くまき散らしてくれるし,鳥たちはこうして気持を
和らげてくれるような動きで訪れてくれる・・・

ままならぬ世の中でもこんな何気ない日常を感謝したいと思う。











コメント (8)
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