夜中に目が覚めてしまいました。
身体は眠たいのですが、どうにも眠れないんだよね。
まあ、この歳になると、色々考えることもあるのは仕方ない。
でも夜中の3時に目が覚めるってのは始末が悪いですよね。
中途半端な時間なんであります。
昨日は末弟の三回忌でありました。
身内だけのささやかな供養を営んだのですが、
それでも昔話が沢山テーブルの上に並べられ、
寂しい人生を送った弟の本当の供養になったんだと思ったものでした。
星のまたたきにも届かない人生ではありますが、
その短い間に出逢うご縁というものの尊さを思わされます。
末弟との縁もまさにそうでした。
生きておれば、まだ51歳、やりたいことも山程あったことでしょう。
彼の無念さを思うと、長兄として、何もしてあげられなかったことが悔やまれてなりません。
ひょっとしたら、
夜中に目が覚めたのは、その後悔の念が潜在意識を飛び出して、私を起こしたのかも知れないなどと、夜のテーブルで、お茶を呑みながら、静かに物想いに耽っています。
諸行無常、
時はただ過ぎ去るだけのものですが、
こうやって暫し早逝した末弟のことを想うことも、ある意味に於いて、供養なのかもしれませんね。
病魔に屈した弟の精神的な解放と、安らかなる冥福を祈らずにはおれません。
そして、今月の25日が彼の祥月命日なのであります。
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