風竿の「人生の達人」烈伝

愛すべき友、仕事・趣味の磯釣り・ゴルフ・音楽、少しの読書などにまつわるあくまで「ヒト」に重点をおいたブログです

SASEBO BAY BLUES

2012年11月19日 23時59分59秒 | 風竿日記

毎日往復100キロの通勤も少しは慣れたのだが、夕方から夜にかけての高速道路は苦手

対面通行が多いせいか、対向車のライトで目の前がまったく見えなくなったりするのだ。

ひとつは年齢からくる視力の衰えもあるのだろうが、雨の夕刻など、真っ黒で路面が見えずに、思わず目を瞑ってしまうこともよくある。

西九州道路はけしていい道路ではない。

準高速道路のクセに通行料金は往復で1820円とやたらと高い。

ガソリン代もひと月でプールすると、とんでもない金額となる。

通勤に高速道路を使っていいわが社の決まりになっているのだが、それも半分だけだと知ったのはつい最近のこと・・・・。

何のことはない、高額な交通費を頂戴していたつもりが、赤字だった・・・・。

やはりちょっと早起きして国道を利用せねばならぬ。するとゆうに通勤が1時間以上かかる。

それじゃー、佐世保に住み込むか・・・・・。

この歳で二重生活も大変だしなぁ・・・・。

・・・と、長距離通勤はいろいろ考えることも多いんである。

それでも佐世保は魅力のある都市である。毎日の仕事はとてもクリエィティビリティに溢れているし、人口の多い分刺激にもなる。

かって東郷平八郎が天然の良港とほれ込んで、小さな寒村から一気に海軍の町になった佐世保市は人口26万人、ルーツは佐賀県よ・・・。という御方も多い。

そして、長崎県第二の都市なんである。

現在、基幹産業といわれてきた佐世保重工業(SSK)は造船の受注がなく、瀕死の状態

辛うじて海上自衛隊と米軍のベースキャンプで凌いでいるという状態ではある。

一昔前は外人バーで賑わった歓楽街も、外出禁止令もあり、閑散としている。

ただし、すべてにおいて沖縄とは違うのも佐世保の魅力なのかも知れない。

50年から続く日米協会という組織があり、年に数回米軍の皆さんとは仲良く交流しており、米軍の兵隊が引き起こす事件など殆ど聞かないほど、マナーも良いのである。

その昔、原子力空母エンタープライズの寄港反対のデモに出かけた私が、米軍の将校さんと仲良く話しているのだから、時代も変わったものである。

そんな佐世保に毎日通っていて、往き帰りに佐世保港を眺めている。

潮風の中で口ずさむのは、「サンフランシスコ・ベイ・ブルース」

そういえばオリジナルソングを作った。

「SASEBO BAY BLUES」

そのうちご披露する機会が訪れるかも・・・・。

いい街に勤めさせて頂いて感謝なんである。

 


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