離婚に苦しむ人へ

今、苦しんでいるあなたに寄り添って。

高島さんの裁判おかしいでしょう?

2012-06-05 22:40:35 | 日記
こんばんわ。

最近、見ていて不思議ではないですか?

高島政信さんと、美元さんの裁判。

全く意見が違うように見える。。。

そんなことありえません。

なぜなら、同じ環境で生活しているから

認知の仕方は違えど、事実はひとつだけ。

もちろん正しいとか、間違いではないんです。

どちらもおそらく正しいことを言っていません。

なぜなら、これは裁判だから。

「意見がかみ合っていませんねぇ」

というテレビの解説は的が外れているんですね。

離婚は、もちろん協議離婚からはじまり、

調停となり、調停には、離婚調停と、円満調停があり、

そこでも決着しなければ、裁判となる。

今日、テレビでも言ってましたが、

子どももいないし、お金でもめているのでもないのに、
裁判までいくのは珍しいのです。

それにDVテープが出てくるあたりが相当に激しい。

もう完全に勝つか負けるかしか、双方にはありません。

これで円満にもう一度夫婦なんてことはありえません。

しかも、どういう結論になっても、お互いに相当傷ついているし

心はボロボロです。

もう双方の弁護士の完全な戦略のうちなのです。
どう発言し、どう装い、どういう戦略で臨めば
最終的に自分にとって良いかの。

離婚裁判とはこういうものです。

だからそんなのしないほうがいい。

どうせ裁判官は、ただの役人で、他人です。
自分の人生とは関係がないんです。

だから、どちらかが、執着を捨てるのです。

まあ、この場合は、奥様の方ですね。
自分がどんだけ正しくても、相手のことを好きでも
相手が嫌だというのだから、しょうがないんです。

もちろん、相手は、メンタルの病気かもしれないし、
一時的なことかもしれない。

でもしょうがないんです。

少なくとも今は。

あなたが奥様の状況で、仮に、ほんとうに自分が正しくて、
執着を捨てられるでしょうか?

かなり辛いと思います。

でも、この執着を手放すところからはじまります。

どんなに苦しくても、辛くても、不可能に思えても、

手放すことでしか。進めないときがあります。

私がいつもいう、執着を手放すとは、
物事の善悪、価値判断を超えなければできません。

自分が仮に120%正しいと思っても、
その上で手放す勇気のことなのです。

それができるかできないか、
成熟への差となるでしょう。

善悪、正誤、利損、そんな次元には

執着を手放すことはできません。

どんなに悔しくても、不条理でも、不合理でも

それでも手放す。

ただし、執着を手放すことは

自分が負けるとか、責任あるということとは違う。

成熟への、唯一の道です。
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4 コメント

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Unknown (むいむい)
2012-12-20 02:17:58
なんとも難しい問題ですね。業を捨てることは口でいうのは簡単ですが、行うのはなんと難しいことか。自ら利を捨てる、勝負事ではなかなか出せない選択ですね。
返信する
むいむいさん (著者)
2012-12-22 11:58:24
むいむいさん、はじめまして

ほんとうに、なんとも難しいものです。

自ら利を捨てる。。。たしかに。

自らが思い、手放せない「利」とはほんとうに利なのか?

もし手放せないことで、
それにより苦しむのだとしたら、
それは利といえるのか?

結局のところ、利損は、表面的なこと。。。
そう思わずにはいられないのですが、
しがみつきたくなるとき、
自分にも言い聞かせています。

返信する
僕は手放せました (じゅう)
2014-07-09 16:11:03
著者様

今、やっとこの記事までたどり着きました。

まさに、著者様のおっしゃる、成熟への第一歩を
自分ができていたことを再確認し、とても安心しました。

自分が200%正しいとわかっていながら
相手のことを世界で誰よりも愛し大切に思っていながら

執着を手放し、妻がしたいようにさせてあげることが
最後の愛情だと信じて
離婚に応じました

妻が離婚を言い出してから私の僕の決意までの期間、2週間です

そして離婚から半年が経過しました。

心の底から愛していた、いえ、今でも本当に愛している元妻が
幸せでいてくれることだけ想い続け
日々の苦しさ、辛さ、不条理さ、人生の重さに
なんとか耐えて毎日をやり過ごしているだけの時間が過ぎていきます。

ああ 自分の選択は 間違いではなかった
そう思える記事を ありがとうございました。

もう、このメッセージは読んでいただけないかもしれませんが、書かずには居れなかったので書かせていただきました。

まだまだ辛い日が続きますが、
執着を手放した半年前をスタートとして
長いスタンスで過ごし、学んでいこうと思います。
返信する
著者様に読んで頂く事はないでしょうが… (sora)
2014-11-07 17:17:29
苦しくて、辛い毎日の中、このブログを読む事で自分の心と戦っています。

そして、私は正にこの執着を手放さなければならなき段階に来ています。

夫の離婚したい真相はどうであれ、夫の離婚したい気持ちは真実で、それ以上でもそれ以下でもない…
婚姻関係とは1人の想いではどうにもならない、だとしたら、私が手放さなければきっと二人とも前には進めないのでしょう、、分かっていながらも、まだどこかで期待してしまうのです、願ってしまうのです、、夫の気持ちが戻ってくる事を…
義両親に今の状況を話そうかなどとも考えてしまいますが、きっとそれも、話せば夫を説得してくれるかもしれない、と言う期待からなのだと思います。
別れは辛いです、愛する夫の描く未来には私がいないのだと思うと、心が張り裂けそうです、苦しくて苦しくて…助けてください
でも、自分しか自分を救えないのですよね、、
苦しいです…
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