過去に何度か書いていますが、
とても大切なことなのに、
おそらく、周囲の人たちは知らずに、
あなた自身もそこにはまる可能性が高いので、
題名のようなことをお話します。
これは、離婚に限りませんから、
これから先ずっと大切なことです。
しんどいとき、苦しきとき、
まして、離婚や失恋のような絶望のような気持ちのとき、
そこから切り替えるために
大きな決断をしてしまいがち。
転職や、大きな買い物、
思い出の品の整理。
特に、死別などすると、
はやく遺品整理などしてしまうのは、世の慣例。
失恋しても
思い出の写真や品物を、さっさと捨てて、早く切り替えなさいと
周囲もアドバイスするかもしれない。
離婚したときも同様に、
いろいろなものを整理して、
そして、人生を一気に方向転換しようと転職したり、
全く違う土地に引っ越したり、
周囲は変化を望みますから、あなたにもアドバイスするでしょう。
あなたも、何とかして抜け出したいものだから
苦しみもがくなかで、覚悟したり、決断したり
とにかく、大きな行動に出がち。
ただ、ここでいつも言うのですが、
グリーフ(悲嘆)のプロセスで大切なことがあります。
このプロセスは、ゆっくり進むのだということ。
急激に変化しないということ。
そして、いつも言うことですが、
無理やり、強制的にどこかの方向性へもっていくものでもないということ。
苦しみのなかにあるとき、
1か月でも長く感じます。
もう数か月もたてば、すごい長く感じます。
もういい加減に、抜け出したいと焦ります。
しかも、周囲はそれでも遅いとばかりに、アドバイスしてきます。
でも、数か月なんて厳しいし、1年でも少ないくらい。
もちろん、人それぞれだし、断言できないけれども、
そんな数か月で元のようにはならない。何か無理している。
変化しないというのではなくて、変化はしているけれども
きれいさっぱりとはいかないということ。
そんなときに、どれだけ冷静に客観的に判断したと思っても、
けして冷静でも客観的にも判断できていないことが多いのです。
どれだけ情報を集めても、周囲の意見を聞いても、
周囲が大賛成でも、あなたも何の疑いがなくても、
それでも、苦しいときに、大きな決断はやめておいた方がいい。
つい、今しかないとか、ここで人生を変えてやるとか、
なんとかして抜け出したいとか、
いろいろと正当化したり、都合よく考えがち。
でもそれが、苦しみのなかにあると、
いまいち、はっきりとわからず、合理的、正当、妥当的、
正しいと勘違いしてしまいがちなのだ。
先延ばしできることなら、そうしたほうがいい。
人生のターニングポイントになるような
大きな決断は、苦しみの中でしないほうがいい。
少なくとも、あなたの心に迷いがあるなら、やめておこう。
とても大切なことなのに、
おそらく、周囲の人たちは知らずに、
あなた自身もそこにはまる可能性が高いので、
題名のようなことをお話します。
これは、離婚に限りませんから、
これから先ずっと大切なことです。
しんどいとき、苦しきとき、
まして、離婚や失恋のような絶望のような気持ちのとき、
そこから切り替えるために
大きな決断をしてしまいがち。
転職や、大きな買い物、
思い出の品の整理。
特に、死別などすると、
はやく遺品整理などしてしまうのは、世の慣例。
失恋しても
思い出の写真や品物を、さっさと捨てて、早く切り替えなさいと
周囲もアドバイスするかもしれない。
離婚したときも同様に、
いろいろなものを整理して、
そして、人生を一気に方向転換しようと転職したり、
全く違う土地に引っ越したり、
周囲は変化を望みますから、あなたにもアドバイスするでしょう。
あなたも、何とかして抜け出したいものだから
苦しみもがくなかで、覚悟したり、決断したり
とにかく、大きな行動に出がち。
ただ、ここでいつも言うのですが、
グリーフ(悲嘆)のプロセスで大切なことがあります。
このプロセスは、ゆっくり進むのだということ。
急激に変化しないということ。
そして、いつも言うことですが、
無理やり、強制的にどこかの方向性へもっていくものでもないということ。
苦しみのなかにあるとき、
1か月でも長く感じます。
もう数か月もたてば、すごい長く感じます。
もういい加減に、抜け出したいと焦ります。
しかも、周囲はそれでも遅いとばかりに、アドバイスしてきます。
でも、数か月なんて厳しいし、1年でも少ないくらい。
もちろん、人それぞれだし、断言できないけれども、
そんな数か月で元のようにはならない。何か無理している。
変化しないというのではなくて、変化はしているけれども
きれいさっぱりとはいかないということ。
そんなときに、どれだけ冷静に客観的に判断したと思っても、
けして冷静でも客観的にも判断できていないことが多いのです。
どれだけ情報を集めても、周囲の意見を聞いても、
周囲が大賛成でも、あなたも何の疑いがなくても、
それでも、苦しいときに、大きな決断はやめておいた方がいい。
つい、今しかないとか、ここで人生を変えてやるとか、
なんとかして抜け出したいとか、
いろいろと正当化したり、都合よく考えがち。
でもそれが、苦しみのなかにあると、
いまいち、はっきりとわからず、合理的、正当、妥当的、
正しいと勘違いしてしまいがちなのだ。
先延ばしできることなら、そうしたほうがいい。
人生のターニングポイントになるような
大きな決断は、苦しみの中でしないほうがいい。
少なくとも、あなたの心に迷いがあるなら、やめておこう。