え ~ が ~ 天 獄

嗚呼、天国か地獄か、それなりに行き詰まりのパラダイス。
映画を中心に、あくまで個人的好き嫌いで感想紹介。

コララインとボタンの魔女

2011年11月20日 | アニメ
2009年 アメリカ 100分 人形アニメ/ダークファンタジー
監督/ヘンリー・セリック 原作/ニール・ゲイマン『コララインとボタンの魔女』
声の出演(日本語吹替版)/榮倉奈々、劇団ひとり、戸田恵子

(80点) 人形アニメの最高峰、でもコララインに感情移入できねーのが難

築150年と言われるアパートに引っ越してきた生意気盛りの女の子コラライン。
両親は仕事に忙しくかまってくれず、前の町の友人が恋しい。
しかし、このアパートには封印されたドアがあり、ある夜、そのドアの先に行くことが出来る。そこには優しくいつも構ってくれる別の両親がいた。ただ彼らの目はボタンで出来ていた。
目が覚めると元の世界、だけど夜になればまたドアをくぐって別の世界でエンジョイ。しかし、それはボタンの魔女による罠だった。


このCGアニメが主流のご時世に人形アニメとは、しかもメチャなめらかな動き。これがCGではなくコマ撮りの人形アニメかと思うと尋常ではない情念さえ感じるのだが、ヒロインのコララインが性格的に可愛くないので感情移入が出来なかった。
なんか「千と千尋の神隠し」と似た感覚を覚えたがアレよりはこじんまりとまとまった印象。
なんでもコレ3D作品だったらしく3Dの評判はかなり高かったみたい。レンタルDVDで2D版を観たので本当の評価は出来ないかも。3Dで劇場で観たかったが交通の便の悪いシネコンで地味に上映していて観に行けなかったのだった。
観て損は無い逸品。


(2011年11月DVD100円レンタルにて鑑賞)

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