1957年 アメリカ ミステリー/法廷劇
監督・脚本/ビリー・ワイルダー 脚本/ハリー・カーニッツ 原作/アガサ・クリスティ
出演/タイロン・パワー、マレーネ・ディートリッヒ、チャールズ・ロートン
(90点) オススメ! 法廷劇の古典的名作
金持ちの未亡人が殺された。
犯人として捕まったタイロン・パワーは無実を主張。
病気治療中の老齢ながら敏腕弁護士チャールズ・ロートンに弁護を依頼。
タイロンの誠実な雰囲気から無実を確信したロートンだったが、未亡人の多額な保険の受取人が彼と知る。しかもアリバイの証人が彼の愛妻マレーネ・デートリッヒただ一人だと言う。
身内のアリバイ証言では信頼性が薄い。
しかも、こともあろうにその唯一の味方であるはずのデートリッヒが検察側の証人として夫の有罪を主張。
悪い女やでーコイツは!と思っていると、その女の秘密を握っていると言う謎の密告があり・・・。
「情婦」という邦題とポスターデザインからてっきり不倫モノの映画かと思いきやミステリーの女王アガサ・クリスティーの法廷劇でビックリ。
名優たちの演技とウィットに富んだ会話劇の面白さに溢れている。
どんでん返しのラストが有名らしいが、ちょっとやりすぎな感じを個人的には持った。
でも大人なユーモアに満ちた一級のサスペンス映画として見応え十分。
デートリッヒはいけ好かないオバチャンだが知的エロスを感じる。流石だ!
(2011年6月ベイシティTOHOシネマ午前十時の映画祭1,000円にて鑑賞)
にほんブログ村
監督・脚本/ビリー・ワイルダー 脚本/ハリー・カーニッツ 原作/アガサ・クリスティ
出演/タイロン・パワー、マレーネ・ディートリッヒ、チャールズ・ロートン
(90点) オススメ! 法廷劇の古典的名作
金持ちの未亡人が殺された。
犯人として捕まったタイロン・パワーは無実を主張。
病気治療中の老齢ながら敏腕弁護士チャールズ・ロートンに弁護を依頼。
タイロンの誠実な雰囲気から無実を確信したロートンだったが、未亡人の多額な保険の受取人が彼と知る。しかもアリバイの証人が彼の愛妻マレーネ・デートリッヒただ一人だと言う。
身内のアリバイ証言では信頼性が薄い。
しかも、こともあろうにその唯一の味方であるはずのデートリッヒが検察側の証人として夫の有罪を主張。
悪い女やでーコイツは!と思っていると、その女の秘密を握っていると言う謎の密告があり・・・。
「情婦」という邦題とポスターデザインからてっきり不倫モノの映画かと思いきやミステリーの女王アガサ・クリスティーの法廷劇でビックリ。
名優たちの演技とウィットに富んだ会話劇の面白さに溢れている。
どんでん返しのラストが有名らしいが、ちょっとやりすぎな感じを個人的には持った。
でも大人なユーモアに満ちた一級のサスペンス映画として見応え十分。
デートリッヒはいけ好かないオバチャンだが知的エロスを感じる。流石だ!
(2011年6月ベイシティTOHOシネマ午前十時の映画祭1,000円にて鑑賞)
にほんブログ村