離婚に苦しむ人へ

今、苦しんでいるあなたに寄り添って。

見つめるのは自分の内側

2020-02-11 12:00:01 | 日記
対人関係で、多くの人が苦悩している。

職場でも、家族でも、ご近所でも、友人でも

そして、恋人や夫婦でも。

多くの人が、相手に要求しているからなのです。

人間だから、誰しも不安になったり、心配になったり、

イライラしたり、腹が立ったり、そういう感情はあるものです。

そんなときに、自分ではなく相手に原因を求める。

相手が〇〇してくれない、相手が〇〇するから、

相手の言葉が・・・、相手の態度が・・・、

冷静になって考えてみると、

たとえば、自分が上機嫌で、最高に幸せな気分のとき、

絶好調のときは、たいていの相手のことには我慢できるのではないだろうか、

大抵のことには寛容になれるのではないだろうか。

そして、寛容ではないとき、それは自分自身に余裕がないときではないだろうか。

相手に原因を求めるのは一番安易で簡単な方法で、

自分は傷つかないし、自分は悪くない、相手のせいだから。

他責の人というのは、そうやって生きてきている。

離婚した相手が、もしあなたのことを責めているなら、

それは他責の人かもしれない。

だからといって、自責して、自分で自分を苦しめるように言っているのではありません。

それで自己責任だと自分で追い詰める必要もありません。

ただ、他人、相手に自分の感情の原因を求めてしまうと、

いつも言うように他人は変えられないのだから、

長い間、自分の感情を他人にコントロールされてしまうようなものでないだろうか

自分の感情の主人公は自分の内にあるのであって、外にはない。もちろん他人は本来は関係ない。

間接的には関与するだろうか、最終的に自分の感情を決めるのは自分でしかない。

言われなくても、誰でもわかるのに、

はじめに書いたように、多くの人が相手のせいにする。

どうにもならない相手のせいで、自分の感情を左右されるなんて、なんとも無駄ではないか。

他人は変えられない。

どんなに説得しようとも、どんなにお願いしたところで、

相手も含めて、変えられるのは自分のことだけなのだ。

このことが本質的に理解できるようになると、

他人をコントロールすることがなくなり、とっても気持ちが楽になるはずだ。