離婚に苦しむ人へ

今、苦しんでいるあなたに寄り添って。

あなたの価値観は正解か?

2012-09-12 06:38:26 | 日記
おはようございます。

あなたは、いろいろな価値観を持っていますね。

逆にいうと、

価値観のない人はいませんよね。

だけど、おそらく生まれた瞬間にはありませんでした。

ということは、その価値観はどうやって身に着けたのでしょう?

日本で生まれて、東京に住んで、世田谷に住んで、

途中で引っ越して、○○小学校、○○中学、高校、・・・大学・・

家族は、祖父母がいて、弟がいて、両親がいて、

それぞれの仕事や、生い立ちが。。。

周囲の友達、恋愛、アルバイト・・・・

つまり、これだけの無数の条件のすべて掛け算で成り立つのです。

大きな影響を受ける因子はもちろん、家族や友達、学校かもしれませんが、

価値観が無数にあるのです。

見出しに書いたように、正解も不正解もありません。

そもそも、生きるということ、人生というものに対して

正解も不正解もないのは事実。

どう生きても、それはあなたの人生。

よく親や伴侶が、あなたが自由に生きたら、私はどうなるの??

というようなもっともらしい意見を言いますが、

それは少し違うのですね。

たしかにあなたはあなたなのです。

気ままに、自由に、身勝手に生きる権利はあります。

当然そのことによる結果も受ける覚悟で。

よく言うように自由と責任はひとつですから。

さて、そんなありふれたことを言うのが今日の目的ではありません。

離婚に際して、あなたが身に着けた価値観は何でしょう?

たとえば、

もう人を信じられない

傷ついたから立ち直れない

とてもではないが、再婚など期待できない

生きていけない

恥ずかしい

もう好きになってくれる人などいない

。。。

あなたの今思うことを書き出してみましょう。

そして、ひとつずつ、質問してください。

「それは本当か?」 と。

もし、「本当!」

⇒「ほんとうに例外はないのか?」と。

⇒「あなたが本当だと言い切れる証拠は何?」と。

⇒「あなたと同じ状況の人なら、100%そうなりますか?」と。

これは、屁理屈に聞こえるかもしれませんが、

人間の思い込みや、信念はとても強いのです。

特に、絶望にあるとき、自分は世界で一番の不幸を背負っているような

気分になる。それはみんなそう。

みんなそうなので、ある意味、みんなと同じくらいです。。。(笑)

全員が立ち直るわけでもないかもしれない。

そのまま、ボロボロのまま人生を過ごす人もいるでしょう。

でもそうでない人も半分以上はいる。

何が違うのでしょう?

人間的な資質に差があるわけではないはず。

そして、試練に大きな差があるわけでもないはず。

絶望的な状況においては、少なくともその人自身にとって
一番辛いのですからね。

つまり、本人の決断と意志以外には違いはないのです。

カウンセリングでは、よく自分を被害者だと思い続けて
改善へ向かわない人を「被害者温泉に浸かっている」と言います。

もちろんユーモアで、本人にも伝えることもありますよ。

離婚者でいえば、

「離婚者温泉に浸かっているのです」

離婚したかしないかは、たしかに大きい問題で辛いことですが、

傷がいえるまではしょうがない。

だけれども、一生、温泉に浸かっていることもないでしょう。

温泉から一度出れば、力強く歩くことができるのです。

そのことに自分自身で気づければ、大丈夫です。

辛い時期をやりすごしたら、今度は外を向く、

これは才能や、資質の問題ではなく、

自分の意思と決断の問題で、

どう生きたいのか?というあなたの根本的な人間力が試されるのです!

このブログを通して、一緒に進みましょう。

コメント (3)
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