ありえないことが起こる

だいぶ日がたってしまいました。

先週からずっと台風が日本列島をかけめぐり
被害の大きさに驚いています。
土砂崩れで亡くなった方もいました。

また昨日でしょうか、非常にショックを受けるニュースがありました。
商業施設の屋上から落ちてきた人に巻き添えを受けて
ちょうどその下を友達と歩いていた方に当たり２名が亡くなりました。
誰が予測できるでしょうか。
ただ休日を過ごしていて、いきなり命を落とすなんてことを。

最近では、芸能人でがんを告白してSNSで発信してくれている方の
インスタライブを見ていたのですが、心がつまる思いと同時に
人間の強さも感じました。

災害も事故も大病も、誰も予測できないことが起こります。
まして、戦争まで起きて、多くの人の人生が終わってしまったり、狂ったりしています。

生きている一秒、一秒、一日、一日がどれだけ奇跡の連続で成り立っているのか、
食事や睡眠、仕事ができていることがどれほど恵まれたことなのか。

ＳＮＳで見かけて、最近印象に残った内容がありました。

人には寿命があって、８０年だとすると、それは時間そのもの。
嫌なことに悩んだり、恨んだり、憎んだりする時間も、
楽しく笑顔でいて、大切な人と過ごす時間も、
不安や悲しみのなかで過ごす時間も、
すべて同じ時間で、確実に自分の人生の時間が削られて、減っていることだけは確かだと。

そんななかで、自分がどう生きるのか、生きたいのか。
そんな問いかけになりました。

私自身も考えていることですが、
離婚という人生の大きな出来事に、どのような意味づけをしようが、何もしなくても
過去の事実は一ミリも変わりません。
何かを学んでも、学ばなくても、それも自由で強制されるものでもありません。

唯一いえることは、死ぬときに後悔がないように生きたいという思いです。
死ぬ間際に、離婚した相手を思い出すことはないでしょうし、
仕事の失敗や、日々の些細なことも思い出さないでしょう。

できれば、自分にとって大切な人との大切な時間を幸せの中に思い出せる人生でありたいと思うのです。
輪廻転生があるかは知る由もありませんが、
少なくともこの人生ではやりきった。
最高の人生とはいかないまでも、まあまあよくやった！上出来。
と自分で納得できれば良いなという思いです。

予測不能、あり得ないことが起きてしまう今だからこそ、
生き方そのものを考えることは大切に思います。