え ~ が ~ 天 獄

嗚呼、天国か地獄か、それなりに行き詰まりのパラダイス。
映画を中心に、あくまで個人的好き嫌いで感想紹介。

可愛いだけじゃない式守さん

2023年01月10日 | アニメ
2022年4月~ 全12話(各本編23分) 青春/恋愛
原作:真木蛍五(講談社『マガジンポケット』連載) アニメーション制作:動画工房
監督:伊藤良太 副監督:山中祥平 シリーズ構成:成田良美 キャラクターデザイン:菊池 愛
CAST
式守さん:大西沙織 和泉くん:梅田修一朗 
猫崎 享:松岡美里 八満 結:日高里菜 犬束 秀:岡本信彦 狼谷さん:福原綾香
OP:なすお☆「ハニージェットコースター」
ED:中島由貴「Route BLUE」

(99点) 男前彼女と純情少年のイチャイチャがベースの青春群像劇。時に観るのが辛くなるくらいの多幸感に悶絶。

とっても可愛い美少女の式守さんだが、時々ちょくちょく可愛いだけじゃないカッコイイ式守さんが顔を出す。
不幸体質のカワイイ系男子、和泉君に向かって飛んでくるボールをキャッチ、落ちてくる看板をキック。
和泉君の応援があれば球技大会で活躍し優勝、ボウリングは300点のパーフェクトゲーム。そして和泉君は球技大会ではサッカーボールを顔面で受け保健室、ボウリングで1フレーム2投し両サイド1ピンづつ倒すと言う負のミラクルショット連発で最下位。
そんな二人の恋愛模様と友人・家族のエピソードとともに高校二年の春から冬へ、イベント中心に球技大会・夏休み・文化祭・体育祭、そしてとっておきのデートで締めくくる。
よくよく考えると美男美女カップルのイチャイチャと仲良し家族・素敵な友人たちとのリア充を見せつけられているだけなのだが、ドジっ子彼氏とアチョーな彼女のカップルコントと愉快な仲間たちの青春群像劇として嫌味なく爽やかで秀逸な作品に仕上がっている。
それだけで映画のようなオープニングとコミカルなゲームのような可愛いエンディングも素敵。


先にタイトルだけ知って「式守」と言う響きから陰陽道的な和風ダークファンタジーを想像していたのだが、放送が終了したあたりから本屋さんでイラスト集とか原作本とか並んでるのを見て美少女系の青春コメディなのかなと思い人気がありそうだったので気になっていた。
他のアニメをチェックしていたらアベマで全話無料配信されているのを発見。しかも配信終了まであと19時間。
その日は休日だったので5~6時間かけて全話一気見した。
ハマった。
その後、DMMテレビと言う配信サービスに知らん間に入会していたのでそこで1話ずつ再度鑑賞。
一回目は一気に見たので気にならなかったが二回目の時は描かれている内容が幸せすぎて眩しすぎて観ているのが辛くなるほどだった。
俺にはあんな青春なかった!いやあったのか? アレは近いうちに入るのか? 主人公ではないが犬束くんや八満さんくらいの位置にはいたこともあったっけ? いや、やっぱりなかった!! などと悶絶しながら観てた。
構成が上手くキャラの魅力も凄く温かい話でチョー面白かったのだが、気になると言えば式守さんの魅力が強すぎて和泉君の魅力が伝わりにくいところ。完璧ヒロインの式守さんがメロメロになるくらいなのだから相当な魅力があるはず。おそらくすこぶる可愛い美少年なのでは?と思う。しかも不幸体質からこけたり物に当たったりしてイケメンの嫌味が抜けている。実写で可愛い系イケメンアイドルを使えば解りやすいがアニメだと伝わりにくい。式守さん以外キャーキャー言っている感じが多少は表現されているが薄いので、ちょっと伝わり難くて、そこが気になった。
二回目を見終えてそのまま三回目に突入。
今はレンタルコミックで原作本を読み始めた。四巻まで借りたが続きが貸し出し中。アニメで描かれていない巻に入ったらどんな感じになるのか楽しみな今日この頃。


(2022年11月アベマにて一気見、2022年12月DMMにて二回目視聴、2023年観たくなるエピソードをザッピング視聴)


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