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育毛の道案内人が綴る事実・現実
育毛を考えるなら、事実と現実を知りましょう。発毛・抜け毛で頭皮と心身を壊して毛を無くしている事実と現実があります。
 



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皮脂がなぜ分泌されているのか?を知らない人が多過ぎるのとと皮脂を問題にしたい人たちがいるのではないか?と感じています。このBlogを長年読んで下さっているなら、皮脂が分泌されている理由と取ってはいけないのをご存じでしょう。


ところが、美容外科等の医療関係のサイトでも「皮脂の分泌が増える理由は」食習慣や生活習慣・ストレスにしていて、一番問題になるシャンプーでの洗い過ぎを指摘していないのですね。それどころか、顔の毛穴より頭皮の毛穴の方が2倍も3倍も大きいことには触れていないのです。なんとしても皮脂を問題にしたい意志を強く感じています。



■人にとっては必要な皮脂は動物にもある


皮脂は人にとっては保護膜であり保湿膜でもあるので生きていくには必要な分泌分です。人の皮脂に該当するものは動物にもあります。


犬が洗われることを嫌うのは、自分を守る保護膜を取り去ることになるからではないか?と思います。サルにも猫にもカエルにも魚にもあります。


カエルや魚は、この保護膜を取り去ると死んでしまいます。命に係わる自分の保護膜を自らの意志で取っているのは、地球上では人だけです。


■皮脂は保護膜・保湿剤


皮脂は私たち人の体を守る為に分泌されている保護膜であり、かつ保湿剤であり柔軟剤でもあります。人の皮がめれた時、少し時間が経つとめくれた皮膚は固くなり乾燥してしまいます。これを見るだけでも、保護膜であり、保湿剤であり、柔軟剤であるのが分かります。


その為、皮膚表面の皮脂が無くなると生きていけないので、再度分泌されて皮脂膜をが再生すれます。特に、頭皮の毛穴は顔や体の毛穴の2倍か3倍大きいので、取ることを繰り返していると皮脂の分泌量が増えやすいです。


■皮脂(人)と皮膚常在菌は共生関係にあるから酸化(腐敗)しない


人の皮膚上には皮膚常在菌が住んでいます。表皮ブドウ球菌等の善玉菌が皮脂を分解して皮膚表面を弱酸性にしています。弱酸性下では、黄色ブドウ球菌や、マラセチア真菌等の皮膚にとっての悪玉菌が存在しているだけで悪さをしません。


通常の皮膚上には優勢な表皮ブドウ球菌やアクネ菌等の善玉菌も住んでいますが、黄色ブドウ球菌やマラセチア真菌(脂漏性湿疹・皮膚炎の原因菌と言われている)も住んでいるのです。


当然ですが、皮脂が酸化して腐敗することもないのです。そんな事があったら、人の皮膚は炎症が起こりまくりで生きていけなくなるのです。お湯や水で洗うだけで、表面の皮脂は流れていき新しい皮脂に生まれ変わっています。


■皮脂の分泌が増える理由


現在の私たち日本人の生活の中には、皮脂の分泌が増える要因が結構あります。脂っぽい物ばかりを食べていたりすると皮脂の分泌量が増えて顔が脂っぽくなります。全身の皮脂の分泌量が増えるのです。


ストレスを受けると、自らを守る為に皮脂の分泌量が増えます。夜更かしをしても皮脂の分泌量は増えます。これらも全身の皮脂の分泌量が増えます。


育毛と言う観点から見ると、頭皮の皮脂を取り続けていると頭皮の皮脂の分泌量が増えます。


なぜ増えるのか?と言うと、主に体を守る為に増えるとも言えます。食べる物に関してはそうとは言えませんが・・・。


■皮脂を取るとどうなるのか?


じゃ、この皮脂を取ればどうなるのでしょうか(皮脂を取るとは、清潔に綺麗に洗うことを言います)?頭部以外の体の場合、皮脂を取っていると乾燥しやすい体になります。どうしても毛穴は大きくないので、皮脂をとったら不足してしまい乾燥しやすくなるのです。


その上、保護膜を取っていますから、皮膚を傷めやすくなります。その上、皮膚常在菌のうちの悪玉菌の繁殖が増えることにもなるので、皮膚トラブルに見舞われやすくなります。


頭部の毛穴は顔や体の毛穴に比べて2倍~3倍大きい上に、元々皮脂の分泌量が多い部位でもあるので、さらに皮脂の分泌量が増えることになります。


これだけで済めば良いのですが、頭皮の皮脂の分泌量が増えると共に綺麗にした頭皮は弱酸性でなくなっているので、おとなしくしいた黄色ブドウ球菌やマラセチア真菌の繁殖が増えやすい環境になるのですね。実際に増えていると思います。


体や頭皮を綺麗にして皮脂を取っていると、体は乾燥して皮膚トラブルをかかえ、頭皮は臭い・かゆくなり・脂っぽくなり・フケも出やすくなのです。


清潔にしていると上記のようになるので、皮膚科医の中には体はお湯のみで洗うだけにしている先生もいます。私も体は20年程度お湯でしか洗っていません。お湯洗いだけにした時は1週間程度「体がかゆい」と感じましたが、今では体の皮膚はいたって健康で年齢の割には綺麗です。


頭部に関しては、仕事上自社製品の効果的な使い方や使い心地と髪の毛の反応を知る必要があるので、自社のシャンプーで洗っていますが、頭皮のこすり洗いはせずに髪の毛のみ洗うようにしています。


■過酸化脂質は体内で活性酸素の影響


時折過酸化脂質ついて、ご相談者からお聞きすることが多いので、この場でお答えしたく思います。


過酸化脂質は、食品の添加物を取った時やストレスを抱えた際に、添加物やストレスに対する為に体が活性酸素で中和する際に、体内の脂質を酸化させる為に出来るものです。


現在の日本人の食生活(カップ麺やコンビニ食・○○の素等の加工食品)には添加物が過剰に使われていて、抗酸化物質(主に野菜)を摂っていない人が多いので、過酸化脂質が生成されている人が多いでしょう。ストレス環境にいても同様です。


そんな方は、変な体臭をすることが多く、食習慣を改めると変な体臭は消えます。ストレス環境にいても同じように臭います。が、ストレス環境が無くなると臭いは消えます。


過酸化脂質が問題なのでしょうが、その原因になっている食習慣やストレスが薄毛の原因になっているのですね。


綺麗にしても、元になっていることが改善されないと、過酸化脂質は増えるだけになります。


とまぁ、皮脂に関して色々書いてみました。皆さんはどうお考えでしょう?




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