風竿の「人生の達人」烈伝

愛すべき友、仕事・趣味の磯釣り・ゴルフ・音楽、少しの読書などにまつわるあくまで「ヒト」に重点をおいたブログです

武雄市のシンボル・マウンテン「御船山百景」

2010年01月19日 23時59分53秒 | 風竿日記

朝な夕なに仰ぎ見る御船山207mは市内の何所からでも見渡すことが出来る文字通りシンボルの山である。

そのせいか武雄の人々は武雄に帰ってくるなり、御船山が見えたら「ホッとするバイ」と仰る人が殆どなんである。

御船とは神功皇后が巡幸の折、この山に船を繋がれたとか、この山自体が船の形をしているからとか諸説がある。

後者の方が現実味があるのだが、神国日本としては前者の説もロマンがあっていいではないか・・・。

それにしてもこの山は多面的な顔をお持ちである。

たおやかで女性的な側面もあれば、男性的な荒々しい断崖絶壁もある。

ここの麓には武雄の氏神様である武雄宮もある。武雄高校や慧洲園、御船山楽園、友人のラーメン店来久軒などがある。

要するに武雄の町全体が山懐のようなものなのだ。

 

そして武雄温泉駅からびっくりするほど近いのである。

 

この山は大化の改新も、元寇も、秀吉の朝鮮侵略も、坂本龍馬も明治維新も、太平洋戦争も、そしてかっての蓬来町の賑わいも、市民病院問題も、黙って見てきたんだろうなぁ・・・・・。 

今夜も御船山の上空に新月が昇った。太古から繰り返されてきた営みが何事もなかったかのように、時の赴くまま巡っている。

私達のちっぽけでささやかな人生など、星のまばたきのヒトコマだといわんばかりに、御船山は今日も実にどっしりと武雄市民のくらしを見守っているのである。

今度一人で登ってみようと思う。


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6 コメント

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音楽と風景 (康洋)
2010-01-20 00:56:40
 この時間帯&仕事がヒマな時間帯に、風竿様のブログを拝見するのが楽しい日課と成ってます。頑張れ風竿さま!!
 この時間帯だと、ブランデー片手に資料整理をしながらICウォークマンでお気に入りの曲(若者には懐メロ)を聞きながら風竿様のブログ読みつまらぬコメントを。今、高田みずえが歌ってミドル・ヒットした「ガラスの花(作詞作曲・谷村新司)」が流れてます。私の持ち歌の一つで、研修旅行の宴会で歌って世話役のガイドさん・運転手さんが驚いた程の歌唱力だったらしく大受け!?決してオンチじゃ無いですよ!!(笑)
 少々時代遅れに成ったけど声優の水樹奈々、私の二従妹。彼女、歳を重ねるに従って母親にソックリ。ただ歌唱力で言えば、広瀬香美より二ランクも三ランクも落ちますね。いま広瀬香美のベルベットが流れてます。

 と、本日の音楽の話はこれまでで、半夜景の月と夜景の写真、縦でバランスを考えて撮れば
風竿様の感性だったらもっと良い写真に成ると思います。風竿さまは何にしても私より数段上の能力をお持ちのお方故、私如きが言わなくても良いと思います。
 最後に、熊本交通センターのHPの中でCMソングを呼び出して戴くと「秘密の県民ショー」って番組で取り上げられたCMソングとTVCMで使われた映像が出ますよ。女房曰く、「ロス・プリモスの歌みたい」って・・・話ですが(笑)。
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同じ月を (ただの人)
2010-01-20 01:20:20
三日月でしたね。
同じ月を見ておりました。
悠久の時間を見て来た月ですね。
山も又、、、
月は、沈む夕陽の側にくっきりと浮かんでおりましよ。、
ふふ、、見守ってくれているのですね。

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私も同じ月を・・・ (miwa)
2010-01-20 08:41:46
細く折れそうな三日月がとても好きな私です。
山閑人からの帰りにも、夕暮れ時の御船山と三日月と一番星がとてもきれいでした。
昼も夜も空を眺めるのは、とても大好きです。
空は、どこまでも繋がっていて、念じているといろんな想いを届けてくれそうな気がして…。

ところで、御船山にはどのあたりまで登れるのでしょうか?すぐ裏手まで行ったことはあるのですが…。
今度、私も登ってみようかしら???
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写真の仕事 (康洋さま)
2010-01-20 15:12:59
写真の仕事してたんでしたよね。才能あるお方だったのですね。今もでしょうか、やはりガンとの出会いで違う人生に出会われ、深められたのですね。面白い幅の広いコメントを前にすると、康洋さまのこだわりの人生がズドンと浮かび上がってきまして、思わずニヤリと笑う私です。感謝
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同じ月 (ママさま)
2010-01-20 15:23:52
新月の清々しさは見事ですね。そして寒が冴え渡る真冬の月ほど美しいものはありません。妥協を許さない孤高の気高さを思わされます。背筋をピンと張らねばですね。
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空は繋がって (美和さん)
2010-01-20 19:26:14
想いを空に託すって素敵な発想ですね。身の周りの当たり前の万象に、素晴らしい祈りの対象が無造作に転がっていますね。
御船山、一緒に登りましょう。
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