富貴蘭讃歌

富貴蘭の栽培記録と勝手気ままな四方山話です。

羆 H

2012年09月11日 | 
前回から2週間あまり  

本領を発揮しだしましたので
再度ご紹介

上野の展示即売会で東海園さんから購入し約1ヶ月半
購入時の木姿と比べてみてください
思っていたよりはぜが早かったですが
予想を上回る黄口羆のいい柄行きに

当時上野の展示会場では 
柄がはぜてない事も有り
ほとんどの業者さんが
これ羆?
と怪訝な顔をされておりましたが、、、
(ほらみてみって感じ この先見性に自画自賛)
唯一実幸園さんのみ、あれは羆だと断言

やはり羆は
見る目を持った業者さんから購入しないといけません
今までに何度も田舎っぺの業者さんから
建国羆を間違いない羆と勧められた事があります
ご注意を!

今回業者さんを実名で書きましたが
所詮ブログの公平なつぶやきですので
ご判断はそれぞれ、、、
これから業者さんに関しては実名でどんどん書きます
これが業界の健全な発展の為かもと


さて この羆
さすがに会長さんの割り子
ここまで来ると血統以外の何物でもないという感じ

木勢もいいので少し明るめで作ると
(それでも普通の風蘭より暗め)
ご覧の通り

腰斑も鮮明になり
世間で言われる いわゆる五十鈴川羆
羆は全て五十鈴川なのですが
芸が上手く出た鮮明な木がこう呼ばれるのでしょう

調子に乗ってハゼさすのはここまで
これ以上ハゼさしてはダメ
腰斑が判らなくなるほど全体をはぜさせると
後はチーンを待つだけ

今迄に沢山の羆を作ってきましたが
これだけの性を持つ木はなかなか見当たりません

一見、柄が良く綺麗に見えても
木勢がなければ羆は作れません
羆は根を見て買いましょう

柄と木勢が相反するのが羆です



いろんな角度いろんな光で撮ってみました




















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