Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

「家族につらいよ2」は笑えて泣ける楽しい映画

2017年06月03日 | 映画・コンサート

 6月3日(土)

 この映画、山田洋次監督のシリーズもの作品で今回が2作目となる。去年公開した「家族はつらいよ」が実に面白かったので「シリーズ化して欲しい。」とブログに綴ったが、更にパワーアップして実現した。

 映画の主人公というのは大体カッコいい人か個性豊かな人と言うのが相場だが、頑固で融通の利かぬ何処にでも居そうな年寄が主人公とうのがまずユニークなところだ。

 前回の「家族はつらいよ。」では、橋爪功演じる主人公の平田周造の頑固で身勝手な性格に、妻(吉行和子)が愛想を尽かし熟年離婚寸前に至ったのだが、最後は周造が折れて何とか寄りを戻す事ができた。

 これに懲りて少しは穏やかな性格になったのではと思われた周造だが、2作目になっても全然懲りておらず我儘な性格は相変わらずだ。今回は高齢者運転で周囲の者を困らせる。家族を巻き込んでのドタバタぶりは相変わらずで観客を大いに笑わせる。

 しかしこの映画はお笑いだけで終わらないのである。周造と天涯孤独な彼の学友との遭遇が、身寄りの無い老人の貧困問題を考えさせ団塊世代である私の心にさざ波をたてる。

 山田監督映画の好ましいのは善男善女ばかりが登場し、不愉快な思いをしないところだ。「家族につらいよ2」も笑いとペーソスの織り交ざったとても面白い映画だった。3作目~4作目と続き、最後の葬式シーンまで、橋爪功演ずる周造の奮闘ぶりを楽しみたい。

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毎年受ける胃&大腸内視鏡検査がいつも憂鬱だ。

2017年06月02日 | 日記

 6月1日(木)

 今日都内世田谷区の病院で、胃と大腸の内視鏡検査は受けてきた。この検査14年前胃癌の手術を受けて以降毎年欠かさず受検しているのだが、けっこう苦痛を伴うので検査前になると憂鬱な気分になる。

 「そんなに嫌なら受けなきゃいいじゃん。」と言われそうだが、そうもいかない事情がある。現在は経過観察の医療行為という事で保険が適用されるが、一度中断すると保険の適用外となり、検査費が一挙にUPする。そんなセコイ理由から止められないでいる。(医療費高騰の一因となって遺憾です。)

 こんな事を言いつつも、検査を受けて「異常無し」という結果が出れば、少なくとも我が身体の栄養補給部門については1~2年の範囲で安心できるのでありがたい事だと思っている。

 今年も嫌な検査を終え担当医から、「胃・大腸とも特に問題ありませんね。」とのお言葉を頂いたので、ホッと安堵の気持ちです。ある意味人生の山を一つクリアしたそんな達成感を感じます。

       

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