え ~ が ~ 天 獄

嗚呼、天国か地獄か、それなりに行き詰まりのパラダイス。
映画を中心に、あくまで個人的好き嫌いで感想紹介。

ガメラ 大怪獣空中決戦

2011年11月21日 | SF
1995年 日本(大映) 95分 特撮/怪獣映画
監督/金子修介 脚本/伊藤和典 特技監督/樋口真嗣
出演/井原剛志、小野寺昭、藤谷文子、中山忍、螢雪次朗

(100点) 個人的怪獣映画ランキング一位映画。燃える!

人を食らう邪悪な怪鳥ギャオスが現れ、その前に人類最後の希望ガメラが立ちふさがる。
それは海に沈んだ古代文明の負の遺産だった。
日本は二つの巨大生物の死闘の戦いの場となり東京タワーは崩壊しコンビナートは大爆破!
鳥類学者の中山忍は後を追い、自衛官の井原剛志も付いてくる、そんでもって蛍雪次郎はアタフタ。ガメラの巫女的存在になったセカールの実娘藤谷文子は勾玉(まがたま)握り締め強い眼差しでガメラをガン見。
今、人類の存亡を賭けた大怪獣空中決戦が幕を開けた。
そして爆風スランプのサンプラザ中野の歌声が高らかに響くのだった!


怪獣映画は大好きで、その中でも怪獣映画の醍醐味を存分に味わせてくれる本作は特に大好き!なのに、最近「ゴジラ」シリーズとか海外のB級怪獣映画のDVDを購入しているのに一番好きなコレを何故買わないのか?そう思ってアマゾンで購入。
まず言っておきたいのはこの映画が公開されたとき日本の特撮映画・娯楽作品がしょっぱかったこと。ハリウッドに比べて何十分の一の予算とは言え、香港映画よりは高い予算を組めても劣るしょっぱさに憂いていた。とくに平成ゴジラシリーズの酷さは全部とは言わないけど見るに耐えないものがあったのだが、そんな時コレを観て、「おっ!日本映画もやれば出来るじゃん!」と思ったのだった。
確かに冷静に見ると粗が多いが、もともと子供だましの無茶な怪獣映画をそれなりに設定を練り直して蘇らせた手腕には拍手。
金子修介監督のキャスティングセンスは素晴らしいが大根演技を引き出す演出力も光りウ~ン。でも中山忍の清楚な美しさはたまらん!
エンディングの歌も大好きでカラオケでは必ず歌う一曲。
やっと購入したので時々は観ようと思う一本。


(1995年毎日地下劇場にて有料鑑賞)
(2011年amzonにて2,000円にて購入鑑賞)


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日本侠客伝 昇り龍

2011年11月21日 | 任侠・ヤクザ映画
1970年 日本(東映) 117分 任侠/悲恋
監督/山下耕作 原作/火野葦平 脚本/笠原和夫
出演/高倉健、藤純子、中村玉緒、片岡千恵蔵、鶴田浩二、伊吹吾郎、荒木道子

(100点) 藤純子が美しい高倉健の仁侠映画

男、高倉健。女、藤純子!
女伊達らに刺青師で博徒の渡世人藤純子は石炭仲仕で労働者運動に燃える男高倉健に一目惚れ。
正義の高倉健は権力者たちから疎まれる存在。組合結成を巡って対立する友田組に命を狙われ瀕死の状態に。そこを藤純子が助ける。藤純子は言う「アンタの身体に一世一代の竜の彫り物を描きたい!」と。
恩義から承諾する高倉健だったが、高倉健には恋女房の中村玉緒が故郷で待っていた。
それを知った藤純子は身を引くが影ながら高倉健のピンチを救い、そして病におかされ寂しく朽ち果てようとしていた。
そんな藤純子を見守る伊吹吾郎。
嗚呼、藤純子、藤純子!!


高倉健主演の人気任侠シリーズの10作目。
前作「花と龍」と同じ原作・スタッフ・キャストの続編らしいが前作は観ていないし独立した一作として観られる。
とにかく綺麗!藤純子が綺麗!映像が色が綺麗!
もうそれだけで十分!
ああ、藤純子、藤純子!!


(2011年11月レンタルDVD100円にて鑑賞)

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