育毛の道案内人が綴る事実・現実
育毛を考えるなら、事実と現実を知りましょう。発毛・抜け毛で頭皮と心身を壊して毛を無くしている事実と現実があります。
 



妊娠を考えているならプロペシアは飲まない方が良い

本当に偶然ですが、つい先ほど、びっくりするような理美容さんのブログを見てしまいました。その中に記載されていたのが、「プロペシアは精子に影響を与えません」と言う記述。こんなことを回答として書く神経が分かりません。

プロペシア(フィナステリド)は、頭皮以外の体の部位では、細胞の分裂を促す因子を集める作用を遮断するので、下手をすると未成熟の精子が分泌される恐れがあります。

だから、通常は妊娠を希望される男性には、医師はプロペシアを処方しないはずです。もし、飲むにしろ、飲むのを止めてから数か月間は子供を作らないよう助言すると思います。

だって、分からないから。

プロペシア(フィナステリド)は、10年ちょっと、日本では5年くらい

プロペシア(フィナステリド)が米国で認可されて使われ始めてから10年と少し、日本では5年くらいの歴史の非常に浅い薬です。

その為、飲んだ人とそうでない人を比べた調査はありません。10年と言えば、その頃に子供を作ったとしたら、子供の年齢は10歳です。日本人なら5歳です。

飲んでいた人に、どんな子供が生まれたのか?その子供がどのように成長しているか?
このブログを書いている段階では、これらを、飲んでいなかった人と比べた調査がないのです。

(もしかすると、あるかもしれませんが、私は聞いたことがありません。もし知っている人がいらっしゃるようでしたら教えて下さいませ。)

それを大丈夫だと断定して書くのは、どうしてもおかしいし、そんな書けるような立場じゃないのですね。

勘違い理美容師が本当に多い

一応理美容師は国家資格です。国家資格ですが、薬品の良い悪いを判断する資格ではありません。

あくまでも、体から外に出ている死んだ組織である髪をカットしたり・ブローしたり・染めたり・パーマをかけたり(したり)する為の資格であって、育毛のように生きている内部を触る為の資格ではありません。

たまたま、髪を触るので髪の専門家だと言えばそうですが、その専門家と育毛の専門家は全く畑が違うのです。勘違いも甚だしいです。

私は、日々医師とは違う立場で、違うアプローチで育毛のことを仕事として取り組んでいますが、理美容師は死んだ組織である髪を日々触って仕事にしているのです。

理美容業界が、薄毛人口の低年齢化を促進してきているのが事実なので、これを認めない限り理美容師さんのおっしゃることを信用したら、えらい目にあいます。
これをちゃんと認める理美容師さんは、「プロペシアは精子に影響を与えない」なんて絶対に言わないと思います。

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