え ~ が ~ 天 獄

嗚呼、天国か地獄か、それなりに行き詰まりのパラダイス。
映画を中心に、あくまで個人的好き嫌いで感想紹介。

すずめの戸締まり

2023年03月03日 | アニメ
2022年 日本(東宝) 121分 アニメ/ファンタジー
監督・原作・脚本/新海誠
声の出演/原菜乃華、松村北斗、深津絵里、染谷将太
     伊藤沙莉、花瀬琴音、神木隆之介

(80点) 戸締りの旅の果てにあのときの記憶と向き合う女子高生すずめ

すれ違ったイケメンが気になり向かった先にはどこでもドア?開けるとそこは夢で見た世界?そして猫は喋りイケメンは子供椅子に。女子高生すずめは猫を追いかけて日本を北上。ドアから出てくるアレを押し戻し過去の自分と向き合うのだ。
    
前作がアレだったので新作は見る気が失せていたのだがベルリン国際映画祭に出品されると聞いて観てみたくなった。
観ているときは凄く面白かったのだが、見終えると随分小規模な映画のように思えた。
主人公たちの努力の結果なのだが、なにも起こらない映画。何か起こりそうで起こらない。意識して作ってはいないだろうが嗚呼これは賞を狙うような映画っぽいかも。
今までの新海誠作品とは違って男がイケメンで優しくて立派でかっこいい。ずっとイケメンのままなら女子に大ウケだったろうに、女子以外はついていけなくなっただろうからか、ほぼ全編三本足の子供椅子に。
いろいろと意味を読み解いて深く味わうことも出来るのかもしれないが、しない。
観終わった直後は確かに凄い感動したような気がする。でも今は観ているときは面白かったよとしか感想が出ない映画だったりする。観る価値はある観るべき映画ではある。


(2023年3月2日ミッドランドスクエアにてポイント鑑賞)


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