離婚に苦しむ人へ

今、苦しんでいるあなたに寄り添って。

変化を恐れない

2018-10-08 00:00:01 | 日記
私が離婚してから変化したことに

価値観の変化があります。

これについては、過去にもたくさん書いています。

たとえば、高校から理系で

企業の研究者になるくらいに

テクノロジーとサイエンスを追いかけて、

新しい商品への開発や、探求が楽しかった若いときがありました。

でも、今では全く興味もなくなりました。

残業もたくさんして、勉強もたくさんして

職場の仲間と飲みに行ったりするのも楽しかったし、

研究リーダーをしたりと、そしてその高みを目指した若い時代が

ありました。

でも、今はどうでも良いというか、興味がありません。

なぜみんなそんなに会社の利益のために働いているのか、

少なくとも日本では、会社が利益が出たところで、

大した給料UPも見込めません。

日本の通勤では、一日2時間も残業すれば、自分の時間はほとんどないでしょう。

以前から言っていることですが、

時間の使い方に変化がありました。

自分にとって大切なこと、大切な人との時間を過ごすことに

集中します。

それ以外ののことはもちろん社交上、避けられないこと以外は

しません。

人生で重要なことが何かを考え、優先を変えました。

でも、当然ですが、私の価値観が変化しても

周囲は変わりません。

周囲は同じ価値観で動いているのです。

当然、合わなくなります。

であれば、結局、自分と価値観を共有できる人たちとともに

動くしかないわけです。

自分と同じ価値観の人たちの群れを探して、そちらに動くのです。

そして、もうひとつ。

自分の変化を恐れないでください。

人間は、今までのところにいる方が楽です。

変化すれば不安定になります。

周囲からの抵抗もあるでしょう。

変化しない方が楽というのは、何も苦しんでいない人はそうですが、

離婚という絶望的な苦しみを経験してきたなら、

きっと変化していかなければ、越えていけないと

自ら気づけるかもしれません。

変化した方がよほど楽になるかもしれません。

変化して、たとえ一時的には不安定かもしれませんが、

またその変化した先があらたな基礎になっていくのです。

変化すべきだと言っているわけではなく、

もし、その必要性に気づいたなら、

恐れないで変化してほしいということです。



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (s)
2018-10-12 19:12:32
二年前に突然の離婚を経験してからずっと拝読しています。
最初は会えていた子供にも会えなくなりました。

8ヶ月ほど前から知らない土地で新しい暮らしを始めました。
大きな変化を経て、心から笑えるようにもなりました。
状況も人も、そして自分も変化するものなのですね。
この先も変わりながら、思いの導くままに生きていこうと思います。
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Unknown (behonestasmyself)
2021-10-13 22:09:36
森羅万象 すべてのものは、

「適」に向かって 変化し続けている

という思想に 離婚の事態になる前から、

触れていたこともあって、

著者様がたびたびお書きになる「変化をおそれない」

旨の記事は、違和感なく溶け込んできました。

上記の思想は「野口整体」という 少し世間の常識とはかけ離れた思想をもつ世界で
からだ と いのち というものを見つめた方の
境地なのでしょうが、

それが、離婚の苦しみの果てに 辿り着くところと
リンクしているように感じられて

どん底の底の頃から それこそ、プロセスのようなものを感じたことを なつかしく思い出します。
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