離婚に苦しむ人へ

今、苦しんでいるあなたに寄り添って。

視野を広げる

2019-05-25 00:00:01 | 日記
題名だけ見ると、

道徳か?とも感じるかもしれません。

また上から目線のお説教かとも。

今、直面している「離婚」

もちろん、理屈抜きにして苦しい、悲しいということは

これまでたくさん書いているとおり、

みんながコメントしているとおりに、

想像を超えて苦しい。

私たちは日本人で、海外から見てくれている方もいますが、

多くはこの日本にいる。

いつも言うように、フランスは日本でいう事実婚はたくさんいるし、

海外は同性婚もどんどん進んでいる。

世界では親権は両親ともにあるというのが主流。

最近のハリウッド俳優のように、ラスベガスで簡単に入籍して、4日後に離婚というのもある。

要するに、なんでもあり、こうでないといけないということがない。

離婚をバツイチ、バツニなどと言うけれども、

みんながテレビで知っている、ビッグダディーや、元奥様のその後のことを見てみれば、

何が常識ですか、どれがスタンダードですかと言いたい。

結婚していても、これだけ不倫スキャンダルが多くて、

芸能人だからバレるけれども、世間ではどれだけあるのですか?と聞いてみたい。

これは私個人の考えですが、

離婚を越えていくとき、

いつもいう常識や慣習ではなく、

物事の本質をみていかないとならない。

離婚になるのはいろいろな理由があるけれども、

冷戦の夫婦で生涯いることが幸せなのか、

世間的に仮面夫婦を示すことが必要なのか、

子供が成人するまで?

熟年離婚がベスト?

今まで生きてきた常識で考えたら、

離婚はありえない、あってはいけないと思うかもしれない。

そして、何よりも、あってはいけないという強い想いが、

そんなことは自分にはあってはならないという

潜在的な意識が自分を苦しめてしまう。

その、あってはならない状況に自分があるということは

受け入れることができない。

視野を広くし、視点を変え、自分の生きる軸を変えて

新しい自分を再構成しなければ、どうにもならないと

この私自身が何年もかかって気づいた。

理屈から入るか、体感から入るか人それぞれの特性があるが、

頭でわかっても、現実的に心がついていかない。

そうだと理解しても、悲しみはなくならない。

理屈がわかっても、身体がついていかない。

だから、ほんとうに気づくには時間がかかるし、難しい。

それ以外の方法をたくさん試して、また戻ってくる。

ではどうしたら・・・、

これは、もうほんとうに自分で時間をかけて

それが自分にとっては、ベストであると自分で気づくしかない。

とてつもなく苦しい時間を耐えて、思考錯誤し、

右往左往しながら、10年以上のときをかけて、気づいた。

正確には、いまだに更新中かもしれない。

もっとも40年以上かけて作ってきた価値観を再構築するのだから、

それくらいかかってもおかしくはないとも思うのだが。

もちろん、少なくとも、私はそうやって乗り越えたというだけのこと。

いつもお伝えしているように、

強制はしないし、絶対とも言えない。

これもまた、ひとつの視点としてみてもらえたらと思うのです。