え ~ が ~ 天 獄

嗚呼、天国か地獄か、それなりに行き詰まりのパラダイス。
映画を中心に、あくまで個人的好き嫌いで感想紹介。

星を追う子ども

2016年11月17日 | アニメ
2011年 日本 116分 ファンタジー/宮崎駿
監督・原作・脚本/新海誠
声の出演/金元寿子、入野自由、井上和彦
      島本須美、日高里菜、竹内順子、折笠富美子

(90点) いや知らんけど宮崎駿マニアの新海誠によるバッタモンアニメの傑作!!

日本の田舎の女の子らしき主人公が怪物に襲われヒーローに助けられ、なんか知らんけど地帝国に行ってラピュタの悪役っぽい先生と冒険してナウシカっぽくネコと戯れ、もののけ姫のアシタカのようなヒーローも加わって、ファ・ファンタジーだなーーーー。
そして旅は終わり、またいつもの生活が・・・。
何処かで観たことあるような誰も見たことないような冒険活劇。血沸き肉躍るマンガ映画・・・。


ラピュタとナウシカともののけ姫を足してNHKで製作したような新海誠監督による宮崎駿バッタモンアニメの傑作!!
「君の名は。」を観て以来、新海誠監督作品をだいたい観た。最後にコレを観て新海監督の芸風をやっと理解。
アマチュア!!
いやいやこれだけ臆面もなく宮崎駿作品をてんこ盛りに盛り込んで一本の映画に仕立てるなんて並のオタクじゃーできねー。
しかも同人映画ではなくプロの商業映画と言うんだからたいしたタマだ。
よくもまージブリや宮崎駿から訴えられなかったものだ。
しかしまー自主映画として見れば大傑作。
「雲のむこう、約束の場所」や「君の名は。」もいろんな映画のイタダキを感じた。
「秒速5センチメートル」や「言の葉の庭」は単に私が元ネタを知らなかっただけなのかもしれない。
「君の名は。」で一躍超メジャーになってしまったので次回作からあからさまなパクリは出来なくなってしまうかもしれないが、私はコレ、けっこー面白く観てしまったのでこの芸風は貫いてほしいなーと思ったり思わなかったり。


(2016年11月レンタルDVD50円にて鑑賞)


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