80ばあちゃんの戯言

聞いてほしくて

電子辞書

2012-01-11 18:42:34 | お正月
 今年は二日の朝背中が張って動けなくなった。

息子に頼んで背中と腕に膏薬を貼ってもらったが、

三日の日には背中中が真っ赤になったので、膏薬

はやめてメンタムを塗ってもらった。

4日の日には殆ど元気を取り戻したかに見えたの

だが、5日の日にはマッサージの予約を入れておいた

ので、出かけていったら、家に帰ってきた頃には声が

全くでなくなってしまった。

疲れ プラス 風邪だろうと思って、とにかく寝るこ

とにしたのだ

が、恋(声)わずらいは一向に治らず、今日は咳が

ひどくなった。

殆ど最低の家事をこなして、毎日寝て暮らしていた

のだが、一向に直らず、初めて年をとるのだから

本当に健康を維持するということは難しいことだ

なあと思っていたら、急に"けいがい”という言葉

が脳裏に浮かんできた。”けい”も"がい”も 

”せき”だと思ったが、がいは”咳”であることは

すぐ思いついたのだが、どうしても、”けい”の字

が思い出せない。 何時間も考えた挙句、分厚い

辞書をもって来て開いたまでは良かったのだが、

さて、画数の多い字なので、声の右に”るまた”

がくるのはわかったのだが、手元用の眼鏡と、

大きな虫眼鏡を合わせてみても、その先をどう

書くのか解らなかった。

仕方なく孫の帰りを待つことにしようと思って

玄関の下駄箱の上に辞書と虫眼鏡、紙と鉛筆をお

こうとしていたら、ガチャガチャと鍵を開ける音

がして、タイミングよく孫が帰ってきてくれたの

で、早速見てもらったのだが、孫もよく見えない

といって、"ちょっと待ってて、上から電子辞書

を取ってくるから。”

 といってくれたのである。

 お蔭で、謦咳の書き方が解った。電子辞書は

大きく見えると言うメリットがあったのを知ら

ないでいた。 多いに勉強になった。

ついでに ”謦咳に接する”という言葉を見つ

けた。 

尊敬する人に直接お会いするということで、

謦咳に触れるとも言うとか。