育毛の道案内人が綴る事実・現実
育毛を考えるなら、事実と現実を知りましょう。発毛・抜け毛で頭皮と心身を壊して毛を無くしている事実と現実があります。
 



このブログを書いている育毛の道案内人である山田が、なぜ育毛相談を仕事としたのか?を今回はお知らせしたいと思います。その理由が分かれば、どれだけ現在の育毛の常識がおかしいのかが分かると思います。


育毛とは全く関係のない業界にいた


今でこそ、育毛相談の現場で仕事に携わり23年の実績と名乗っていますが、どんな人とも同じで初心者の時期がありました。それが1999年(平成11年)ですね。


当時は、起業して3年くらい経過した頃で「3年間は何でも良いから取り組んでみるぞ」と言うことを心掛けていた時期でもありました。


起業する前は


起業する前は大手の小売業で働いており、一つの売り場のチーフと言うか責任者をしていました。この現場で学んだことが、今の育毛相談の実務にすごく役立っていますね。それが以下のことです。



  • 一つの商品の動きを常に触り見ていると、売れ筋になっていく前兆がある。現場にいるから分かるのです。

  • パートさんやアルバイトさんの家庭の主婦の方が「欲しい」と言った商品は、必ず売れ筋になり品切れすることさえある。家庭の主婦の方はお客様でもあるのです。

  • 人を育てるコツは、反発をするくらいのところまで追い込み、さっと引くようにすること(これについては反論もあるでしょうが、人は必死にならないと成長しないのが分かったと言えます。)


上記を見て頂ければ分かりますが、現場を見て触ってお客様に聞くことがとても大事だと言うことですね。


現場を見ずに分からずに小理屈ばかり言う人が多いですが、理屈では判断できないことが多いのです。頭で考えたことはたいてい失敗しますね。


育毛の世界でも、ご相談者の中には理論や理屈が立派な方がいらっしゃいます。その理論や理屈はどの現場・現実を元にしているのか?をお聞きすると、たいていネットで調べた理論や理屈だったりしますね。


理論や理屈が立派なんだら、相談に来るのではなく自分で治せば良いじゃないの?なんて思ったりします。


起業3年後育毛相談と出会う


起業して3年くらい経った時、当時扱っていた理気健康茶のメーカーからのお誘いで、育毛製品を扱うことになりました。


当時は、国産のミノキシジル系の育毛剤が「発毛率80%で日本からハゲがいなくなる」と言われて鳴り物入りで発売されたこともあり、そんなに反響はないだろうな、と思いながらの取り扱いでした。


ただ、「育毛製品を扱うだけだと面白くないよな」と考え、育毛製品のメーカーの許可を得て、そのメーカーのホームページを参考にして「まぐまぐ」を通じてメールマガジンを出してみたのです。


当時はホームページを持っていること自体珍しく、「まぐまぐ」も創業間もない頃で開発者の方が個人的に運営していただけだったように思います。


初回読者数3000名を超えご相談者殺到


当時はメールマガジン自体珍しかったこともあり、初回配信の読者数は3000名を超えて新着で1位だっとように思います。2位だったかも。


メールマガジンを出すだけだと面白くないので、マガジンの末尾に無料の育毛相談コーナーを設けて配信したのです。


現在もメールマガジン自体は無料で配信していますが、ご相談自体は有料が基本です。有料にしたのは、ご相談者を名乗って回答内容を探りにくる人が多発したのです。


その回答内容を利用して有料のPDFファイルに利用されたり、他のご相談者への回答に利用されたりが多発したのですね。今でも時折少し残してる無料の相談で探りに来る方がいらっしゃいますから、有料を基本にせざるを得ないですね。


話は23年前のメールマガジンの配信に戻ります。毎週金曜日に配信すると、毎週30件40件と相談のメールが送られてくるようになりました。これには驚きました。国産のミノキシジル系の育毛剤が発売され、「日本からハゲがいなくなる」と言われ、当時としては驚異的な出荷数を誇っているのに、相談メールが殺到したのです。


当時は経験も少なく、知識もほぼ初心者レベルだったので、4ヵ月くらいしか続けられませんでした。


頭皮を洗ってミノキシジルで失敗


当時は私は初心者でしたので、メーカーの製品開発者の先生にメールを転送して回答を書いて頂き、ご相談者の方に回答を送信していたのです。今こんなことをすると個人情報が問題になることもあるのでやってはいけませんよ。


この相談メールに記述されていたことは驚愕の事実だったのです。このメールに書かれていたご相談内容を見たことが、私が育毛相談を仕事にしたきっかけになりました。その内容とは、以下の通り。



  1. ミノキシジル系の育毛剤を使ったら、頭皮が被れて髪の毛が抜けてしまった

  2. ミノキシジル系の育毛剤を使ったら、産毛が生えてきたのは生えていたが、頭皮が赤くなって前部抜けてしまった

  3. ミノキシジル系の育毛剤を使ったら、頭皮が赤くなり激しい痒みに襲われて使えなくなってしまった

  4. 某発毛サロンに1年以上通っているが、効果がなくどうしたら良いのか分からない


8割9割くらいがミノキシジル系の育毛剤による頭皮の異常と効果がないご相談で、1割か2割が発毛サロン育毛サロンに対する不満でした。


当時は、現在と同様に頭皮を清潔にして皮脂を取り、効果のある育毛剤を使えば毛が増えると信じられていた時期でもあったので、多くの人は頭皮を清潔にして皮脂を取りミノキシジル系の育毛剤を使って頭皮の異常と毛が無くなっていくのに悩んでいたのです。


常識的に効果があると言われていることを行って、頭皮に異常をきたし毛を無くしていたのですね。


常識的な育毛方法っておかしくないか?


常識的に効果があると言われる育毛方法を採って、頭皮に異常が出て毛を無くすって常識の方がおかしくないか?と思い調べた結果が以下の通りです。今も私が訴え続けている内容ですね。



  • 皮脂は人の体を守る保護膜であり保湿剤です。これを取ることを始めると頭皮が弱り皮脂の分泌が増えるようになります。

  • 効果は心身や皮膚・頭皮に負担を与えることになります。薄毛の人の頭皮は正常ではなく弱っているので、効果の高い育毛剤を使うと効果が出ても、頭皮がさらに弱り毛の育たない頭皮になっていきます。

  • 現場で起っていることと理論や理屈は違っていることが多いです。皮脂が育毛剤の浸透を邪魔していることは事実ですが、皮脂を取り効果のある育毛剤を使っていると上記の2つのようになるのが現実・事実なのです。


初心者であった23年前と現在とで、現場を踏んだ回数と知識と理論武装はかなり向上していますが、訴えていることの根っこの部分は上記と同じで変わっていません。


私自身は変わっていませんが、育毛業界も大きく変わっていなくて、23年前よりもひどい状態になっている人が多い傾向にあります。


変わってきたのは、医薬品が普及したことと医療と美容業界が参入してきたことです。それでひどい状態のご相談者が増えているって、これもおかしくないかい?



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