え ~ が ~ 天 獄

嗚呼、天国か地獄か、それなりに行き詰まりのパラダイス。
映画を中心に、あくまで個人的好き嫌いで感想紹介。

ツレがうつになりまして

2017年05月31日 | ドラマ
2011年 日本(東映) 121分 ドラマ
監督/佐々部清
原作/細川貂々『ツレがうつになりまして。』
   『その後のツレがうつになりまして。』『イグアナの嫁』(幻冬舎刊)
出演/宮崎あおい、堺雅人、吹越満、津田寛治、田山涼成、
    梅沢富美男、大杉漣、余貴美子

(75点) 旦那がうつ病になった若夫婦の物語りを堅実に撮った一作

パソコンのクレーム係をしてる堺雅人が認知症になってしまう。
売れない漫画家の妻宮崎あおいは会社を辞めさせ泣きまくる堺雅人と対峙することで改めて夫婦の絆を深めていく。
その横をイグアナが行ったり来たり。


宮崎あおいは魅力を感じながらもなんか怖い。口調とか強くやっぱ怖い。
でもここのところ宮崎あおいが観たくてDVDを何本か借りたが結局見ずに返したりしてた。
今作の宮崎あおいは笑顔少なくあまり可愛くなかったが細身のスタイルが良くてよかった。
地味な話だったが堅実な作りで好印象の佐々部清監督作品だったからか作品によっては苦手な堺雅人も出てたけど最後まで見れた。
職場とかうつ病気味の人がいたし、私自身なる可能性もある。病気として扱われにくく誤解の多いうつ病のことを教えてくれる良い映画だと思う。
だけどこんな夫婦愛の映画は独り身には寂しい。
ちょうどこの日この監督の新作で熟年夫婦の認知症問題を扱った「八重子のハミング」をこの日期限の招待券で観に行こうかとも思ったがやめた。二作続けて観るのはちょっと。


(2017年5月31日USV54円)


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