富貴蘭讃歌

富貴蘭の栽培記録と勝手気ままな四方山話です。

カシノキラン縞

2015年09月12日 | 野生ラン他
四国は高知産のカシノキラン

だいぶ柄が鮮明になってきました

野生ランの斑入りを考えますと
よく斑入りの見つかる種類と全く見つからない種があるようです

何故だかわかりませんが
このカシノキランは 斑入りの多い種類の一つ
着生蘭の中ではフウラン、セッコク。ミヤマムギランに次ぎ
斑入りの多い品種ではないでしょうか

ただ単に 野生にある個体数が多く 確率の問題とも言われます
私自身はそうは思わないのですが、、、

さてこのカシノキラン
白斑、黄斑、紺斑さらに墨やガシまで
それぞれの斑色の縞や覆輪、牡丹芸など色々 

こういう斑入り野生ランこそ 
ぜひ実生やメリクロンで増やしてほしいものです











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麗月

2015年09月11日 | 奄美
あれから3年と半分

ご紹介の年の夏に強い日で焼いてしまい 作落ち
やっと元に戻ってきました
月輪型の柄性とルビー根品種ですので時間がかかります

しかも日陰での療養ですのでひょろひょろの木姿に
根を確かめてから 来年は普通作に切り替えれるかもしれません
作り直しです

フウランは一度作落ちさせると
復帰するまで時間がかかります
作落ちの度合いにもよりますが 長いのは3,4年かかることも
要は作落ちしかけたときに
いかに早めに気が付き 適切な処理をするか
そのためにも 年2回ほどの植え替えで根の確認は必要かもしれません

といっても うちではそこまで手が回りませんが

昔から言われる 目肥は必要ですね















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龍泉錦覆輪

2015年09月10日 | 覆輪
あれから6ヶ月

またまた牡丹芸のような天葉を上げている龍泉覆輪
この白い天葉が暗んで覆輪になるとは、、、
不思議な木です

今迄意識してませんでしたが
このような柄の変化に築いたのは ここ2,3年
龍泉覆輪皆がそうなのでしょうか?
この木から出た覆輪子はすべて売却してしまいましたので
継承しているかどうかも わかりません
ただ木が大きくなり勢いが付いてきて初めてこういう変化にはなりました

縞の龍泉錦には無い芸ですので
覆輪に変化し独特の芸になったか
はたまたこの木だけの変化なのかもわかりません

どちらにせよ 芸と言うほどではないですが
一芸プラスとして楽しめますね 龍泉覆輪牡丹 
変な感じです















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ナギラン

2015年09月09日 | 野生ラン他
あれから1年と4ヶ月

ほったらかしのナギランです

日陰の棚の奥でひっそりすごしてます

ナギランの栽培は よく難しいと言われます
しかし うちでは庭の地植えでも育ってます

何年も作ってきて 栽培コツと言うか
ナギランの好む環境がだいたいわかってきました

地植えのナギランは
南側の庭に植えたのは調子がイマイチ
葉焼けしたり 最悪枯れる事も、、、
北側の日当たりの悪い湿った庭に植えているのはアキザキ含めまずまずの成長
北側の庭は 日照が悪くさらに巨大なリュウビンタイの下に生えてます
庭ですので明るいですが 日は全く当たりません 
花付は悪いですが 機嫌は良さそうです
そういえば 奄美で見た野生のナギランも 
うっそうとしたジャングルの下でひっそり生きてました

シンピジウムの栽培は 春蘭や寒蘭に代表されるような栽培方法が一般的
この固定観念的栽培法がナギランにとっては苦手なのかもしれませんね

鉢植えのナギランは すべて春蘭鉢でなくオモト鉢に植えてます
水持ちを考えての事です

どの育成方法が正論かわかりません
それぞれの棚環境が違いますので

只 経験上言える事は
水持ちよく 冬場は過保護に
これだけで うちははったらかしです












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月輪

2015年09月08日 | 覆輪
最近 ヤフオクに棚整理も兼ね ちょろちょろ出してます
趣味者の方からはもっと安いのを出せ とのお言葉を頂きます
これから秋に割りこのシーズンに入ると
色々出せると思いますが 基本邪魔くさがり屋ですので
ぼちぼち終了したいのですが 割り子の置き場所がなく、、、
ご笑覧

あれから3カ月
まずまずの育成具合

今回 紺の乗りの良い大子を外そうとコケを開けてみると
ルビーばかりで 泥根は1本
これでは割れません
泥ばかりですと いとも簡単に割れるのですが
このサイズの大子でも 伸びないルビーばかりでは割れません
月殿は往々にしてこういう事があります

ルビー根は綺麗なのですが
1センチくらいで止まりますし 育成に関してもいい事なし

案外思い切って外すと生命の危機を感じ
泥根を出すのかもしれませんか
そんなリスクのある事 私にはできません
相手は月輪ですので



















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