先日、ある大学の相談センターの面接に行ってきました。
大学の学生相談は私がいつか就きたいと思っている仕事の一つで
無理だろうなと思いつつ、応募したら運よく面接に呼ばれたのです。
初めて行く大学だったのですが、息をのむほど美しいキャンパスで
私は夢中で何枚も写真を撮りました。
講堂の前に大きな桜の樹があり、真冬の今は枯れ木でしたが、
春にはさぞかし美しく咲くだろうと思われました。
面接は、残念ながら惨敗でした。
相手が求める経験が私には全くないことが痛いほど分かりました。
面接官が質問を重ねれば重ねるほど、私は自信を失い、
相手の心の溜息が聞こえるようで、逃げ帰りたくなりました。
私は俯きながら帰路についたのですが、
電車に乗って、色々と考えているうちに、
不思議と力が沸いてきました。
今回の面接で、私はまだ心理職としてはレベル1だということが
よく分かりました。
私は色々な職を経験してきたので、その経験が上乗せされるのではという淡い期待がどこかにあったのですが、
専門職としては、経験値が全く足りないことを思い知らされたのです。
レベル1のパーティーが、無謀にもレベル20のボスを倒そうとして、
あっさり全滅した。
そんな感じでした。
でも、それなら、ここから始めればいいのです。
自分のレベルに見合った経験をたくさん積んで、
レベルを上げて行けばいいんです。
これから私が出会う、色々な人、色々な経験。
これからどんな世界が私を待っているんだろう。
これから私はどのように成長していくんだろう。
私はもう40代半ばの中年ですが、
そんな私が可能性について云々するのはおこがましいかもしれませんが、
まだまだ私が知らない世界があり、そこに羽ばたいていける、
目指すべき目標がある、追いかけたい理想がある。
その喜びで、私は若い人のように心が震えました。
不採用の通知が速攻来たのにも凹みましたが、
レベルを上げて、また再挑戦しようと思いました。
桜の咲く季節に、あのキャンパスに、また立ちたいです。