離婚に苦しむ人へ

今、苦しんでいるあなたに寄り添って。

今しかないと思ったら

2016-04-23 00:00:01 | 日記
先日、ある本を読みました。

「モンベル7つの決断」辰野勇

モンベル mont・bell  良く見かけるアウトドアメーカーです。

この辰野さんは、すでに会長ですが創始者で
若いころには、日本でもトップレベルのクライマーで、
28歳で起業して会社を作ったのです。

日本のアウトドアや登山学校などの先駆けであり、
日本のアウトドアブランドとしても先駆者です。

前置きはこの辺にして、

気付いたことと、良いことが書いてあったので共有したいと思います。

常々そう思ってますが、
この本で、辰野さんが28歳で資本金ゼロで会社を設立したときの想いを書いています。

親から200万借りて、通帳残高を見せて、役所で登記して、すぐに引き出して親に返したという話。

つまり実際の資本金はゼロ円。

当然28歳の若者にお金を貸してくれる当てもない。

お金はあとで貯めればなんとかなる。
でも、時間とタイミングは、後悔しても取り返せない。
だから無理してでも、このタイミングで起業したのだと。


いつも私が言うことでもありますが、

自分の人生の残り時間など誰にもわからない。

たしかに、ローンや、子供の教育、子育て、会社の立場・・・

たくさんの制約はあります。

多額の借金をしてでもという話でもない。

けれど、今の自分にできること、今しかできないと感じていること

それを今せずには、後悔するはず。

離婚した今だからこそ、

いずれ再婚するにしても、一人の今だからこそです。

もちろん、子育て中の方もいるでしょう、

離婚して生活がギリギリな方も多いでしょう。

だいぶ以前にも書いてますが、離婚当時、

私は引っ越すお金すらないくらいで、弟に借りました。

引っ越しやさんもつかえず、友人に軽トラで運んでもらいました。

大手企業の管理職でありながら、調停や弁護士費用、そもそも子供が生れたばかり、

引っ越したばかりの離婚でしたので、お金が底をついてました。

それでも、通信教育で心理学を学びはじめ、コーチングを学びはじめました。

もうギリギリの生活。月末の請求書が恐ろしいときを過ごしました。

でも、生き延びた。

そしてあの時、はじめたからこそ、今のカウンセラーである私がいると感じています。

自分に最大限の投資をしたのです。

人と比較する必要はありません。

あなたがしたいこと、やりたいこと、

今しなければ後悔するだろうことを

全力で向かいましょう。

このことの本質は、

今を生きるということです。

もちろん、リスク管理は必要ですが、

その上で、最大限生きてやる。

きっと自分が後から今を思い返したときに

後悔のない人生の道となるはず。

次回は、このモンベルの本からもうひとつご紹介します。


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5 コメント

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Unknown (Pen)
2016-04-23 11:43:19
私は恵まれているのです。経済的には…なのに自立できず一瞬一瞬をやり過ごすことができないでいる。苦しい。お薬に頼る日々がどこまで続くのか、不安ばかりで出口が見えない。今の仕事も楽しくなく自信も喪失。
お薬もカウンセラーも自分が立ち上がらなければ治すことはできない。必死で仕事に行ってるけど能率が下がりボロボロ…休んだらこのまま泥沼へはまってく。そんな人も見てきた。原因は同じではないけれど。同じように転がり落ちて行きたくない。恐怖。私は病んでいるのだろうか。
離婚で人生が完全に破壊される人はいるのかしら?
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Unknown (aki)
2016-04-24 10:25:16
昨日で離婚から4年。自分がどれだけ愛に包まれていたのか、何も、誰も、失くなり居なくなった今感じてます。
自分、自分で、ずーと生きてきて、相手のことをどれだけ傷つけたんだろう。
今月に入ってから、ちょっとしたことで涙がとまらなくなる。
安定しない。4年経ってもこのザマ。
歳も今年で40。もう、ホント、無理。
それでも生きていくしかないのかな。
どうなんだろう。生き地獄だわ。
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Penさん (著者)
2016-04-27 20:55:25
Penさん

ほんとうに、、、
苦しいですね。。。

立ち上がろうとしても
そんな力が出てこない。
それでも必死にふんばっているんですよね。

仕事できなくても
うまくいかなくても、

それでもなんとか出社する

それだけで十分じゃないかな。
返信する
akiさん (著者)
2016-04-27 20:57:02
akiさん

4年たって、
当時のこと、
そして今のこと、
いろいろなことを想っているんですね。

そして40という年齢にも・・・。

生き地獄。。つらいね。
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Unknown (behonestasmyself)
2021-09-08 11:45:09
はじめて読んだとき、本当に…
この、金銭的にもどん底なのは、自分だけではないのだ、

制度は異常だと思うけど、仕方ないことなのだと受け入れることができたのは、
この記事のおかげでした。

そして、その状況のなかで、お金が必要な行動を起こしていけた著者様は、選ばれた人なのだと…思いました。
自分にはとてもムリだと。

しかし、そう思いながら、同時に、自分にもきっとできる、という感じもしていました。

最後の最後、どこかで、そこはかとなく、自分を信じられること、
それが与えられた最大のギフトなのかもしれないと思いました。
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