毎日往復100キロの通勤も少しは慣れたのだが、夕方から夜にかけての高速道路は苦手
対面通行が多いせいか、対向車のライトで目の前がまったく見えなくなったりするのだ。
ひとつは年齢からくる視力の衰えもあるのだろうが、雨の夕刻など、真っ黒で路面が見えずに、思わず目を瞑ってしまうこともよくある。
西九州道路はけしていい道路ではない。
準高速道路のクセに通行料金は往復で1820円とやたらと高い。
ガソリン代もひと月でプールすると、とんでもない金額となる。
通勤に高速道路を使っていいわが社の決まりになっているのだが、それも半分だけだと知ったのはつい最近のこと・・・・。
何のことはない、高額な交通費を頂戴していたつもりが、赤字だった・・・・。
やはりちょっと早起きして国道を利用せねばならぬ。するとゆうに通勤が1時間以上かかる。
それじゃー、佐世保に住み込むか・・・・・。
この歳で二重生活も大変だしなぁ・・・・。
・・・と、長距離通勤はいろいろ考えることも多いんである。
それでも佐世保は魅力のある都市である。毎日の仕事はとてもクリエィティビリティに溢れているし、人口の多い分刺激にもなる。
かって東郷平八郎が天然の良港とほれ込んで、小さな寒村から一気に海軍の町になった佐世保市は人口26万人、ルーツは佐賀県よ・・・。という御方も多い。
そして、長崎県第二の都市なんである。
現在、基幹産業といわれてきた佐世保重工業(SSK)は造船の受注がなく、瀕死の状態
辛うじて海上自衛隊と米軍のベースキャンプで凌いでいるという状態ではある。
一昔前は外人バーで賑わった歓楽街も、外出禁止令もあり、閑散としている。
ただし、すべてにおいて沖縄とは違うのも佐世保の魅力なのかも知れない。
50年から続く日米協会という組織があり、年に数回米軍の皆さんとは仲良く交流しており、米軍の兵隊が引き起こす事件など殆ど聞かないほど、マナーも良いのである。
その昔、原子力空母エンタープライズの寄港反対のデモに出かけた私が、米軍の将校さんと仲良く話しているのだから、時代も変わったものである。
そんな佐世保に毎日通っていて、往き帰りに佐世保港を眺めている。
潮風の中で口ずさむのは、「サンフランシスコ・ベイ・ブルース」
そういえばオリジナルソングを作った。
「SASEBO BAY BLUES」
そのうちご披露する機会が訪れるかも・・・・。
いい街に勤めさせて頂いて感謝なんである。
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