育毛を考える時のスタートラインが間違っている

【間違い１：効果のある育毛剤】

このブログを読んでいる人は間違わないと思いますが、ほとんどの人は自分の髪の毛に不安を覚えると効果のある育毛剤を探して使います。世の中とは良いもので、今はネットと言う手段があるので、探せばいくらでも効果のありそうな育毛剤が出てきます。

中には「厚生労働省が認めた」と言うような謳い文句の育毛剤があったりしますから、「これなら簡単に薄毛を治せるじゃないか！」と思ってしまいます。

こう思った時が、育毛の地獄の一丁目ですね。

いくら育毛剤に効果があっても、それは「あなた」の薄毛の本当の原因＝問題点を解決しないからです。医薬品であるリアップだって、発売後10年で5000万本集荷実績があるのに、薄毛の人が減るよりも増えているくらいです。

プロペシアも同様ですね。

この2つはすごい実績があるのにも関わらず、私のところへのご相談者が減ることがないのです。治せなくなった人のご相談が増えているくらいです。

理由は簡単、育毛剤にしろ医薬品にしろ、効果はあってのその時出ている症状に対する効果であって、根本的なところを治すものではないからですね。

ちなみに、医薬部外品ならどんな育毛剤でも厚生労働省が効果を認めていると言えるので、こんなことを告知するのは詐欺のようなものです。

【間違い２：あなたのことを分かっているか？】

次に、効果のある育毛剤を選ぶなら、ご自分のことを分かった上で選んでいるはずですが、ほとんど人は自分のことを棚に上げてしまっています。

自分の薄毛のことや自分の習慣・自分のことを分からずに、効果を求めているのです。

戦いに挑む時、相手の戦力も分からず、自陣の戦力も分からず、武器の性能だけで戦っているようなものです。

これで勝てる方がおかしいです。

私が、初回のご相談をとても大事にしている理由がここにあります。
あなた自身のこと、あなたの過去の経過、あなたの薄毛の状態等々、あなたのことを分からないと、必要な方法が見えてこないのですね。

先日もありましたが、皮膚科では脂漏性湿疹・皮膚炎だと診断されたのに、実はそうではなく洗い過ぎて角質層を痛めてただけの薄毛だったのです。こんな時に脂漏性湿疹・皮膚炎のケアや治療をしても治らないだけでなく悪化させることもあるのですね。この人の場合、何もせずに2ヶ月様子を見る必要があるのです。

【間違い３：頭皮が脂っぽい】

「私脂っぽいんです」とは、ご相談者のうち6割か7割くらいの人がおっしゃいます。脂っぽいから頭皮を清潔にしなければいけないと思っているのですね。

この認識でケアを始めたら、間違いなく毛を無くします。一時的に良くなることがあるかもしれませんが、必ず再発して、再発したら治らなくなります。

現在、脂っぽく感じていたら今までのケア法が間違っているのです。ここを正さないと育毛に成功しません。

間違えやすいスタートラインを３つ取り上げてみました。
あなたはどうですか？間違っていませんか？

間違っていたら早急に考え方を変えて下さいね。

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