え ~ が ~ 天 獄

嗚呼、天国か地獄か、それなりに行き詰まりのパラダイス。
映画を中心に、あくまで個人的好き嫌いで感想紹介。

金星人地球を征服

2010年09月10日 | SF
1956年 アメリカ 68分 SF/侵略
製作・監督/ロジャー・コーマン
出演/ピーター・グレイブス、リー・ヴァン・クリーフ

(70点)チャチでチープなB級SFの古典。金星ガニ!

金星人の造型があまりにも有名なトホホSF。
金星人が地球にやって来る。不遇の天才科学者をたらしこんでスパイとし、要人をコウモリ型の洗脳メカを使って金星人のいいなりにして、さらに電気や水道、時計などあらゆるものを止めて、地球は、と言うか地方都市は大パニック。
邪悪な金星人は岩穴に隠れて地球人を遠隔操作。スパイにされた科学者の友人が立ち向かい、犠牲者を出しながらも案外あっさり退治。そしてカメラ目線で訴える。理想論で洗脳しようとする将軍様や教祖様的侵略者には気をつけなはれや!


腐ってもロージャー・コーマン、腐ったらロージャー・コーマンと言われるB級映画の帝王ロージャー・コーマンの製作・監督によるB級SF。
邪悪でユーモラスな金星人は金星ガニと呼ばれ映画以上に有名だが、出番は少なく寸足らずのハリボテで意外と弱い。だけど、そのトホホ感がまた突っ込みどころ満載でこのてのマニアにはたまらなかったりする。
覚悟して見ると意外とドラマ部分が面白かったりするのだが今回20年振りくらいに改めて見たら、やっぱりチャチ。でも、マニア待望のDVD化で売り切れ続出というガセネタが流れ慌てて購入。
ちなみに写真のシーンはない。面白そうな場面なのに残念。


(2010年9月セルDVDアマゾンにて1,500円で購入)

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